シーン4:エルス(正位置)

六郎
おお。なんてこった。振りなおしがもう出来なくなってしまった(笑)
GM
三枚重ねはリスクが大きいなぁ(笑)
ではばねっち。ただいまボリオルデ雑貨店。食料の馬車を護衛して帰ってきたところですね。 で、食糧の配給をしている所で、何故か見た顔が有るねんな。
める
「あっ。うわーい、赤屍さんだぁ〜」
がばぁ
赤屍
「おやおや。また懐かしい顔が」
「オリバー」
「いや、全くすみませんね。この鼠の大群にもまいってましてねぇ。 あなたぐらいしか頼めないんですよ」
赤屍
「そうですか」
「オリバー」
「ま、これでしばらくは持つでしょう。3日ぐらい*1。で、 その3日間のあいだに何とか…」
赤屍
「何とか、何ですか?」
「オリバー」
「そのう、何とか鼠退治の方を…」
赤屍
「鼠がどこに居るか解らない事にはね。ここにお嬢さんもいる事ですし」
める
周りを走り回ってます(笑)
「オリバー」
「鼠が好んで住む場所と言えば、ジメジメしたところ… 下水道とか…」
赤屍
「そんな所に婦女子を連れて行く訳にはまいりませんね」
「オリバー」
「そこを何とか…」
赤屍
「ま、私は構いませんが…」
「オリバー」
「じゃぁ、お願いします!」
赤屍
「引き受ける代わりに、この子をここで預かってもらいたいですね」
める
「いや」
「オリバー」
「だそーですけど?」
赤屍
「下水行きますよ?」
める
「一緒に行くもん」
「オリバー」
「だそーですけどぉ?」
める
「どこでも良いもん。行くもん」
赤屍
「…仕方がないですねぇ…」
「オリバー」
「では、お願いします。もう、いっぱいいっぱいです。 お腹空きましたよ、私も。始末の悪い事に、被害者が出ました」
赤屍
「被害者? 鼠に?」
「オリバー」
「はい。食われました」
エイジ
蟻じゃないんだから。
GM
集団で襲ったのよ。鼠もお腹空いてるからね。
エイジ
本当に最終手段じゃねぇか。
「オリバー」
「しまいにゃ、共食いを始めたのでこのまま一旦ケルバーを空けるという手も有りますが…  どーにも、全土に広がるような気がせんでもないので、ここでなんとしても食い止めなければ…」
赤屍
「仕方ないですね。ま、私にはあまり関係…」
「オリバー」
「んなこたぁないですよ! 全土に広がったら貴方まで餓死を。 そんな、天下の赤屍蔵人が餓死だなんて情けない、情けない…」
める
食べたり寝たりしなさそうだけどね(笑)
エイジ
動き早くて見えないんだよ(笑) 鼠が通った次の瞬間、骨が転がってんの(爆)
GM
露天商行っては、目にも止まらないスピードで(笑)
赤屍
お前等、そんな赤屍がいいのか?(笑)
特技が増えたり減ったりするのが、一番怖いかなぁ…(続く)
*13日ぐらい
 ボリオルデ雑貨店に、ケルバー全体の、3日ぶんの食料を用意できる財力があるかは疑問。 多分、隣近所で3日と言う意味だと思う。
***編集後記
 ふと気が付いたが、僕がケルバーの町を舞台にしたのは2回目ぐらいじゃないだろうか。 始まりの町と言われてるわりには、影が薄いのは気のせいか…?

 あ、でもカルデンブルクとかドラッフェンブルクとかも舞台にした事無いなぁ。 シティーアドヴェンチャーは作るのが難しい…