シーン6:マーテル(逆位置)

ポカリ
では、どうしようかな? 今宿屋?
GM
うん。
ポカリ
やる事無いんだよね(笑) そうだな、酒でも飲みに行くか。
ゲオルグ
(コロコロ)おっけ、鉢合わせです。
ポカリ
オレは、片隅で酒飲んでるよ。
GM
それじゃぁね、ガイドブックでも読みながら。
ポカリ
ところでさ、オレガイドブックには何が書いてるん?
GM
え〜「オレ調査によると…」って事が徒然と。
ポカリ
やっぱりオレ遺跡についてなん?(笑)
GM
そうそう。オレ地図にはね、こんな事が書いてあるんやんか(と言って、地図を書く)*1
ジェイ
…小学生の地図かい!(笑)
ゲオルグ
だって、オレ地図やもん(笑)
ポカリ
で、オレ遺跡はどこ? この剣のマーク?
GM
それは、盗賊団に襲われた所。
ポカリ
そんじゃ、これは。
GM
それが、最近発見されたけど、誰も帰ってこないって言ういわく付きの遺跡。 行ったやつ全員帰ってきていない所。他全部はオレ遺跡。
ポカリ
オレ遺跡ってマップついてるの?
GM
遺跡の場所しか書いてない。このマップ自体がオレマップ。 で、オレマップの見方はオレガイドブックにしか書いてへんから、結局セット販売になるんやんか(笑)
ポカリ
確かにぼったくりや(笑)
GM
でまぁ、ガイドブックによりますとですね「1〜5番まで、オレが荒らしてきた」
ゲオルグ
んがっ。荒らすなっ!(笑)
GM
「割と小物が多い。中に入ってみると、これが意外と涼しい。 遺跡と言うよりも、むしろ人が生活していた跡がある。 天井はかなり低く、人によると頭をぶつけたりしているので注意が必要だ」
ポカリ
…それは、ただの洞窟なのでわ…
GM
「期待を込めて中に入ってみても、金銀財宝があるようなところは一ヶ所だけだった。 1番の辺りの話だ。奇妙な事に、この辺りに流れているはずの川はどこにも無かった。*2 他の所では、財宝ではなく良い武器が手に入った」
ポカリ
なるほど。ところで、この×ってなに?
GM
あぁ、そこはねぇ火を吐くドラゴンが住んでるって噂で、 そのドラゴンが怪我して動けなくなっちゃったから、この砂漠が出来たって伝説の(笑)  オレガイドブックによると
「1番の遺跡に向かうにつれて、熱くなっていったので、伝説の信憑性は高いだろう」
との事です。
ポカリ
なーるほど。
GM
「ただし、熱い方に向かう方が、金銀財宝が眠っている可能性は高い。 単純に、遠巻きはすでに他の連中に荒らされているからだ」
でまぁ、遠巻きは天井が低い上に、生活臭があるそうです。 お茶碗があったりさ(笑)*3
ゲオルグ
そろそろ、そんな地図を見てる彼に絡まないといけないな。
「面白い物を見ているな、少年」
ポカリ
58やで(笑)
ゲオルグ
ごじゅうはちい〜っ!?
ポカリ
あ… これ体重や(笑)
GM
(爆)
ゲオルグ
びっくりしたわ〜っ!  体重年齢を間違えるなぁ〜っ!  泣くぞ、俺わぁ (笑)
ポカリ
22でした(笑)
「は? なんでしょう? てゆーかあんた誰」
ゲオルグ
「おれは、この世界にその人あり、と言われた事もあるかもしれない男だ。強いぞ」
GM
そ、そんな人だったかな… まぁいいや(ぼそっ)
ゲオルグ
だって、初めてなんだもん*4
ポカリ
「で、あんた何してるの?」
ゲオルグ
「そうだな。旅の途中と言う事にしておこうか。その日暮らしさ。おかげで身についた芸もあるしな」って…
GM
もーいいもーいい。そんな金稼いでどーすんだあんたわ。
ポカリ
「芸人かぁ」
ゲオルグ
芸人違うっ(笑)
ジェイ
「芸人なら、俺をお呼びかい?」登場成功〜
ポカリ
「なんだ、この変な人たちは〜」
GM
そうするとね、芸人と一緒についてきたライアンさんが
「自分、オレ地図もってるやん!」って
ポカリ
「な、なんだこいつは! これは、俺がぼったくられた地図だぞ!」
ジェイ
「ツレでして。ツレが失礼しました」
「ライアン」
「あれ? 自分オレガイドブック持ってるやん。オレガイドブック盗賊編は買わへんかったん?」
ポカリ
「は? そんな話初めて聞いたぞ?」
「ライアン」
「オレ地図盗賊編って言うのがあってさ、それと一緒に売ってるんだよ。 盗賊に襲われた場所って、もっと一杯あるからさぁ」
ポカリ
「それ、君は買ったの?」
「ライアン」
「いや、聞いた話だし。俺お金持ってないしさぁ。あのね、セット販売しかしてくれないしさ。 オレ地図と、オレガイドブックと、盗賊編の地図とガイドブックのセットでしか売ってくれないの」
ポカリ
た、確かにぼったくりや(笑)
「ライアン」
「自分そんな地図持ってるんやったらさ、ちょっと付き合って欲しいんやけどさ。盗掘に」
ジェイ
「盗掘ぅ?」
「ライアン」
「あ、いや、探検探検」
ポカリ
「で、このオレ地図だとどこに行くつもり?」
「ライアン」
「そりゃ当然… どこでもいいけどさ、とりあえず誰も帰ってきてない所かな?」
ゲオルグ
「さて、俺はどうするかな」
「ライアン」
「まぁ、ここで会ったのも何かの縁」
ゲオルグ
「そうだな。…俺が必要になったら俺を呼べ」
ポカリ
「君の意思は無いのか」
ゲオルグ
「おまえ等が要るんなら、そう言ってくれ」
ポカリ
「別に構わないぞ」
ゲオルグ
いや、そう言うんやったらついて来てって言って(笑)
ポカリ
「それじゃぁ、ついて来てくれ」(笑)
ジェイ
「強いけど、打たれ弱いぜ」
「ライアン」
「とりあえず、罠感知ぐらいならできる。がめついけどな」
ゲオルグ
「そうだな、おまえ等が頼むのであれば、俺はおまえ等の為に剣を振るおう」
ジェイ
「ほんじゃ、頼むわ。ただでついて来てくれ」(笑)
ゲオルグ
「俺は金には興味は無い」
ポカリ
「そりゃ便利だ。…あ、いやじゃなくて、ついて来てくれよ!」
ゲオルグ
「いいだろう。ただしおまえ達は、その戦いをあきらめない事を誓えるか?」
「ライアン」
「おっさーん。戦いとちゃうでぇ」
ゲオルグ
かっこ良い事言わせとけ、ちくしょ〜(笑)
ジェイ
「話を判りやすく、赤ちゃんでも判るように言うと〜?」
ゲオルグ
「そうだな、このやる事に対して、あきらめずに最後までやる事ができるかな?  そういう事ができるのであれば、俺は手を貸そうじゃないか」
「ライアン」
「とりあえず、出来るって言っとこうや」(笑)
ゲオルグ
なんて適当なんだぁ〜、ちくしょー(泣)
ジェイ
「多分出来る」
ポカリ
「善処します」
ゲオルグ
「うむ、では手を貸そう」
「ライアン」
「いつ集合にする? リーダー?」
ポカリ
「明日の朝に集合しようか。場所はここで」
ところで、どのくらいかかるの?
GM
3日。では、シーンを切ります
最後の使徒であり人
*1オレ地図
 かなり適当に書いた地図。 やる気無いのが見え見えだが、恐らくその地図が 商品なのだろう。実は、この三つの地図の中じゃ一番信頼性が高い。 ぼりおるで自身が見て来た所だからだ。外側だけの物もあれば、 実際に中に入った物もある。いずれにせよ、そこにあることだけは間違いない。
*2
 フィーデル川の事である。この辺の描写は後でするので まぁ、そちらを待っていただくと言う方向で。 参考までに言うと、フィーデル川自身は海に繋がっていない。 ロヴレンドの熱により、途中から蒸発してしまっているからだ。 周りが砂漠と言う事も、川が途中で無くなってしまっている原因ではある。
間欠泉をたどってゆけば、フィーデル川の付近が多い事と、 海に近づくにつれて、その数が増えていくので、本来の地形がどの様になっていたかを 想像する事は、さほど難しい事ではない。
*3お茶碗
 有るかどうかは不明。判りやすくする為に言っただけ。 ナイフとフォークぐらいは有るだろ。多分。 判ると思うが、遺跡と言うよりも、ただの家。 天井が低いのは、生活していたのがドワーフだから。 また、彼らは職人としても優秀なので、探せば良い武器が手に入る。
*4初めて
 ゲオルグは、元はsixのNPC。 NPCと言うよりは、「こんなキャラにしたい」 というプランだけが有ったと考えた方が正しい。 がんばって、経験点を消費して、NPCからPCへと格上げされた。
***編集後記
 ゲオルグ(のPL)受難の図(笑)
 元キャラの台詞にこだわった結果である。 今回は周りが基本的にギャグだったので、浮いた。 つーか、乱気流自体にゲスト参加していたので、更に浮いた(笑)
 臨機応変と言う言葉を痛感させられる。
 周りがなれている連中だと、それほど浮いた人物ではない。 その辺は、レクトルム大量飛来で証明されるだろう。