シーン3:ウェントス(逆位置)

GM
ファンさんのシーンですな。ミドさんの本*1を読んでるとですね。 ドアをこんこーん。
「郵便なのね〜」
ファン
「はぁい、郵便かい。ありがとう」
「郵便屋」*2
「うん、おてまみ届けたのね。ご褒美欲しいのね」
ファン
「うーん、可愛い子だねぇ。おつりはいらないよ」
「郵便屋」
「もんぷちが良いのにゃ」
ファン
「も、もんぷちって何かな? 良く解らないや」
って、そういえばお金振ってなかったね(笑)
ソアラ
あんたおいしすぎ。
ファン
「まぁ、これで好きな物でも買いなよ」
金色のやつを一枚包みます。
「郵便屋」
「にゃぁ! 金貨一枚にゃ! ありがとなのね〜、ばいばーい」
ファン
「また来るんだよ〜。ってお金目当てに来ちゃダメだよ〜。 いやぁ、元気はつらつな女の子だったねぇ」
「郵便屋」
「間違えたのね。それ返して」
ファン
「え?」
「郵便屋」
「こっちが本物なのね。だからそっち返して」
ファン
「あぁ、手紙を間違えたのか。せっかちだねぇ、はっはっは」
「郵便屋」
「じゃ、またねなのね」
ファン
「さーて、誰からの手紙なのかなぁ〜?」
GM
チップと言う方からですね。
ファン
「おぉ〜、チップ君か… だれだっけ?」
GM
あれ? あぁ、言うだけね。手紙にはこう書かれてます。
「手紙」
「お久しぶりです。チップです。現在またお金に困ってます。 薬の副作用で賢くなったのは良いんですけど、やっぱりお金儲けには失敗しました。 で、そのとき借金したゴッタード・ツァイトラーに捕まってしまい、このままだと私、 売られてしまいました」
エリィ
売られてしまいました(笑)
「手紙」
「つきましては、フェルゲンの“はっちゃん”と言うお店に来てください」
ファン
「はっちゃんかぁ。研究が忙しいけど、まぁ最近は羽振りも良いしまぁ良いか。 色々とアンナモノやコンナモノを作ってたんだけど… それもこれも、アンナコトや コンナコトの為に… うっふっふっふっふ…」
普段日の当たらない特技にスポットを当てるシナリオというのも、面白そうですな。≪天候感知≫とか
*1
 マッド・サイエンティスト最後のシーンで手に入れたもの。 ま、折角だから出しておこうと考えただけ。伏線になるかどうかは俺次第。

 あの頃は、ちゃんとシナリオを練ってたんだよな… 初心に返ろう。うん。
*2「郵便屋」
 口調ですぐに気がついた人。あなたはWin95以前か、その辺りからのユーザーですね。 そう。こいつのモデルはケイブニャン。演じてる時は結構楽しいのだが、 いざ文章にして読んでみると「うっわ、最悪」とか思ってしまった。

 このシナリオはどうやら濃い奴しか出てこないらしい。
***編集後記
 はっちゃんって、そのまんまやんけ(笑)

 ま、それは置いておいて。2シーン前とこのシーンでチップの状況の食い違いに、 GMサイドでの混乱が見て取れる。思いつきでてきとーに喋るからこう言う事になる。 やっぱり、相関図程度でも最低限そろえておくべきだなと、今痛感。

 うーむ。どうやら、リプレイ製作って作業には、変な意識効果があるようだ。 …執筆者だけに効果があるのかもしれないけど。