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あらすじの方は、結構見栄え良く編集してありますが、実際のアクトではもっともっとヘコヘコでした。
シーン数ももっと多かったし、書かれていないPC同士の無意味な絡みも結構有りました。
いやぁ、うろ覚えだと余計な部分欠かなくて良いから楽でいいなぁ。
てなところで、例によってNPCの紹介です。
2001年のGW中に行ったアクトの中で、最も出来が良かったもの。ちなみに、シナリオの製作時間は5分。
元々なーんにもネタの無い状態で、Daに投げかけた質問がきっかけ。
「どっか行きたい場所ある?」
「んじゃ、ここ(塚を指す)」
このたった二つのやり取りで、このアクトの内容が決定した。おそらく、
一番質が良くなった理由は、ボリヴァドゥスと言う巨大な存在が登場した事だろう。
セッションの結果、PCに何かしら大きな影響や、設定が大きく変わってしまうような出来事があると、
GMとしても大きな充実感を得られる。中々狙っても出来ないのが悔しいところだ。ただ、
マスタリングとシナリオ作成に、大きなヒントを与えてくれたシナリオでもあった。偶然の産物と言う物は恐ろしい。
特に≪雷撃≫に関する収穫が大きかった。上のアクシスのところにも書いてあるように、
アダマスのPCをオープニングで殺害しかけてしまった。元々 I+5 で、クリティカルしたのでダイス2個。
魔法なので、≪対魔法防御≫が無い限り装甲のみ。フルプレ、クロスへルム、革マントの装備でも、金属の装甲が半分になるので、
I+4 の装甲しかない。なるほど、だから「代償:R」なのな。≪元力:雷≫は受けられるから、Rじゃないのか… と理解。
ちなみに、通常の装備品では≪雷撃≫に対する装甲は I+4 が最大…
てゆーか、ダメージで10ゾロ振ったら16
21点の実ダメっすよ。
大概の初期キャラが死ねるダメージ(笑)
正直な所、アクシスの価値は見直されるべき。見た目の派手さは、グラディウスやエフェクトスには劣るけれども、
万能性という意味において、これほど日の目を見ないアルカナは無いと思う。PCの活動範囲を極限まで広げてくれることに、
このアルカナの価値はある。シナリオの幅もそれだけ広がる訳だし。戦闘のサポートではなく、
展開フェイズにおいてのサポート力で、これほど他のアルカナの追随を許していないアルカナは無い。
で、アクシスは置いといて、実際の所、このアクトはリプレイにするには、ちょっとためらう内容だったかもしれない。上の方でも書いたとおり、
正直言って無駄なシーンがかなり多かった。あらすじの方では、「方針の違いにより決裂」
と、
簡潔に書いてしまっているが、セッション中ではこの10文字の部分に、実に5シーンほど費やしている。
現代の法律を語りだすアダマスはあまり文章にしたくは無い。データが破損して、かえって良かったかもしれない。
今回使用した小ネタ群 …因縁の相手が死体となって襲い掛かってくる等… は、
皆様がシナリオを構築する際に、ピースの一つとして使用していただければ幸いです。
とゆーか、元々 Sigil のリプレイはその為だけにしか存在してないんですが、まぁそれは置いといて、
次回は「フィーナ屠殺」です。ちなみに、タイトルと内容は全くと言っていいほど関係有りません。
例によって物量作戦に出ています。シナリオ作成時の癖だな、こりゃ。んでわまた。
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