- ヴァルム
- 湖の方へ向かいます。誰か来てる？
- ＧＭ
- えー。樽を担いだ角付きの人がひとりほど。
- ヴァルム
- 近寄ってきてる？
- ＧＭ
- いや、きょろきょろしてる。
- ヴァルム
- ＜知覚＞してみよう。（いっころ）人？
- ＧＭ
- 人間ではないな。オーガだ。
- ヴァルム
- 「…どうやら、あの人物らしいですな」
- フレア
- 「あのような怪しい人物は、さっさと取り締まってきなさい」
- ヴァルム
-
「そうですな」
では、オーガに声をかけよう。 - 「オーガ」
- 「ん？」
- ヴァルム
- 「人語*1は解るか？」
- 「オーガ」
- 「うん。 ん？」
- ヴァルム
- 「君はここで何をしている？」
- 「オーガ」
- 「んん？ それを聞く君は誰だ？」
- ヴァルム
- 「レクスと言えば解るだろう？」
- 「オーガ」
- 「ん？」
- フレア
-
ええい。作戦変更だ。
「えーとですね。我々はマイリのお店からの使いなのですが。主が倒れてしまいましてね。 それで我々が代理に来たのですよ」 - 「オーガ」
- 「はぁはぁ。ふむふむ。運ぶ？」
- フレア
- 「よろしく」
- 「オーガ」
- 「運ぶ？」
- フレア
- 「お願いします」
- 「オーガ」
- 「どっち？ オレ解らない」
- フレア
- 「いや。マイリのお店に…」
- ヴァルム
- 「いや、いつも運んでいる所に運んでくれ」
- フレア
- おーっ！ 賢い！
- 「オーガ」
- 「ゴメン。オレ初めて。これ運ぶ人毎回違う。オレ行く所も毎回違う。次どこ？」
- フレア
- 「次ケルバー」
- 「オーガ」
- 「次ケルバー。ここケルバー。どこ？」
- フレア
- 仕方ないな。マイリのお店への地図を書いて渡してやろう。
- 「オーガ」
-
（いっころ）
「…東西南北わからない…」 - ヴァルム
- 【知性】に失敗しやがった…
- マイス
- しょうがない。こっちの方向に真直ぐ歩いていけって、 大体の方角を指差すわ。
- 「オーガ」
-
「こくこく」
ずむーんずむーんずむーんずむーんずむーんずむーんずむーんずむーんずむーんずむーんずむーんずむーん… バキバキ きゃぁあぁあ！ ずむーんずむーんずむーんずむーんずむーんずむーんずむーんずむーん… - ヴァルム
- 「…今、何か悲鳴が聞こえなかったか？」
- フレア
- 行ってみましょう。
- ＧＭ
- 人の形に穴が空いてます。
- 全員
- あぁ… なるほど…
- 「町の人」
- 「いぃぃ、今暴漢が！ 暴漢が！」
- マイス
- 「気の毒でしたな」
- ヴァルム
-
「これをレクスギルドに届けてください」
街中を犯人と思しきオーガがうろついている、って書いた手紙を渡します。 - 「町の人」
-
「は、はい…」
慌てて走っていきます。 - マイス
- 「…犯罪示唆人ですぞ？」
- フレア
-
「それよりも、湖の方を調べましょう」
＜知覚＞≪心眼≫（コロコロ）クリティカル。ブドウの木ってこの辺無い？ - ＧＭ
- ブドウの… ブドウって木だったか？ ツタだよなアレは。 まぁ、ブドウの木らしきものは存在しませんが、妙にでかい木ならば遠方に一本。
- フレア
- では、私はその木の方へ向かっていきましょう。
- ＧＭ
- 退場でいいですか？
- フレア
- あぁ、別に構わんよ。
- マイス
- じゃぁ、俺は湖を調べるか。ＧＲ居るの？
- ＧＭ
- はい。
- マイス
- じゃぁ、俺≪ファミリア・サーチ≫… は、自分の能力だっけ？
- ＧＭ
- そうですね。
- マイス
- なら（コロコロ）っと… ３で成功。
- ＧＭ
- えーと。水の中ですね… 本来、≪ファミリア・サーチ≫で解る事じゃないんですが、 ＧＲ２の記憶*2が流れ込んでまいります。魚が、ブドウみたいな人を引きずって泳いでいった後、 キバァさんが必死こいて追いかけている姿が見えます。
- マイス
- まぁいい。それだけ解れば… って何で［鎖］が？
- ＧＭ
- ［悪徳］です。
- マイス
- おぉ。［悪徳］だとは思わなかったぜ。
- ＧＭ
- いえ、別に後ろを泳いでいった人が［悪徳］なんではなくて（笑）
- ヴァルム
- 湖はトリエル湖だよな。…まぁいいや。とりあえず、さっきの木の方向へ俺は向かおう。
- マイス
- よし、じゃぁ今のうちにＧＲ２に命令しておこう。 さっきと同じ物を見たら立ち上がれっていっとくわ。
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*1人語
この場合、ドルトニィ語って言った方が正しいのかな？
オーガは“口をきく者”なんだし。
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*2記憶
まぁ、色々と… 話の展開の都合上でして…
やるとすれば、≪乗り移り≫でキバァが湖を泳いでいるシーンで登場ぐらいか。 |
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***編集後記
今見直すと、オーガが壁に穴をあけたところは削れるなぁ…
なんで残したんだろう…？ |