モトラ話5(2003年)

異音-ステップ曲げからマフラー破損
 ある日、エンジンが特定の回転数になると「ガガガ」と異音を出す様になりました。調べてみると、排気管のビビリ音の様です。この時は「各取り付け部を増し締めする」だけで済みました・・・。

 が、しばらくするとガリガリビビビ・・・っと回転(振動)応じて強烈な音がするようになりました。よく見ると「排気管」と「消音器」の溶接部分にヒビが入っていて、翌日見たら溶接部で完全に分離していました!。冷えて縮んだのでしょうか、5ミリくらいは隙間があります・・・。

 思うに、以前、ステップを障害物ぶつけて曲げたのが事の始まりの様です。焦った私はバックしてその障害物にグイグイっとステップを押し当て、元に戻しました。その後日、例の「エンジンハンガーボルト」が折れている事に気づきました。これは、先のステップをぶつけ直した時に余計な力が集中したためと思われます。私は以前の経験から、このボルト1本が無くてもしばらく走れる事を知っていたので、そのままにしていました。欠品パーツという事も知っていたし・・・。ただ、これもよく考えれば当然なのですが、ハンガーボルトの上の1本はエンジンをぶら下げ、後ろの1本はエンジン位置を固定するパーツで、後者が無いとエンジンはグラつく筈です。上のボルトを視点にブランコの様に・・・。

 そう、エンジンがブランコの様に揺れると、排気管には「引っ張られたり押されたりする力」が働くのです。「各部取り付け部を増し締めする」と余計にその力が働きます。ああ、また私のズボラな行いのせいで壊してしまった・・・。ちなみに、ハンガーボルトとマフラーは共に欠品パーツです。


 以上のトラブルと、冷夏(一度も真夏日がない!)だった事もあり、あまりモトラにのらず・・・来年へつづく・・・。

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