シーン6:ファンタスマ(正位置)

GM
じゃ、このシーンはファンさんか、ルーシーさんですね。ファンさんにしましょうか。
三只眼
ようし、【希望】で登場だ。
ファン
「いや〜、強情な子供だったよ! ほんとにね〜もう…」
三只眼
(コロコロ)「ファン! 昨日の子供はどうなった!?」ばぁんって扉を蹴破って(笑)
GM
おいおい! 出て来るの早いよ!*1
ファン
「ななな。あんたぁ!」
クリス
何? 出るのか? じゃぁ僕も出なきゃいけないじゃないか(笑)
GM
(こ、こいつらぁ…)もう、この場に四人とも全員います。
三只眼
あれ? ルーシーも?
GM
チーム組んでるからね。クリス君もね。
ファン
「き、君達人の家に勝手に上がるなんて無用心じゃないかぁ。あうあう」
「ロドニー」
「いや、というか…」
三只眼
「ファン! いい加減わしの事を思い出さんか!」
「ロドニー」
「いや、というか私の話しをだね」ってロドニーさんが(笑)*2
クリス
「あ…誰でしょう?」
「ロドニー」
「いや、ここが注文していた家なんだが…」てんてんてん。
ファン
「あ! と言う事はあなたお客さんと言う事だ」
「ロドニー」
「あぁ、私はな。他の二人は知らんが… 三人か」
クリス
「僕はスリの子供を追いかけてきたんだよ…」
三只眼
「おう! そう言えばこの辺りで暴走したデクストラが暴れているそうじゃが心当たりはないか?」
ファン
「ンッン! 何の事だかサッパリだよ。 僕は別にそんな、まずくて食えないようなレーションなんかとか、 例えばおいしーケドお腹壊すようなレーションなんか作ってないぞ! 失礼な!」
クリス
作ってるんだね(笑)
三只眼
「どうしたファン。声が上ずってるぞ」
クリス
「作ってるんだね!?」
「ロドニー」
「三只眼君、そんな事を言って正直に出て来る悪党がいると思っているのかね」(笑)ロドニーさん
一同
(笑)
GM
ちょっとあきれてます(笑) まぁ、そんなこんなで、ロドニーさんはもう一人のおっさんと奥へと入っていきます。
ファン
「さーて… 所で、君等… 誰?」
「カイル」
「だから、いい加減離せって!」
ファン
ぐいいとつねりながら「君等だれぇ?」
クリス
じゃぁ…じゃぁ…「おまえ、1フローリン返せぇ!」
「カイル」
「知らねーよそんなことぉ」
クリス
「いやぁ、僕は覚えているぞ! うん、足りなかったもんね」
「カイル」
「落としたんじゃねぇのぉ?」
三只眼
「これ、小僧。これでも食らいたいか」て言って≪元力球≫(笑)
ファン
「あぁ〜。 君達そんなにお金に乏しいんだったら僕が1金貨づつふるまってあげるから」
三只眼
「金貨じゃと? いつからそんなに金持ちになったのじゃ?」*3
ファン
「何言ってるんだい。僕は…」
クリス
「いや、お金の事じゃないんだよ。だから〜、 こんな子供がスリをしてるって事自体が間違ってるんだよ。」
ファン
「ん〜、それはそうなのかもしれないねぇ」
三只眼
「まぁ、生きる為なら仕方あるまい」
ファン
「うん、僕もその意見には賛成だけどね」
クリス
けど、この子ってそんなに貧乏な子なのかな? プレイヤー的発言。 マスター、その子の身なりとかは?
GM
ぼろっちい。
クリス
ん〜ぼろっちいかぁ…
ファン
でも、父親が金持ってるのに、子供には貧乏な事させてるってのも良くあるしなぁ。
クリス
あぁ、その「父親」がプレイヤー発言じゃなかったら絡めれたのにぃ〜。
GM
さて、そんなお話をしているとだ。 ファンさん、自我判定してください。ダイス−1個。
ファン
ほーい。(いっころ)クリティカル。
GM
ぐはっ。 後頭部に強い衝撃が走り後ろを振り返ると、一人の青年が。
「青年」
「なんで、気絶しないんだよ?」
三只眼
それ、私見覚えないですか?
GM
ありまっせ〜ん。
ルーシー
「いきなり後ろから殴るとは卑怯なっ!」と…どつき倒す。(コロコロ)
GM
はぁい、そんなあなたに攻撃の前に(コロコロ)7で後ろから。ダイス−1ね。
ルーシー
ほや?こりゃ無理だろ〜(いっころ)クリティカル
GM
スカっと、バランスを崩す青年がまた一人。
クリス
「おまえ、誰なんだこんちくしょー!」
「青年」
「あー! おまえ見覚えあるぞ!」つって後ろで弓を構えた男の子が2人。
クリス
攻撃してくんの?
GM
いや、構えてるだけ。
三只眼
「こうしてくれるわ!」って攻撃して良いかな?かっこ手加減攻撃で。*4
GM
どうぞ。
kes
手加減攻撃が宣言されました
GM
(このゲーム、手加減するには特技が要るから却下なんだけどね(笑))
三只眼
子供達に向かって、≪元力:輝≫≪元力槍≫≪元力矢≫≪元力球≫
ファン
手加減してないじゃないかぁ!(笑)
GM
で?どのエンゲージにする?ファンさんと殴った子とカイル君、 ルーシーと殴った子。あと弓2人は、家の外。
三只眼
家の外は狙えないのかな?
GM
狙えるぞ、壁をぶち破ればな。
クリス
こいつなら、ぶち破るっしょ。
三只眼
んじゃ、弓の子達を≪元力:輝≫≪元力槍≫≪元力矢≫≪元力球≫≪元力集中≫
ファン
だから、手加減しろって(笑)
三只眼
(コロコロ)クリティカル! ばぁん!
ルーシー
手加減もくそもねぇ(笑)
三只眼
2人まとめてスタンかな?
GM
判定なしで、おっチンでますね。
三只眼
いや、手加減…
GM
べちゃべちゃっと吹っ飛んでますね。
三只眼
「これ、ガキ共!」って近寄る。
GM
首しかないんだけどね(笑)
三只眼
え? あれ? 手加減は?
GM
手加減しても首だけになっちゃったんだよぉ!(笑) クリティカル出しといて何言うんだよぉ。
三只眼
うひゃぁ…
ファン
手加減ってクリティカルが上がるわけじゃないんだ?
GM
そう言う特技があるんだよ。だから元々却下(笑)
クリス
うわーうわーうわー…
ルーシー
師匠、むごいです。
GM
あーじゃぁ、その爆発音を聞きつけて奥から2人が 「何をしておるんじゃ、人の家でっ!  はぁ! 死体が2つもぉ! 貴様等一体何をしてるんじゃ!」
クリス
「僕じゃないよ、こいつが勝手に」
「ミド」
「キサマかぁ!」ぶんぶんぶん
ファン
「まぁまぁ、良いじゃないか血生臭くても。なんか芳醇な香りがして…」
クリス
「芳醇とかゆーなぁ」
GM
んで…三人は逃げちゃうんですけどね。カイル君も。
クリス
「捕まえろ!」
三只眼
「同じ目に合いたいか!」
ルーシー
逃げるのか? 撃つぞ撃つぞ?
クリス
「撃つなぁ! うーつーなぁー!」
「ミド」
「人の息子を殺す気か、貴様等ぁ!」
kes
どの辺で気がついた?
GM
ドアを開けた所。
三只眼
じゃぁフェイオーに行かせよう。
GM
「貴様等、人の息子を殺す気かぁ!」つってフェイオーも止まります。
三只眼
止まんの? じゃ逃げられる?
GM
うん、逃げられる。てゆーか、あなた殺す気ですか(笑)
三只眼
あーくっそー…「誰じゃ、邪魔をするのは!」
「ミド」
「ワシじゃ!(笑)ワシじゃ邪魔をするのは。貴様等こそ何者じゃ」
クリス
「あの子のお父さんですか」
ファン
死体2つも見ればねぇ(笑)
三只眼
「ガキ共が逃げてしまったではないか」
「ミド」
「人の息子を殺す気かキサマぁ〜」
ファン
「まぁまぁまぁ。僕としてはだねぇ。 僕が手間とってやってきたことがこれで全て水泡に帰したって事について どう責任をとるのかが聞きたいんだけど」
GM
そっちですか(笑)
三只眼
わたしに?
クリス
「それより、どうしてそんなになるまで放っといたんですか、あなたは」
「ミド」
「いや、勝手に家を出たんじゃよ…わしは… わしは男手一つでここまで苦労したのにぃ(泣)」
三只眼
「何か、その育て方に不備があったんじゃのう」
「ミド」
「キサマ、遠慮なく人の息子を殺そうとする奴に言われとう無いわ!」
三只眼
「キサマは、20年前のあの森の事を知らんのか?」*5
「ミド」
「知らん」
三只眼
「あの森に住んでいた者とワシはちょっと知り合いでな」
「ミド」
「知らん。わしはこの部屋から一歩も外に出れんのじゃぁ!」
クリス
「どうして?」
「ミド」
「研究が忙しいんだぁ〜」
クリス
「そんな態度だから、息子がグレちゃったんだよ」
ルーシー
そうっすね(笑)
ファン
「まぁ、なんのかんの言っておやっさんの〜…」
クリス
「親って言う物は、子供にとって凄く大事な物なんだぞ」
「ミド」
「うぬ…」
クリス
「だから、僕はこうして父さんを探してるんだからな」
一同
そっちかい!(笑)
三只眼
「フリフリのエプロンでも着てメシでも作ってやれ」
クリス
「そうだそうだ。そして息子に嫌な事を言われたらジュディオングを流して 『父さん傷ついた〜』といわなきゃだめなんだぞ」
GM
嫌な父親だぁ(笑)
ルーシー
「それは、さすがに私も引くかな」(笑)
ファン
「まぁ、何のかんの言って二度手間になったけど、彼の事はまた探しておくよ」
クリス
「うん、そうだよ。放っとけないモンね」
「ミド」
「うーむ。ではすみませんがそちらのお二方、よろしくお願いします。 所で、そっちのお2人さん、壁を直すのを手伝って欲しいのじゃが」
三只眼
「お断りじゃっ。わしは帰るぞ」
「ミド」
「なんじゃとキサマぁ〜!」
三只眼
「フェイオー」*6
GM
壁ぶち破って来るんだね(笑)どっごーん
「ミド」
「うぎゃー! ワシの研究品がぁぁぁぁ!」(爆笑)
ルーシー
「ししょー! 何してるんですか!」
三只眼
「ほれ、おまえ行くぞ」
ファン
「と言うよりも、君は僕の二度手間については、手間賃のような物を…」
三只眼
「知らんな、知らんなぁー」ルーシーつれてとっとと逃げます
GM
はいっ、ロドニーさん置いてけぼり。
ファン
友人としての意見まるで無視かきさまわ(笑)
三只眼
きさまが思い出さんからじゃろうが(笑)
クリス
「じゃ、僕はカイルを探しに行くんで…」
「ミド」
「あーちょちょちょっと待って」
クリス
「なんでしょう?」
「ミド」
「あの…屋根を直すの手伝っていただけないでしょうか」
一同
(爆笑)
クリス
(びしぃっと三只眼を指差して)こいつが悪い!
三只眼
もういなーい(笑)
クリス
「じゃぁ、報酬とかは要らないから一つだけ約束してくれ」
「ミド」
「な、なんじゃね?」
クリス
「もっと子供を大切にする事っ」
ファン
「子供に諭されちゃおしまいだね、おやっさん。ははは」
クリス
はいっ、次のシーン行きましょ。
GM
ういっす、切りマース
サギ
*1登場判定
 確か前のシーンで無理と言ったはずである… 人の話を聞いていなかったのか?
*2ロドニー
 ここで彼が、[登場判定]をせずに登場しているのは 三只眼達とチームを組んでいたから。 あと、話の展開の都合。変な所に暴走しそうだったので。
*3金貨じゃと?
 この時の「金貨じゃと?」の台詞は僕のお気に入りである
*4手加減
 相手の【HP】がマイナスに行かないようにするには レクスの≪気絶攻撃≫を組み合わせる必要がある。 ただし、Cの武器でなければならないので、 元力ではどうあがいても「手加減」する事は出来ない。
 それにしても、全然手加減じゃないよな、あの組合せは…
*520年前
 メオティアの森の事。 ヘルマン一世の命令でゲオルグシュローダーが燃やした云々… のブレカナでは有名な話。 しかし、この状況とは何の関係も無い。
*6フェイオー
 フェイオーは3○3EY○Sのアレ。 マスター特権でコンバートしたのだが、レベル6にしては強すぎとの声もあった 攻撃用ではなく防御用としたのでそんなものかと思ったのだが… 実際、このアクトでは始末している訳だし。
***再編後記
 まぁ、ドタバタとやかましいシーンである。 このシーンを見てもらえれば、少年達が 集団による人海戦術を得意としている事が解ると思う。 また、上っ面ではあるが対立構造が見え隠れしている。
 GMによる引っ張り無しで、すいすい進んでくれたので 結構お気に入りのシーンでもある。 まぁ、ここまで上手くPCだけで話が進んでいるのは、 一重に三只眼の立ち回りのお陰なのだが…
 にしても、ルーシーもとい「Da!!」君や。 君は本当に、このアクトに参加していたのかね?(笑)


自分の境遇と、カイルをダブらせるクリス…
自分にとって良き研究仲間であるミドを助けたいファン…
そして、騒ぎを大きくするだけ大きくした三只眼…
しかし、ミドにとってカイルは…
あれっ?誰か忘れてるよ−な(笑)