シーン2:ウェントス(逆位置)

GM
ほい、じゃぁジェイさん。肩をポンポンと叩く人が。
ジェイ
…ひ、ひょっとして…「誰?」
GM
「い、いや、ほら俺。“ら”のつく」
ジェイ
えーとこれは<事情通>になるのかな?
GM
この場合<知覚>っすね。てゆーかいらねーんすけど(笑)
ジェイ
(コロコロ)あ、成功した。おもんね。「ライアン?」
「ライアン」
「うんうん。ライアン。自分確か火とか出せたよな?」
ジェイ
「え? いや、まぁ、そのねぇ。この位しかできへんけど」
「ライアン」
「これからさ、バルノウの砂丘の方にさ、遺跡があるらしいんだけど、 ほら、自分みたいなのがいてくれたら松明代うくしさ」
ジェイ
「長時間はムリ! 一発芸やし」
「ライアン」
「ほら、松明切れたときの保険にもなるしさ」
ジェイ
「まぁ、チャッカマンぐらいにはなれるけどさ」
「ライアン」
「今ちょうど、そんな奴が欠けてるから、来てほしいんやけど」
ジェイ
「おれも、引っ張りだこやからねぇ。どーしよーかな」
「ライアン」
「当座の費用ぐらいは手に入ると思う」
ジェイ
「まぁ、昔のよしみやから、行ったろか? しゃーないから」
「ライアン」
「おっけー。そんじゃれっつごー」
GM
シーン切りまーす。
アルカナはタロットではない証明のアルカナ
***編集後記
 もっと因縁の説明をしておくべきだった。うーむ。 先にも書いたが、今回はかなりブレカナ初心者が多かったため、 それほど濃い内容ではない。むしろ、ギャグっぽいかも。
 実際、ブレカナの世界の説明は難しい。 その辺のことを考えると、ブレカナページの現状も仕方ないかとは思う。 ルールブックなしじゃ、結構つらいし。P.136,P.137ぐらいは、目を通しておいてもらうべきか。 ここを、もっと解りやすくするべきか?