シーン8:マーテル(逆位置)

GM
んじゃ、次クリスさん。
クリス
ほーい。
GM
んでは、屋根の修理中ですね。ファンさんも一緒にいます。
ファン
じじー、ずぼっ。がこがこがこ。
GM
がんがんがんがんがん。じゅわっ。*1
「ミド」
「あぁ、これを使い給え」つって釘打ち機くれる。
クリス
がんがんがん…「いてっ」
GM
釘打ち機使えよ。ぱっすんぱっすんぱっすんで良いんだから(笑) んでまぁ、お父様は奥のほうで何やら鉄を自力で作り上げてますね。 何もないような所から作り上げているように見えるね。
ファン
てゆうか、まぁ解るんだろうね。*2
GM
あなたは、解ります。クリス君はさっぱりですね。
クリス
うわぁ…どうやって作ってるんだろう…
ファン
「いやぁ〜、相変わらず腕は衰えてませんねぇ〜」
「ミド」
「あ〜っはっはっは! あたぼうよぉ」ひょいとか言って上の方に鉄を。
クリス
うわー、なんかわかんないけど、凄い〜。
GM
まぁ、この辺でお茶菓子でも出して、屋根の修理は終わった事にしましょう。
ファン
ふぃ〜。
「ミド」
「それで、息子の件なんですが…」
ファン
「そうですねぇ… この辺で何か大きな施設とか無いですかねぇ?」
「ミド」
「あーうー。あやつが世話になっているといえばマーテル神殿のアムさんか… うむ、最近不良共と付き合っているからのう… えーと、なんと言ったかな… そうそう、『黒い星団』じゃったかのう…」
二人
「『黒い星団』…」
「ミド」
「最近できた、少年青年の組織で家出した少年達が集まっとるんじゃよなぁ」
クリス
「家出ねぇ…」
「ミド」
「詳しい場所はちょっちわからんがのう… 酒場で聞き込みでもすれば何か解るかもしれんのう」
ファン
「まぁ、何とかなるよ。はははははははははは」
「ミド」
「あーじゃぁ、連中が良く集まってると言う宿屋の一階にあるという 『たけきく』と言う酒場に行って見てはどうかね?」
クリス
かけきく?
GM
たけきく*3
ファン
ん〜、活舌が難しいと言うかなんと言うか(笑)
クリス
たけくけ… たけきくね。よし、じゃぁシナリオ名も『たけきく』にしちゃえ。
GM
まてぇぇいっ!
三只眼
え、あれちゃうん。タイトル名『引っ張ったら水』
ファン
ばっしゃーん。
三只眼
レバーだから(笑)
GM
まてやこら(笑)
ルーシー
アクトシートのGM名、すでにレバーって書いてるし(笑)
クリス
レバーがあります。引きますか?いいえ。押しますか?いいえ。
GM
(あ〜も〜、話が先に進まん!) えー、んじゃま。その酒場の情報を手に入れた辺りでこのシーンは切れちゃいます。
クリス
あ、切れちゃうんだ。
GM
その前に、お二人さんチーム組むの?
ファン
ん〜、組んでる事にしましょう。
クリス
うん。
GM
じゃ、これ上げる。逆位置だよ。一個返してちょ。
クリス
ほい、じゃぁファンタスマじいさーん。
ファン
コンピューターおばあちゃーん(笑)
GM
おいっす。じじいが帰ってきてシーンが切れまーす。
ひーりーんぐっ
*1がんがんがん
 実際にこんな音がするかは不明。 てゆうか、するような気もするし、しない様な気もする。 まぁ、溶接やらサンダーがけやらと、ドカチンな現場作業をやってると思いねぇ。
*2釘打ち機
 テープではここでsixさんの痛〜い告白があった。 聞いているだけでも結構痛かったので、読むともっと痛いかと思い削除した。 で、その内容とは…
 書くのも痛いので勘弁して下さい…
*3たけきく
 解ると思うが、きくたけさんの名前をもじったもの。 僕はあの人の文章にかなり影響を受けていた時期があった。 そう、文章の大半部分に「(笑)」が入っていたのだ。 いやぁ、さいっこーっスよ、あのお方は。 何がってあのノリが…
***再編後記
 後片付けのシーン。 デクストラの技術についてちらほらと語られている。 しかし、だ。このシーンにはやたらと物理的におかしい表現がある。 鉄をそんなに早く成形出切るわきゃぁ無い。と言うわけで、 あくまでも演出上の都合か、新素材だと言う事にして下さい

 …
 あれ? 良く読んで見ると、ぶち抜かれたのは屋根じゃなくて壁じゃないか?  ゲゲッやべっ


『黒い星団』はいわばストリートチルドレンの集団である。
親に不満のある子供達の集まりで、子供だけで生きて行こうとする集団である。
ファンとクリスは、彼らの心を動かす事が出切るのだろうか…