シーン11:フルキフェル(正位置)

GM
とりあえずマーロ。君のシーンだが、何処にでる?
マーロ
ホーテンさんの家に向かいたいです
GM
は?*1 まぁいいや。ホーテンさんの家です。フツーの家ですね。
マーロ
じゃぁ、次はギャザさんの家に行きます。
GM
でかいお屋敷ですが… お前、何やるか解ってんのか?
マーロ
うん。情報集め。
GM
…何の情報を集めるか解ってるか?
マーロ
…あ、そーだった。ヴァンさんの家に行って現場に忍び込むんだった!  ヴァンさんの家に向かいます〜!
GM
お前はアホか。
アゼル
出ます(コロコロ)成功。
GM
じゃぁ、チームで出ました。
「レクス」(いいんちょ)
「何だ貴様らは? ここは今現場検証中だ。帰れ帰れ」
サラ
「情報いらないですか? …いえ、お手伝いしましょうか?」
「レクス」(いいんちょ)
「手は余ってんだ。消えろ、しっしっ。素人に現場を荒らされたら困るんだよ」
サラ
≪物語り≫(コロコロ)成功。レクスの情報をぺらぺらと。
「これでもお役に立てませんか?」
「レクス」
「仕方ない。そこの6人、通っていいぞ」
アゼル
「いや、5人だけど?」
「レクス」
「あ? じゃぁ、そこの奴は?」
ユーリ
「いえ。知りません」
アゼル
「知らん。ってゆーか赤の他人」
「レクス」(いいんちょ)
「まぁええわ。ならそこの5人。入ってもいいけど荒らすなよ?」
GM
なら、5人はシーン退場ですね。
「レクス」
「んで… 君は何なの?」
マーロ
「え? あ、あの、あのー」
「レクス」(いいんちょ)
「とりあえず、こんな所に立たれても邪魔やから消えろ。見世物じゃないんだからな」
マーロ
「えーーっ!」
「レクス」(いいんちょ)
「何か用でもあるんか? いい加減にしないと不審人物としてワッパかけるぞ」
マーロ
「えっと あの… おつかいに…」
「レクス」
「お使いだと? こんな所にお使いとは… 真犯人は犯行現場に戻るという…  さては犯人はきさまか!」
マーロ
「バカ言ってんじゃねぇよ〜!」
「レクス」(いいんちょ)
「よし! 捕らえろ!」
なにぶん、一年前なのでチームの概念に関してはご容赦を。この当時は俺も間違えてました。迷走の誘い水がここで噴出した瞬間。
*1は?
 マーロの行く場所はヴァンの家なのである。 なぜホーテンの家に向かったのか? 事件を先回りするにはあまりにも情報が少ない。 単にマーロのPLが話を聞いていないだけだとも言う。

 メモはきちんと取ること。
***編集後記
 マーロは様々なミスを犯しているが、 いちいちそこを突っ込むのも馬鹿馬鹿しくなってくる。 自分の言動に責任を持たないとこういう目に会うと言う、反面教師のようなプレイを見せつけてくれる。
***いいんちょ
 いいんちょです。

 こういうことを言うと男女差別につながるのであまり宜しくないのですが、 基本的に、男性は理性で物を考えしゃべり、女性は生活観で物を考えしゃべる傾向があるようです。

 もちろん個人差はありますし、女性でも理性で物を考え話す方もいらっしゃいます。 ウチの母親なんざその典型。逆に男性でも生活観で物を考え話す方もいらっしゃいます。 基本的に、生活観を軸にして話を展開する人は嫌われます。

 経験のともなわない知ったかぶりやら、根本の抜けた理解力で語る理屈などが、うっとおしがられる訳ですな。

 メモを取らないで、うろ覚えで行動を起こすのは、この生活観を軸にした考え方の典型的な例です。 この辺を考えないで役割を与えると… 今回のようにえらいことになります。

 ちなみに、この手の人間は、メモを取らせてもダメです。すぐ解った気になるので、 命令があってもメモを取らないんですな。メモを取れないとも言いますが。 放置するよりも、誘導して仕事を与えた方が吉らしい。