シーン14:ファンタスマ(正位置)

GM
でわ、階段を奥へ奥へと進んでいくとですね。ファンさん、階段の横には歯車がいっぱい。
ファン
「おお〜、これは素晴らしいなぁ。何か仕掛けが動いているのかもしれないね。 それにしても、僕もこれくらい大きな研究所に住んでみたいなぁ」
GM
明かりは、ろうそくの光があるので問題ないです。
三只眼
そういえば昔これに良く似たものを見たような気が…
GM
あることにしていいよ。て言っても、歯車だけですが。
ファン
じゃぁ、これが何を動かしているかは…
GM
それは、ファンさんにも解らないよ。*1 で、奥へと進んでいくと左手に部屋が二つ、右手は歯車だ。
三只眼
あ、廊下だ。
GM
そ。で、右手なんだけど、歯車がごりごり動いているので落ちるとやべぇかなと。
ファン
「まぁ、君たちは手を出さないだろうけど、手を出すと手が真っ二つになったりとか、 ぐちゃぐちゃのミンチになったりするから、気をつけたほうが良いよぉ?  もし触ろうとするのなら、僕にちょいと言うことだよ」
GM
全員入ったんだね? でまぁそうすると階段の上の方が動いていって、出口がふさがってしまうね。
クリス
「これは… 先に進むしかないみたいだね」 で、ドアがあるんだよね。じゃぁ手前から開けてみようかな?
GM
でわ、手前から開けると、まぁ質素な部屋だね。ベッドが4つ5つ並んでるだけ。
クリス
それじゃぁ、次の部屋を見てみる。
GM
次の部屋はやたらと豪勢な部屋だね。
クリス
この豪華な部屋は、あの親父の部屋なのかな?
GM
いや、違うね。結構女性のものが置いてあったりするから。 そうだな、<知覚>で判定してみてくれ。 成功した人は、なんかこう、丸くて針が3つほどついてて太いのと、中ぐらいのと、細いのがある。
三只眼
フィニスの長い時を生きてきてもわからんか?
GM
解りません。最新の技術なので。解るのはファンさんだけ。
ファン
「これは時計と言ってだね。時を刻むものなんだよ」*2
クリス
「時を刻む?」
ファン
「そう。えーっと今はだね、午前2時。丑三つ時ってやつさ」
GM
そんな言葉あるのか?(笑)
クリス
「? 夜中じゃ駄目なの?」
ファン
「うん。夜中なんだけど、ちょっと朝に近いかな」
三只眼
「狭苦しい考えをせねばいかんのじゃのう」
ファン
「僕たち研究員って言うのは時間を計ったりして研究をするわけだから、しょうがないんだけどね」
三只眼
「全く、人間と言うのは時間に追われるのが好きじゃのう」
ファン
「仕方ないじゃないか。こんな地下にこもってると時間とか解らなくなるからね」
クリス
「んー。ここにはもう何も無いみたいだね」
ファン
「記念に持って帰るぐらいは良いんじゃないかな?」
GM
腕時計じゃないから携帯は結構厳しいけどな(笑) んじゃ、シーン切ろうか
だから、なんでこのリプレイはこんなに イタイ のよ…
*1歯車
 パっと歯車だけ見て、全ての構造が解るようなやつぁ居ない。 それが例え、錬金術のレベルを200持っていたとしても不可能だ。 じっくりとそこで時間をつぶし、何を動かしているのかを考えるというのであれば 話は変わってくるが、そんな余裕は彼らにはないであろう。
*2時計
 オフィシャルではないが、年代的には在ってもおかしくは無い。 幻の懐中時計「マリーアントワネット」が制作された時代とは、少々かけ離れているが。  マリーアントワネットは、その名の通り、マリーアントワネットの注文により造られた懐中時計で カレンダーはもちろん、時を知らせる鐘までも付いていた、まさしく幻の懐中時計。
****再編後記
 彼らが調べていたのは、客人用の部屋。 女性用の部屋がやたらと豪華なのは、ミドの趣味でもあり 本物のミドの奥さんの趣味でもある。 奥さんがいつ帰ってきても良いように、奥さんの部屋を その人の趣味通りに整えていたのだ。
 いや、そのようにプログラムされていると言うべきか。 奥さんなる人物がどこにいるのかも不明なのだから。 どちらかと言うとミドの為ではなく、カイルの目をごまかす為 と思った方が納得がいくかと思う。


入り口のすぐそばにあった奇妙な部屋。
大掛かりな研究所。すぐそばに答えを聞き出さなければならない人がいる…
ちなみに、彼らが探っていたのは客人用の部屋でした。