ひとり言 第22ページ
オッケー牧場 03.03.26

 今から10〜15年くらい前の話です。当時、それだけで変態視されたものですが、私は日本戦車が好きでした。(今日では日本戦車好きも市民権を得たようですが、そのダメっぷりを愛でる人はまだ少数のようです・・・。)

 そんな当時、バーリンデン(VP)から同社スタンダードの『大きめ1/35』で日本の戦車兵が出たのですが、顔もスタイルもモールドも良くて非常に感激しました(これ)。そして、同社が120ミリフィギュアの充実化を図っていた時期でもあったので、このサイズでの登場も当然の様に期待したものです。

 ある日、模型店のオッチャンが問屋からのファックスを見せてくれました。そこには、「120mm.Japanese warrier」の文字。 「ジャ、ジャパニーズ・ウォリアー?やったー!買う買う買う!入れて!」と舞い上がったのは言うまでもありません。でも、結局は模型誌の広告で写真を見て前言撤回となりました。そこに載っていたのは「ガッツの雑兵」だったのです・・・。

 その頃はね、格好いいフィギュアが欲しかったんです。 でも、何となく今は格好悪くても味のあるフィギュアが欲しいです。出来が良くて格好悪い奴。 いや、格好いいフィギュアを否定する気は全く無いんですが、戦争にヒロイズムを見ていると勘違いされたりしたらちょっとシャクですし。 御免よガッツ、当時はお前の良さに気づかなかったよ、すっごくオッケーだよ。

 なお、この製品の品番はNo.0802です。
  

こわ〜!夢見そう。93.03.16
 以前紹介の土方歳三さんは止まったまんまですが・・・。

 前からフィギュアの製作方法について考えている事がありました。それは、写真を元に、どうにかして目や鼻や口といった基本となる部分の座標値を求め、その座標を反映した何らかの立体物をプラ板等で作り、エポキシパテ等で肉付けして造型する事で、それなりに似た顔を作れるんじゃないか?という甘く切ない妄想なのでした。で、ちょっと試しに。

 いろんなアプローチ方法があるかと思いますが、私は得意の六角大王superでの3Dデータ化から始めてみます。トシさんの場合は、参考になる写真は事実上一種類なので精度は期待できないし、左右対称データで再現する事自体無理があるのですが、まぁ、この段階では完璧を求める必要は無いので良しとしておきます。

 まず、お馴染みの土方歳三さんを下絵に(左上)。マンガモードで大雑把にトレースし、対象モードに切り替えて面を貼り(右上)。形を整え面を細かくしてなめらかに。対象領域を非表示にしてます(左下)。それをレンダリングして見る!怖い!(右下)。 

 あれ?当初の目的から離れて顔全体を作ってる・・・(笑)。 まだまだ修正は必要だけど、各部の位置関係は大きく間違ってはいない筈です。でも、なんか似てない感じがするなぁ。やっぱり、人を似せるにはディフォルメのセンスが要求されるようで・・・。
 
ファームトイ (トラクター・ミニカー)の高級品 03.03.09

 1/16スケールのフォードソンは4個めです。過去の3個と比べて圧倒的に出来が良く、実車写真集やパーツリストでも判らなかったディテールが施されています。メーカーのダンバリー・ミントは高品質ミニカーで知られていますが、正しくその流儀で作られた逸品です。常識的に考えられる範囲では最高の品質でしょう。

 アメリカ製ファームトイは、「安いが大雑把な出来」が基本といえます。それは魅力でもあるので大いに結構なのですが、やはり、「出来の良い=本物により似ている」事に満足感を得る人も多いでしょう。

 ・・・そういう場合は、このダンバリー・ミント(DANBURY MINT,1/16)。 フランクリン・ミント(FRANKLIN MINT,1/12)。 アーテルのプレシジョン・シリーズ(ERTL・PRECISION)の3シリーズに注目です。 どれもラインナップは少なく、入手経路も限られ、何より生産数が限定されているのが生憎ですが、私としては、これらのメーカーがクラッシック・トラクター指向なのは喜ばしいところです。

 写真は、適当に撮った農家の画像をA4紙にプリントした背景と、100円ショップの園芸コーナーにあったプランター用敷物(?)のベース。 ベースの色に合わせてあらかじめ背景写真を色補正してプリントするという事をしています。パソコンだとこういう事が出来るので、意外と簡単に地続きっぽく出来るんですね。いや、ちょっと感動でした。
 
いや・・・だから・・・ 03.03.02

 友人からのメール有り。まぁ、模型にしか見えないという事なので嬉しい限りですが、本当にCGなんですってば! 模型っぽいCGを目指したの!!これが証拠写真だ!

 模型好き特撮ファンの間で、CGに否定的な人は多いようです。その思いは私も良く分かりますから、今回のは 「CGが苦手な奴が作ったCG」 ってな事になりますね。どっかで見たような流用パーツ的なディテールを意図的に入れています。CGやゲーム好きの人が見たら全く魅力の無いダメな出来かもしれません。

 製作は、六角大王Superでモデリングし、Shadeでマッピングとレンダリングを行ったのですが、その製作過程は意外と模型の製作(といってもフルスクラッチ)に近い感覚で、これまでの経験がフィードバック出来ました。モデラー(模型製作者)ならば、形状を立体的に把握する感覚はそれなりに有ると思いますが、例えば、「この膨らみは、削り出しではなくヒートプレスの感じに。」とか、「この角は、細目のペーパーで磨き過ぎてダルくなってしまった感じに。」とか、前回書いたような「スジボリはこう、墨入れはコレくらい。ここはドライブラシで。」なんて感覚は、モデラー特有の物でしょう。 これはある意味で究極の妄想モデリングです!私同様、妄想モデリングが得意な人はCG製作が楽しめるかも。 もっとも、「本当は、こうしたいのだけれど技術的に出来ない。」という制約も多くて、度々挫折しそうになるのは妙に現実的ですが(笑)

 今の私の気持ちとしては、「消費的趣味としてはCGはつまらないが、生産的趣味としてはCGは面白いかも。」といったところです。

うれしはずかしオリジナル宇宙船!
03.02.25

 いやぁ、エライ手間が掛かりました!!!。9割方完成です。本当の仕上げはまだ先ですが、この状態を是非、画像をクリックしてご覧下さいな。

 『スジ彫り下手やし、スミ入れ&汚し塗装も雑でいかにも模型って感じやなぁ。』 と思って頂ければ満足です。そういう仕上がりを狙ってみました。言い訳っぽいですか?・・・・(笑)
−−−−−

 私が中・高生の頃はいわゆるSFブームの最中で、小説を筆頭に、映画、アニメ、等々よく『SF物」が作られていました。 もし、その頃の自分に「20年後のSF映画には、ミニチュアの宇宙船は出てこないんだよ。コンピューターで描かれたアニメーションになるんだよ。」 と言ったら、どう思ったでしょうか・・・

 当時、XウイングのCG実験映像をルーカスが観て興味を持ったらしいというウワサを聞いていたので、さほど驚かないかも知れません。 でも、間違いなく残念には思ったでしょう。何故なら、特撮が模型を使って撮影されている事自体に魅力を感じていたからです。それは、「その気になれば模型は作れる。8ミリカメラも持っている。今はフィルム買う金もないけれど、いつか特撮の真似事は出来るかもしれない。」という夢に直結していました。 しかし、CGは明らかに追体験出来ない別世界の話でした。それに、まるで写真の様なリアルな絵になることも想像できなかったでしょう。

 さて、がっかりする昔の自分に、「でも、君が授業中ノートに描いている宇宙船、20年後には素人でも頑張ればこれくらいリアルな絵が作れるんだよ。未来の君が初めて作った3DCGがコレだよ。」と、この画像を見せれば一転して目を輝かせるような気がします。

 いや、「いい歳してまだ、こんな事やってるのか」と余計にがっかりさせるだけかもしれませんが。(とほほ・・・)
  
『ヤンマー農機の展示会に、ナナハンで駆けつけた峰不二子と飛葉ちゃん』ってな感じ?03.02.15

 以前ここで、ヤンマー「エコトラ」1/40ゼンマイモデル(プラケース入り)を紹介しました。てっきり1回コッキリのイレギュラーと思っていたのですが、気づくと一気に3種も新作が出ていました! 今回も玩具然とした出来ながら、シャープなマーキングによる妙なリアルさは健在。でも、ゼンマイとディスプレイケースは省かれています。

 左上の「コンバインGC322」は無可動ながら薄いゴムキャタピラがシャープです。 左下の「田植機VP6C」は面白い形で嬉しい逸品、たぶん田植機のミニチュアは空前でしょう。 右上の「エコトラEF300」は第1弾とは別機種で、作業機付きなのが嬉しいところ。

 右下、ホンダCB750とフィギュア2人は、現在コチラで売っている「新タイムスリップグリコ」の物。第1弾のC100スーパーカブもアイテム的に嬉しかったけど、今回は随分クオリティがアップしていると思います。スケール的には1/35〜1/40位で、ちょっと半端です。
ペンデル・プリンセス!03.01.10
 
 ついに入手出来ました!トラクタープラモデルの最高峰、1/16 Scale. Garrett 1919 Pendle Princess,(BANDAI)です。63センチある巨大な箱に、この絵がドーンと描かれ、高級感=満足感はバッチリです。コレは再販時のパッケージで、箱は「バンザイ」マークですが、説明書はローマ字マークに変わっているので、だいたい20年くらい前の製品でしょうか。初版は箱絵自体違います。 見ての通り、ショーマンズ・エンジンと呼ばれる飾り立てたトラクターで、農耕トラクターとはちょっと違います。その為か 『蒸気自動車』 と表記されています。

 バンダイのキットは、輸出を重視していたというウワサを聞いた事があります。なるほど、日本受けしなさそうなアイテムも多いし、カーモデルのあまり見掛けなかったアイテムが海外のオークションに出たりします。何より、この蒸気車を製品化した事実がその証拠と言えないでしょうか。 もっとも、この実車は現在も日本にあるので、日本に到着したときの興奮で企画が通ってしまった社内集団ヒステリーの類というのが真相かも知れませんが(笑)。勿論、取材はバッチリ行き届いていて良い出来です。

 実は、アメリカで日本製キットを化粧直して売っていたENTEX社からも出ていました。アメリカのイーベイに何回も登場し、入札しようか迷った事もありました。今回のはヤフーオークションで入手したのですが、コチラで見たのは初めてです。本国より、あっちの方が入手しやすいのって反則だよなぁ。
 
2003年、明けましておめでとうございます。2003.01.01

 思えば、去年の正月は何の意味も無く「アッシリアの破城戦車」の絵を載せていましたね・・・。という事で今年も意味なく。

 数年前、「天才タマゴ」という、「毎度の事ながら何んだかなぁ」的CMがありましたが、このスタウト・スカラブを知っている人は、「この60年遅れめ!」と冷ややかに見ていたかもしれません。

 ウィリアムB.スタウト(William B. Stout)は、「3発旅客機=トライモーター」を設計開発し、権利をフォードに売った人ですが、彼が作ったスカラブ(Scarab=コガネムシ)もまた1935年の常識を超えたデザインでした。このスタイルは、現在では「流線型ミニバン」の一言で説明出来ます。一言で表せるほど「定着したスタイル」なのです。しかし、このスカラブ以前にそんな車は有りませんでした(たぶん)。 その発想力、まさにコロンブスのタマゴです。

 絵は角度が悪くて3ボックスに見えますが真横から見ると見事な「タマゴ型」です(後ろに小さく描き足しました)。飛行機屋の設計ですから、スバル360と同じように強度と軽量化の両立を図ったのでしょう。でも、こちらは全て平面カラスですから余計に困難があったはずです。そうそう、ディテール面でもアール・デコを感じさせる美しさがあります。もっとも、その繊細なディテールのせいで模型には恵まれない運命にあるのですが。

 ・・・ってゆーか、元々ここで取りあげる流線型車は、模型に恵まれない奴ばかりですけどね(笑)。 
 
ああ・・・土方歳三フィギュア。02.12.21

 フィギュアは、一気に作ってしまうと出来に対する客観的な判断が出来ず、野弧禅的満足感を得るだけに終わる恐れがある。

 ・・・とかなんとか言いながら止まっている土方歳三フィギュアなのですが(笑)、トシさん血糖値を上げるために函館は五稜郭へ行き、現状を視察して参りました。雪が降り、堀の水も凍る殺風景なこの時期、観光バスが結構止まっているは意外でした。この時期、一体どういうツアーなんだろう(笑)。

 さて、観光バスが止まるところに土産物屋あり。五稜郭を一望出来るその名も「五稜郭タワー」の一階には、白い恋人、バターアメ、アイヌ衣装キティちゃん、トドカレー、クマカレー等々の北海道土産が列び、その一角に土方グッズは有りました。と言っても意外と数は少なく、造形物としては3種類くらい。あとは例の顔写真を印刷したマウスパッドやらマグカップやらと、「誠」をデザインした新撰組グッズなんかでした。「誠」Tシャツは結構格好良くて買ってもよかったかなぁ。「土方歳三の血」は売っていなかったと思います。いや、ただの赤ワインなんですけど・・・。

 写真は勿論、土方歳三と榎本武揚。 両者で等身も大きさも有っていないし造型的にも大した事ないです。土方の顔面には2本もパーティングラインが入っていて素人抜き丸出し! 色も、肌色レジンに、黒、白、金の3色を大雑把に塗っただけ。近所の素人兄ちゃんが置いて貰っている物なんでしょうか? ほんとダメダメです。でも、それはモデラー的近視眼での話。いつも言うように、物体として 『たたずまい』 が面白ければOKだと思っているので個人的にはヒットです。函館では不人気の榎本武揚が有るのも良いです。
 
仮組み大好き。(1)02.12.14

 新旧、いろいろ1/43キットを引っぱり出して、仮組みしています。いや、これが楽しい!

BUGATTI Type 32 "Tank" GP de Tours 1923
 いやぁ〜、「タンク」、好きなんですよ。芸術作品と称されるブガッティにあって、この32タンクだけは例外でしょう。GPレース専用車ですが、トーイングトラクターにしか見えません(笑)。 硬いレジンのJPS製キット。 なんと、同社からは、チェコ人女性レーサー「エリザベート・ジュネック」がナンバーとヘッドライトを付けて公道で使用した(!)バージョンも出ています。でも、それはペイント済みキットなので諦めました。(写真右)

Caballo De Hierro
 1950〜54年の5回だけ行われた、カレラ・パナメリカーナは、平気で(?)死者を出すアニメも真っ青の公道レースでした。巨大なアメ車やら、ベンツ300SLやフェラーリのスペシャルなんかが走るレースに、部品の寄せ集めで作ったホッドロッドが参加、結構活躍してしまったから面白いです。とにかく人を食ったようなスタイルだけど、今見ると古さを感じさせない不思議なマシンです。サイクルフェンダーが付きます。プロバンス・ムラージュ製。(写真中)

PEUGEOT VLV Cabriolet
 プジョーの電気自動車。かわい〜!。天下の 『現存する中で2番目に歴史の長い自動車会社』 プジョーが何故!?とも思いますが、 「1942年のフランス製」 と聞けば、事情を察する事が出来ますね。 フランスにはバイクと車の中間的なサイクルカーの歴史がありますから、意外と珍奇さは無かったのかもしれません。 珍車種が多く面白いCCC製、ラクーンオートさん取り寄せ品。 マクタロウさんに情報を頂きました。(写真左)
装備品いっぱいサービス満点の・・・ 02.11.17

 ヴァーリンデン(VP)製、SS迷彩スモックを着たSS下士官です。 このVP社による一連のシリーズによって我々は120ミリフィギュアの存在を知りました。 何だか懐かしさすら感じますが、あらためて今見ても見事な出来です。

 これは10年ほど前に作った物で、自分で言うのもナニですが、当時としては可成り良く塗れた方だと思っています。手に持つMP40を紛失したり、モールドに沿って入れた目が変だったりしますが、今でもチョット直せば展示会に出せるかなと思ったりします。 あ、よく見たら、顔をいじってある。当時もそんな事やってたんだなぁ。

 先日のHME2002で、あの松岡氏の素晴らしいフィギュアを直接見る機会を得ました。、さらに翌週リトルウォリアーズ北海道支部(?)で行われたご本人の塗装の実演を見せて頂きました。 今は、今後のフィギュアへの「間合い」をどう保てば良いか少々戸惑っているところ。「作る方」はやっていきたいんですが。

 取りあえずこのフィギュアを塗り直してみようと思い、お別れに記念写真を一枚。 そして、このHPはフィギュアの完成品を全然載せてなかったなぁ、という事で載せてみました。一応、画像をクリックすると大きくなります。
ショート・スターリング 02.10.30
 ショート・スターリングといえば、素人目には 脚カバーが妙な所に付いている程度の印象しかない (イギリス空軍最初の)4発爆撃機でありますが、エアフィックスの1/72キットに限って言えば、オマケにト−イング・トラクターが入っていた事でナカナカ魅力的でした。ただ、これは随分以前の再販からセットされなくなり、私にとっては幻のキットとなっていました。現在も箱絵の端っこに描かれているものの入ってはいない様です。

デビットブラウン VAK クロップマスター ※
David Brown VAK Cropmaster
 いちいち格好良い名前のトラクターですね。もっとも、「クロップマスター」「収穫名人」とでも訳すと国産のコンバインに有りそうなネーミングですが(笑)。このVAKシリーズは、1939年以降に作られたようなので、ジオラマに使う際は注意がいるかもしれません。

 デビッドブラウンのトラクターは、北海道の農協(ホクレン)が推奨した事もあって北海道では比較的見るメーカーですが、一時はあのアストンマーチンの親会社になり、かの憧れの超高級車DBシリーズを作っていたのだから驚きです。007のボンドカーの親会社が実はトラクター屋だった・・・う〜ん、ス・テ・キ。 

ブームなのだ。

◎つい先日、この憧れだったオマケ部分がヤフーオークションに出ていて、260円で落札出来ました。
◎土日に開かれたHMEでは、イギリス爆撃機を列べているサークルがあり、そこに完成品が有りました(写真)。
◎その土曜日、昔から英国機ばっかり作っている先輩にヤフオクの事を話したところ、翌日、爆弾、ドリー、説明書のコピーまで付けて持ってきてくれました。感謝感激。
◎また、なんと3つ持っているという人が居ました。再販でオマケが付かなくなった頃、まだ店頭に以前のキットが売れ残っていて買い集めたのだそう。当時からマニアには人気があったのね。

 このように情報がいくつか有って、個人的にはちょっとしたブームです。2個目が手に入った事で作る事も可能になりましたし。そうそう、1/48でもタルマックから爆弾ドリー付きのレジンキットが出ていて以前から気になってるんでした・・・。

※後の訂正
 ここではVAK「シリーズ」と書いているのでセーフとしたいのですが(笑)、フェンダーの付いた工業トラクター型はVIGと言い、更にサブタイプがいろいろ有る様子。1941年からVAKと平行して生産したようです。

フィギュア間に合わず。02.10.20

 いやぁ〜、展示会に向けて作っていた130ミリくらいのフイギュア、断念です。1ヶ月前にはこの状態だったのですが、なぜか急に萎えてしまって・・・。どうも私は、顔が出来ると満足してしまう上に、締め切りが近づくとイヤになっちゃうダメ人間の様です。

 一応、土方歳三のつもりです。残されている土方歳三の写真は、全身と上半身の2種類のみ。この2枚は、同じ場所で前後して撮られたほぼ同一の写真で、顔が格好良く修正されているものが一般的に使われています。 ま、とにかく、「本物の土方」のイメージはその写真で確立されているので、そんな風に作ってみようと思いました。私、「ちょんまげ和服の新撰組副長」って時代劇のイメージになっちゃいます。

 長いブーツを履いている事もあって、椅子に座り易いようにズボンのモモのあたりをつまみ上げたんでしょう、ズボンに不自然なシワが出来ていて、この「不自然さを再現する」という難関をどうしようか悩んでます。 足元の小さい子供は、昨夜ヒネった物。これは展示に間に合うかな?。

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