シーン8:イグニス(正位置)

グロゥル
一応やりたい事があるんですけど。
GM
どんな事がしたい?
グロゥル
一応、ジェフリィとは相談した事にして、セシリアを城から連れ出したいです。 あ、そうだ。ジェフリィとは町を歩きながら相談した事にして、町が荒れている事も知りたいんですけど。
GM
オッケーです。…あ、町? 町は荒れてないよ。みんな幸せそうです。 今にも「コンピューター様万歳」*1とか言いそうです(笑)
グロゥル
う、ウルフェン的に許せない人たちだなぁ…
とりあえず、地下牢に向かいます。
GM
ではシーンプレイヤーはグロゥルで。
グロゥル
“同行者”にセシリアを指定します。番を任されてる訳だし、衛兵に開けてもらおうか。
GM
スティッキーから鍵を貰ってます。
グロゥル
よし、なら開けよう。がちゃこ。
セシリア
「…だ、誰…」
グロゥル
ガタイのいいプレートメイルを着た私が入ってきます。
セシリア
「あなたは… スティッキー・ミュラーじゃないのね…」
グロゥル
「友ではある」
GM
セシリア、【希望】か<自我>を。
セシリア
そりゃもう、判定の下がってる<自我>で(いっころ)6。残念。成功。
GM
ならかろうじて意識は保ってる。そろそろクスリが欲しい時間ではあるけどね。
グロゥル
そのクスリの匂いって、この部屋にも漂ってるの?
GM
充満してます。
グロゥル
≪薬草知識≫もってるんですけど、匂いに心当たりは?
GM
無いですね。
グロゥル
わかりました。
「その匂いは町でもよくかいだ匂いだな。あんたの町だ… もっとも今は滅びかけているが」
セシリア
「わ、私の町…?」
グロゥル
これは、多少ショッキングな事を言ってやらんと目を覚まさないだろうな。
「セシリア・フォーゲルヴァイデ。あんたには北狄の血が流れている」
GM
さぁ、がぁ〜んと出来たかどうか<自我>で判定してみよう。
セシリア
(いっころ)成功。がぁ〜ん…
「ほ、北狄…」
グロゥル
「故に、あんたには領主の資格が無いらしい」
セシリア
「資格が… 無い… 血のせいなの?」
グロゥル
「あぁ。だが、この腐臭を町に漂わせている今の領主にも、資格があるとは言いがたい。 セシリア・フォーゲルヴァイデ。あんたはここの真の領主なのか? それとも、北狄の娘なのか?  決めるのはあんた自身だ」
GM
…素晴らしいな。因縁があるっていいね。(コロコロ)[登場判定]成功。
「ん? なにしとるがよ? そうか。グロゥルはその女がほしかったんやき?」
グロゥル
「…俺の手元にいただけるのであれば有難いが?」
「スティッキー」
「いまここでヤるんやったらええがよ。ほれ、二人とも脱ぐがよ。セシリア、脱いだら褒美をやるがよ」
注射針が右手に。
セシリア
「だ、誰がおまえの言う事など…」
グロゥル
GM。ここの壁って狼の力でぶち破れますか?
GM
…石牢だからなぁ(笑)
扉って言われれば話は別なんだけど(笑)
グロゥル
むりですか(笑)
「良く解った」
ハルバードを構えます。
「スティッキー」
「…それは一体なんのつもりやがよ」
グロゥル
「俺はこの女を連れてここを出る」
「スティッキー」
「好きにするがええがよ。どうせ戻ってくる*2きに」
グロゥル
「俺が帰るところがあるとすれば、それは森のみだ。貴様の元ではない」
じゃ、連れ出してよろしい?
セシリア
いいですよ。
GM
君に決定権は無い(笑)
セシリア
あうぅ〜(泣)
格闘技を長いことやってると、踏み込みが強くなって困ります。気前良く足を踏み出すと「すっぱぁん」とか「ずしん」とか言うことが頻繁にあります。よろしくないです。冗談でコーンを蹴った時に、蹴った側がばっきんばっきんになってた時ゃあんた、どうしようかと…
*1万歳!
 コンピューター様万歳!

 私は疑い様も無く幸せです!

 って、元ネタは PARANOIA です。
*2戻ってくる
 クスリ欲しさに戻ってくる、と言う意味。 グロゥルがよっぽど厳しく監視していれば話は別だけれども、 セシリアはGMの気まぐれで、スティッキーの元へ帰ろうとする。

 ちなみに、セシリアは∵再生∵によって薬が抜けない限り、 半NPCとして扱われていた。
***編集後記
 だいたい、GMの思い通りに進んでる模様。 風邪ひいてたので、このくらいサクサク進んでくれるとGMは非常にありがたかった。

 この日、セッションが終わってからが大変で…  スペースがあるんで、ちょっと聞いてやってください。

 まず、イエサブのデュエルルームで、椅子3つをベット代わりにして寝込む。 が、翌日に湯浅富士朗先生のもとで発声練習があったので、どうしても今日中に、 少なくとも立っていても平気なところまで治す必要があった。

 つーわけで、イエサブより家で寝た方が良いと決意して先に返る。

 電車の中でただ立っているだけなのに、汗が止まらない。 座れば座ったで今度は寒い。とはいえ、家に帰るまでは倒れる訳には行かず、 気合と根性で帰宅。布団乾燥機を起動させ、布団乾燥機と共に睡眠。

 まぁ、翌日は何とか動けるぐらいには回復しました。

 咳きが止まらなかったんですけどね…