シーン19:ウェントス(正位置)

GM
さて、次は三只眼ですね。スナフキン(笑)
三只眼
いらねぇ〜(笑)
GM
で、奥へ入っていくと、<知覚>するまでも無く瓶詰めっちゅーかなんちゅーか… その中にカイルがごろごろごろっといるわけだね。
クリス
私は三人目だから…
GM
えーと、1個ずつモジュールっちゅーかなんちゅーか。筒みたいなのがあって、 青−い水の中にカイルが一人ずつ。柱みたいな感じで。
三只眼
その中に女の人の生首が…
GM
入ってない、入ってない!
クリス
頭を抱えたまま静かに歩いていく。
GM
で、君たち全員に闇の[鎖]が忍び寄る。
ルーシー
[悪徳]かぁ…
三只眼
ところで、これってどこかにオリジナルが存在するん?
GM
いや、その辺はまた後で話そう。
ファン
「まーなんて言うか、君が望むんだったらこの中の一つでも持って帰って 君がなんとかするって言うのも出来るんじゃないかな?」
クリス
「代わりなんていらないよ」
ファン
「…気休めにはならなかったようだね。ははははは」
GM
じゃ、クリス君。<知覚>判定。
クリス
(いっころ)だめ。
GM
もう1個あげよう。
クリス
(いっころ)それでもだめ。
ファン
やろうか?
三只眼
じゃぁ、こっちも。(コロコロ)失敗。
GM
どーぞ。
ファン
どうして、こんな時にクリティカルが出るんだろう(笑)
GM
そうすると、1個だけ空の奴がある。*1
ファン
てゆうことは、こっから出してきたんだな。 「ひょっとしたら、あなたには都合の悪いことになるかもしれないんですけどね。 まさかとは思うんですけど、このまま全部の水が抜けてカイルが全員で襲ってきたら、 …僕らどうなるんだろ?」
GM
それでは、通路の奥にもう1個扉があります。なんと自動ドアです。
クリス
「あれ、このドア取っ手がついてない?」
GM
近づくと勝手に開く。で、離れると勝手に閉まる。ぶしーっ!
クリス
「なんなんだ、これ?」
ファン
「そんなことは、どうでも良いじゃない。空いたんだったら奥へ進もうよ」
クリス
「そうだね。あの親父に一発食らわしてやらなきゃ気がすまない」
ファン
「僕としては彼のレポートが読んで見たいなぁ」
三只眼
「作り物とはいえ人の心をもてあそぶ奴は許せん。叩き潰してやる」
GM
じゃ、行きましょうか。自動ドアを開けて進むと、<知覚>…そうだな シーンプレイヤーだけやってくれ。
三只眼
≪心眼≫混ぜて…(コロコロ)おっけ、クリティカル。
GM
では、水のぬける音と、入る音が聞こえます。
三只眼
…「なにか、何かやばい音が聞こえたぞ。今、いまぁ! 後ろを振り返るな(笑)」
GM
で、前に進んでいくと、やたらとでかい機械が。
ファン
「Oh〜! ぐれいとっ!」
GM
で、その機械と奥のほうに妖しげな砲台が二つ。 かなり広い。天井までの高さは10m以上あります。
「ミド」
「(ため息)おやおや、人の息子を勝手に壊してしまうとは… なんて人達だ」
クリス
「息子じゃないだろ!」
三只眼
「あそこまで改造を施しておいて、何が息子じゃ」
「ミド」
「ぬ? …おおっと、これは失敬。ただの実験体じゃったなぁ。はっはっは…」
クリス
ますます許せん。
「ミド」
「すまないね。いや、ちょっとした勘違いだったよ。君たちも新しい実験台になってくれると良かったんだが… まぁなんにせよ、素晴らしいトループ達がいっぱいいるじゃないか」
三只眼
クレイがいっぱい、クレイがいっぱい(笑)
GM
…カイルなんだけどね…
ファン
クレイじゃないってばもぉ(笑)
GM
クレイはあんたが殺したんだよ(笑)
三只眼
てゆうか、そんなもの前を向いたまま後ろに手をやってこうだ! えい、∵大破壊∵! (コロコロ)17。
GM
17? それはかなり減るなぁ。半分減ってるやん。
「ミド」
「貴様ら、人の実験体を〜っ!」で、[宴]判定…でも意味ねぇ…
三只眼
いやぁ、[宴]ちょっと怖いからねぇ。
GM
確信犯かよ(笑)ま、いいや。とりあえずここでシーンを切ります。次から対決シーンだ。*2
あっちさ…
*1空の筒
 ファンさんの予想通り、PC達と会話していたカイルは、 この筒から出てきた。この筒は、生成と修理の装置なので、 たとえ粉々に砕け散ろうとも、パーツが一定以上あれば、 そこに放り込むだけで修復が可能だった。 PC達に、この手のお決まりのパターンに気付いて欲しかったのだが…。
*2[宴]不発
 この場合ミドの姿を見た時点で[宴]が起こる 聖痕を狩ると言う行為にこだわった結果、[宴]が遅れてしまった。
***再編後記
 自動ドアやら、青い筒やら、なにやらSFを思い出すが、 デクストラの本拠地なので、この位は許してくれい。
 ブレカナの世界ではデクストラの持つ技術は、 はっきり言ってオーバーテクノロジーである。 にも関わらず、世界の崩壊を招いていないのは、総生産力、そして デクストラの技術はいくら優れた物であったとしても、世間がそれを 魔法と認識するからである。報われないねぇ…


[宴]判定不発っ! なんてこった。
それはさておき、とうとう本性をあらわしたミド・ヒュメール。
彼のマシーンを撃破して、カイルの仇を討て!