シーン2:グラディウス(正位置)

GM
んじゃ、あなたですね。
クリス
とりあえずお父さんを探して歩いてる。
GM
ええ。当ても無く行ってるところで、キテハー村と言う所に来ています。
クリス
キテハー村(笑)
GM
はい、村なんです。でも、村というわりには結構大きいですね。 そこでまぁ今晩の宿でもとろうかなと歩いているときです。ちょっと<知覚>判定して下さい
クリス
<知覚>判定〜?知性低いんだよ戦士だから…(いっころ)失敗
GM
いくつで失敗?
クリス
17
GM
こっちは18で失敗だ(笑)
ファン
失敗したの〜(笑)
三只眼
ぐはー(爆)
ルーシー
似たようなもんだなぁ(苦笑)
GM
では、なんかこう懐に伸びる手が(笑)
クリス
よし、よし。つかむ。
GM
(少年)
「な、何するんだよ! 離せよ!」って。見た目は子供です。
ファン
ちなみに、僕も子供だったりする。17歳だから。
クリス
いや、クリス君16歳なんだけどね。
ファン
ガキばっかし。
クリス
大丈夫。ここに840歳が(笑)「うーん。もしかして、今僕の財布とか取ろうとしなかった?」
「少年」
「知らないよ、知らないよ。てゆーか、はなせよてめぇ」
クリス
じゃぁ、ちょっと放しておいてみる。
GM
んじゃ、にげるぞ。ズバシと逃げるぞ。<運動>はねぇ(コロコロ)ファンブルだ(笑)
クリス
<運動>は3回触れるんだな(コロコロ)成功。
ファン
もう、ファンブってるから成功してるも同然だし
クリス
しかもさぁ【反射】は19あるんだ。
ルーシー
やるな(笑)
GM
まぁ、逃げようとして勝手にこけたかな。「あうっ」ズシャァァァ。
クリス
あ〜ぁ。で、やっぱりこう…「守ってあげなきゃ」とか思うのかな?
GM
たよんねぇなぁとか。
クリス
しょうがないなぁ。うーん。どうしよう?
GM
悩むのであれば勝手に逃げるぞ。「へっ、覚えてろばっきゃろー」とかって。 じゃ、ちょっと所持金を確認してくれ。(コロコロ)なんでこんなに出目が悪いんだ! あ、良かった2が出たわ。ちょっとお金が減っています。1銀貨ほど。お小遣い盗っていっちゃいました。
クリス
うーん。持ち金が10銀貨になっちゃった。
GM
じゃぁ、本日のお宿でも決めてやって下さい。それであなたのシーンは切れちゃいます。
ファン
物忌んでいいかい?
GM
どーぞどーぞ。
クリス
出てなかったら判定はいらないんだよね?
ファン
あ、そうなんだ。知らなかった。
GM
次のシーンいくよ〜。アクアの逆位置。
びっくばいぱー
***再編後記
 このシーンは訳注無し。割りと良いシーンだったかと思う。 クリス君のPLがカイルの存在に気付いてくれたからだろう。

 そうそう、サイコロを振る擬音にも見覚えがある人は多いだろう。 そう、今は亡き「コンプRPG」の「ルナル・サーガ」等で使われていた擬音だ。 僕がRPGにはまったのも、あのリプレイを読んだのがきっかけで、 お陰で、ガープスのルールブックが結構揃ってしまった。

 しかし、RPGをやろうにも周りに仲間がいないと言う 典型的なパターンにはまっており、ガープスのルールは ただの飾りとなっていた。いや、今もか。 ガープスはキャラの製作にやたらと時間がかかるため、 どうしても「やろうか」と言う一言が出てこないのだ。


父親探しの旅に出た少年“クリス”が旅先でであった少年は、
この後、彼にとって忘れられない出来事のキーとなる。