シーン7:コロナ(正位置)

GM
このシーンはルーシーね。三只眼も一緒に出てちょ
ルーシー
おいっす。
三只眼
物忌みたい〜(笑)てゆーか、今フェイオーの上ちゃうん。
GM
まぁ、その辺はルーシーが決めて。宿屋でもいいし、フェイオーの上でもいいし。
ルーシー
ん〜。宿屋にでもしますか。泊まるんだったらお金払わないといけないよね?
GM
あぁ、それはロドニーさんからぽこんと出てるから問題無し。
三只眼
「これ小娘、レッドバロンを持ってきなさい」(笑)
GM
だから無いって!(笑)
クリス(のプレイヤー)
「はい、レッドライスでございます!」
GM
血の色のご飯。早い話が赤飯。
ファン
赤飯かぁ…
ルーシー
とりあえず、酒場か何かあります?
GM
あぁ〜、お宿の一階が酒場ですから。
ルーシー
じゃ、飲んできますか。「何かワインでも」
GM
「ワインですか? それじゃ『すっごくおいしいワイン』を…」
ルーシー
「それは止めておきましょう」(きぱっ)
GM
ちっ*1
ファン
どうしよう、出ようかな?
GM
出たきゃどうぞ。
ファン
(コロコロ)ダメ
三只眼
どーでも良いけど、さっきの[悪徳]とか来ないんだ?
GM
来ません。凄く三只眼らしい行動だったので(笑)
三只眼
パールヴァティはあんまり殺すのが好きじゃないんだけどなぁ。まぁいいや。*2
GM
で、君達がそうやってわいわいやってると、つかれた顔をしたロドニーさんが。
三只眼
「おう、待ちかねたぞ!」
「ロドニー」
「キサマ…待ちかねたでは無いであろうが!」(笑)
三只眼
「どうした、何をそんなに怒っておる?」
GM
「屋根の修理を手伝わされたわ。途中で抜けてきたがな」
ファン
てことは、僕らもくもくと修理してるんだね(笑)
三只眼
「ドコか雨漏りでもしておるのか?」
「ロドニー」
「あんたがぶち破ったんでしょっ!」(笑)
ルーシー
「確かに、師匠がぶち破ったのではあるが」
三只眼
「ふん。形あるものいつかは滅びる」
「ロドニー」
「おかげで、情報を聞き出せなかったではないか」
ルーシー
「しかし、アレは正当防衛でしょう」
三只眼
「そうじゃ、正当防衛じゃ」
「ロドニー」
「過剰防衛と言う言葉を知っているかね君達」
三只眼
「何じゃ、始めて聞く名前じゃのう」
「ロドニー」
「ぐはぁ! キテハ−な…」
ルーシー
「あぁ、師匠はもう完全につぶれている…」
「ロドニー」
「また明日謝りに行くので、その時には君達も頭を下げてもらうよ」って
三只眼
「お断りじゃ」
「ロドニー」
「ナニ?」
ルーシー
「わ、私は何もしてないのに…」
三只眼
「お前はメオティアの森の事を知らんのか?」
「ロドニー」
「知っとるわい、そのくらい」
三只眼
「人が今までどれほど酷い事をやってきたと思う!」*3
「ロドニー」
「無茶苦茶言いよるの、おぬし… ん〜、とにかく、明日一緒に来てもらうからな」って
ルーシー
「嫌です」
「ロドニー」
「い、嫌です? なに?」
三只眼
「お断りじゃ」
「ロドニー」
「仕方ない… 私一人で行ってこよう…あー茶菓子茶菓子…」 そのまま消えていきます。
三只眼
黄金色の茶菓子がはいってたりするんだろ(笑)
GM
じゃ、そんな感じでシーンが切れます。
クリス
はーい、ナムナムしまーす。
三只眼
あ〜、ナムナムしてぇ〜!*4
天晴れ
*1ワイン
 ちなみに、美味さのあまり【DP】が1点減ると言うものだった。 こう言うちょっとした小ネタは、結構好きだ。
*2パールヴァティの性格
 当然だが、これは○X3EYE○の設定。 確かにパールヴァティは慈愛に満ちた女神だが、 同時にカーリーと言う破壊の女神の一面を持つことを忘れてはいけない。 破壊と生成の両面を持つからこそ、彼の神は“女神”なのである。
 ちなみに、女神と言う意味においてだが、唯一神アーに関しても 処女、母、老婆の三位一体を踏まえた上で、一度は考察をしておくべきだろう。 ブレカナを楽しむと言う意味においてはかなり無意味だが、 ブレカナの世界に対しては、もっと深く知る事ができると思う。
*3メオティアの森
 重ねて言うが、この状況とは何の関係も無い。 人間が行った酷い事に比べれば、自分の行動は対した事では無い… とでも言いたかったのだろうか?  それとも、そんな酷い事をする人間に対して、下げる頭は無い、 と言う事であろうか?  いずれにせよ、説得力の無い言葉である。
*4ナムナム
 ナムナムと言うのは[物忌み]のことである。 響きが良いのでかなり気に入っている。
 この言葉は、乱気流のあるプレイヤーの発言だったのだが、 あまりにもクリティカルなポイントを押さえていた為、 すっかり定着してしまった。
***再編後記
 メオティアの森、メオティアの森と、少々お見苦しいであろうが ご容赦を。いや、俺が読んでいて辛いからこんな事を言うのだが…。
 この手の会話、すなわち一つの事象を取り上げて、 「正義」を一方的に主張すると言う方法は、昔から「偽善者」達によって行われていた。 実際、今でも行われている。その最も典型的な物が「平和」と「人権」だ。反吐が出る。
 別に、これらに対して反対している訳では無い。 彼等のその取り組みの姿勢が、僕には許せないのだ。 「平和」の価値。そして、何故「平和」が大切なのか?  「人権」の価値。なぜ、「人権」と言う物が必要なのか?  「犯罪」と言う事がなぜ、やってはいけない事なのか?  それらに対して、彼等は何も学ばず、ただ漠然としか捕らえていない。 理解すらしていないのだ。低俗なレベル、すなわち「良い」か「悪い」の二元論でそれを理解したつもりになり、 少しでも複雑な内容を提示されると、「難しい」の一言で片付けてしまう。
 しかも、彼等の提唱している事は、そのほとんどが受け売りで 彼等自身の意見、個人単位でのオリジナリティのある意見と言う物は存在しない。 少なくとも、僕はその活動を3年続けて、 オリジナリティのある意見を持った人物にであった事は、唯の一回として無かった。
 見栄による偽善。底の知れる知識。 大抵の青年組織そして、多くの考えの無い大人と呼ばれる人達はそうだ。 考えが凝り固まり、その一つ上のレベルから見た状態を考えることが出来ない。
 その原因は、彼等が敗北を味わったことがないからだ。 敗北を知らないからこそ、自分を客観的に見ようとしない。 これは、哲学的な意味ではなく、自分の書いた文章や、歌声などを 第三者に見せ、その感想を受け取る事と言う意味で、特に同業者に見せることを言う。 もちろん、哲学的な意味も含むのだが。 僕は、そう言った切磋琢磨を知らない人間を、嫌悪感を込めてこう呼んでいる。
「俗物」と。


会いも変わらず出番の無いルーシー(笑)
やはり、このまま消えていくのか…?
てゆーか… このシーンは君のシーンだったんだけど…