シーン7:マーテル(正位置)

GM
ミントのシーンかな。一足飛びに飛ばして件の鳳の丘。
ランドール
じゃぁ、俺も出ないと話にならんな。
GM
却下。

 目の前に大きな城。で、鳳の丘といってる割に丘なんぞどこにも無い。
ミント
丘なのに、丘が無い?*1 オヤジのがせねた?
GM
ただし、言われた場所はここで完璧にあってる。
ミント
それじゃ、その城に入っていってみようかな。
GM
うん。門番も誰もいないな。扉の前に行くと短剣が反応して開いていきます。 二枚開いたような感じかな。入るとまた2枚閉じるような感じ。
ミント
外に出ようとすると?
GM
短剣がディズニーチックにこっちこっちって引っ張ります。
ミント
あぅ。仕方ない。短剣の言うとおりに行きましょう。
GM
では、一つの玉座の前まで連れて行かれます。そこで年食ったおじいちゃんと出会いますね。
ミント
「ユニコーンって人間だったっけ…?」
「???」
「ようこそ、鳳の丘へ。歓迎する。私がここのリヒャルト・シュヴァルツ*2だ」
ミント
「…は? ここ“の”? …いっぱいいるの?」
「リヒャルト(鳳)」
「リヒャルト・シュヴァルツと言うのは、称号みたいなものだ。 そして、歓迎しよう未来のリヒャルト・シュヴァルツよ」
ミント
「の、のぉぉぉ! 罠っ! 罠っ!」

 ここから走って逃げ出します(笑)
GM
短剣がそれを拒む。みよぉーん(笑)
ミント
た、短剣にすら負けるのか…(泣)
「リヒャルト(鳳)」
「ハイデルランドのリヒャルトから聞いているとは思うが、この近くの森…  といっても、ここがすでに森の中なのだが、 そちらの方に一人のフォールン・ウルフェンを封じてあるのだが…

 ま、聞いてのとおり封じている対象が、封じなければならない対象になってしまったと。 君には期待している」
ミント
「こっちの団員とかは一人もいないとか?」
「リヒャルト(鳳)」
「残念ながら、みんなヤツにやられてしまった…」
ミント
「じゃぁ、リヒャルトさんMk.II で直接と言うのは…」
「リヒャルト(鳳)」
「なにぶん、残っている子供たちを世話せねばならんのでなぁ。こちらの谷の子供たちはまだ幼い…」
ミント
「一人でいけと…」
「リヒャルト(鳳)」
「そのような無謀な事は言わんよ。近くにリリエンシュタットがある。 そちらに下りて、そこで何人か手伝ってくれそうな人物を探してくるといい」
ミント
「名前は出さない方がいいよね?」
「リヒャルト(鳳)」
「…そうだな」
ミント
「じゃぁ、この世の中じゃ報酬ってものが必要でしょう? 吉備団子を」
「リヒャルト」
「…吉備団子か… しかたない。だが、残念ながら我々には銀色の吉備団子しかもう無いのだ。 この城にあるものをいくつか処分すれば、多少の金にはなるかもしれんが」
ミント
とほほ… おちぶれたなぁ…
アドレスは sigil を harmonia に変えるだけです。
*1鳳の丘
 丘、と呼ばせているだけであって実際には丘でもなんでもない土地。 秘密結社ならではのカムフラージュ方法と言うやつ。

 地形は重要なのではなく、そこに拠点があるかどうかが重要、ってわけですな。 丘という単語を鵜呑みにした人間は一生掛けても発見できないと言うわけ。 教皇領の地図にも載らない地名、と言う事はこの手の隠し方をされている、ってことだろう。
*2ここの…
 ルールブックには何の根拠も無いですけどね。 とりあえず、LoG 内に「ハイデルランド地方では上司はリヒャルトしかいないのだが」 という一文があったのでいじくってみた。

 当然のごとくアンオフィ。
***編集後記
 本当は鳳の丘とせずに、なんちゃらかんちゃらとそれっぽくマテラ語か天宮語にしたかったのだけれども、 いかんせん学の無い僕ちんには調べようも無かったわけで。

 つーわけで、和訳であります。はい。鳳の丘は和訳です。良い具合にPLが混乱したので、それはそれでよし、と。