資料本−ソフトスキン・パート2
 パート2はちょっと脈絡の無い取り合わせですが、まずは前回の続きから・・・




1:OPEL IM KRIEG(band82)
 「戦場のオペル」ヴァッフェン・アルゼナル。乗用車が少々と、トラックとそのバリエーションが載っています。例によってこれ1冊でオペル博士になれるとは言い難い本ですが、まずは持っていたい本です。なお、大抵の写真は「5」に含まれています。

2:Ford im Kriege(band123)
 「戦場のフォード」。さすがにフォードは数が多いので、このシリーズでは役不足な感は有りますが、マウルティアがそこそこ載っていたりして頑張っています。乗用車は「3」に殆ど載っているような気がします。

3:CARS OF THE WEHRMACHT
 「ドイツ軍の車」ずばり!。比較的ポピュラーな本ですね。ソフトスキンが好きでない人も、ドイツ軍車輌が好きならば是非持っていて欲しいとシリーズです。ヨーロッパ各国の雑多な車輌が見れて最高!(笑)。私は大好きな本です。 24,95ドルでした。

 この「〜 OF THE WEHRMACHT」シリーズは「CARS〜」と、「TRUKS〜」の他に、「VOLKSWAGENS〜」と「MOTORCYCLES〜」が有ります。

4:TRUKS OF THE WEHRMACHT
 「ドイツ軍のトラック」「3」のトラック版。これまた基本中の基本。定番みたいな本でしょう。乗用車と比べるとデザイン的に変化が少ないのと、掲載すべき車種が多すぎてまとめきれない感じで面白みは落ちる気がします。が、それは趣味の問題でしょう。

5:OPEL MILITARY VEHICLES 1906-1956
 「オペルの軍用車輌」ハードカバー176ページ。上のschiffer2冊と同様の装丁です。内容的には「1」の本に戦前、戦後の軍用オペルを追加しテキストを英語にした感じで、個人的には写真は十分な数が載っているものの面白みが足りない感じがします。乗用車をもっと期待していたのに・・・逆にオペルブリッツが好きな人は不満は無いでしょう。

 ちなみに、ドイツらしくない平凡な車をマスプロ生産したGM系のオペルですが、「半装軌バイク」オペルケッテンクラート、「水陸両用自動車」トリッペルS.G.6、「豆潜行艇」ビバーと、妙な物にエンジンが流用されています。ここらへんが本では軽く触れているだけなのも個人的な不満の原因の一つです(笑)。

6:写真でみる 昭和のダットサン
 洋書ではありませんが良い本なので。日本の乗用車も是非・・・。「昭和」となっていますが戦前止まりなのがナイスです。奇蹟のハイクオリティ自動車雑誌「スーパーCG誌」の連載記事をまとめた物で、豊富な写真と図版は勿論、読み物としても最高に面白い本です。定価1800円。古本屋で見つけたら買って損はないと思います。
 「ダットサンの何処が軍用乗用車なんじゃ!?」という声もあるかと思いますが、ピックアップトラックは軍に徴発されて結構使われてたようです。なお、この本にはトラックやニッサンは載ってません。
  タイトル 出版社 ISBN
OPEL IM KRIEG(band82) Podzun-Pallas 3-7909-0209-8
Ford im Kriege(band123) Podzun-Pallas 3-7909-0394-9
CARS OF THE WEHRMACHT schiffer 0-88740-687-4
TRUKS OF THE WEHRMACHT schiffer 0-88740-686-6
OPEL MILITARY VEHICLES 1906-1956 schiffer 0-7643-0267-1
写真でみる 昭和のダットサン 二玄社

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