シーン2:アクシス(逆位置)

ファン
やぁ、やっぱりマスターは普段の行いが悪いみたいですねぇ。
GM
なんだとぉうっ! えぇい、まぁいい。クレアさん。 街中を歩いているとですなぁ、いきなり助けてくださいと。
「???」
「せっかく逃げてきたのに、また捕まりそうなんです! 助けてください!」
クレア
「どこがいいの?」
「???」
「かくまってくれる所が良いなぁ」
クレア
「かくまってくれる所ね。ところであんた誰?」
「???」
「チップって言います」
クレア
「チップね。とりあえずたいちょー」
GM
そうすっと、後ろからモレンツァさんが突如として現れて…*1
「モレンツァ」
「おぉ、クレアじゃないか。何だそいつは?  あん? カヴィーナスじゃないか。こいつは俺がもらっていくぞ、じゃぁな」
クレア
「まて」
「モレンツァ」
「うるさいだまれ」
クレア
「待てと言うに」
「モレンツァ」
「何を言う。代金を払えばいいのか? ほら、12金貨だ」
クレア
「だから、待てって」
「モレンツァ」
「うるさいだまれ」
≪鎌鼬≫ぱぁん。1。
クレア
≪魔技≫≪金剛≫≪偏向≫(コロコロ)7。
GM
(いっころ)Sの15。
「モレンツァ」
「まだ用があるのか? 金と剣どっちが良い?」
クレア
「待てと言うに」
「モレンツァ」
「あぁ、うっとおしい。とにかくこいつはもらって行くじゃぁな」
クレア
…その辺に落ちてる金貨を投げる。
GM
ひゅぅぅぅん… かーん「痛てっ」
≪言語理解≫はシナリオの幅を広げるので、結構お勧めではありますな
*1後ろから…
 混乱すると思うので補足。クレアの隊長がモレンツァなのではなく、 行く途中でたまたま出会ったと言う事。この頃はまだマトモだった。
***編集後記
 結構無意味なシーン。クレアがもっと怒り心頭してくれるか、 モレンツァを横暴にするべきだった。うーん… やっぱり、 因縁って奴の存在意義をきっちり説明せんといかんなぁ。

 初めての人や、初心者の方なんかには、 因縁を取る経緯なんかをオープニングでやると良いんだろうな。 これは、それを試みて、色んな意味で中途半端に終わった悪い例。

 もっと昔のシーンにすればよかったなぁ。出合った時とかサ。