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読みづらいかと思いますが、ご容赦ください

AT-STスカウトウォーカー(帝国の逆襲版)第1項

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流用パーツ列伝番外編10/1

KV1及びKV2


 決定力不足、あるいは「思いこみに近い」と言う意味で番外編です。

 「アートオブRJ」の四面図の頭部後面を見ると、列伝(7)のギアボックスが左右に貼り付いていますが、その間の中央に、丸い膨らみが描き込まれています。図面上の事なので、丸い別部品なのか、平面の一部がプクッと膨らんでいるのか解りません。が、どうもこれが私にはKVのエンジンデッキに見えてしょうがないのです。
 ちなみに、ジェダイ版では丸い別部品になっていて、KVのプクッと膨らんでいるモールドとは違います。ただ一度そう見えると徐々に確信的に思えて来て後戻りし難いのです。まぁ、実際に作ってみれば答えは出るでしょう。

流用パーツ列伝(8)10/1

ダースベイダーTIEファイター

 タミヤばっかり。とお嘆きの貴兄に。 タミヤは、「キャラクター物は商品寿命が短い。」として手を出しませんが、(まぁSWが20年以上も売れ続ける事を予想した人は少ないでしょうが)、もしタミヤがSWをやっていれば、ILMも流用パーツの供給元として大歓迎だったに違い有りません。 MPCのキットは使い物にならないらしく、殆ど利用されてません。 例外的にAT−STとTIEボマーにこのキットが使われていますが、かえって突貫工事で作られた事を暴露しているみたいで、ちょっと虚しい気がします。・・・デモそこがまたイイんだよなぁ。
 

流用パーツ「外」伝9/30

 私が流用パーツの解析に興味を持ったのは、ルーカス展の立派な図録を見てからだから、比較的最近と言えます。特にファルコン号のクリアーな写真は、注意して見てる訳ではないのに「パンサーだ!キューベルだ!」と自己主張していて面白いのでした。この本をじっくり見てからもう一度ルーカス展に行けば見方が変わっていたと思います。
 そう言えば、現場でTIEボマーのディテールを一生懸命メモ帳に描き込んでいる人がいたっけ。今なら私も隣でメモを取りながら情報交換している事でしょう。当時はまだ「大人」だったのでそんな事は出来なかった。 長時間かけて観に行ったのに。
 ルーカス展の図録は、その後ハードカバーになって書店で売られました。タイトルは忘れました。英語版も出ています。 

流用パーツ列伝(7)9/26

タミヤ1/12 ブラバムBT44B

 帝国版AT−STは、背面の写真が有りません。したがってジェダイ版から推測する事になるのですが、結構そのまま信じても問題は無さそうです。

 頭部後面にファンが2つ付いています。過去のしがらみから、パンサー・キングタイガー系のエンジングリルかと思いがちですが、「アートオブRJ」の4面図を見るとヒューランド製ギヤボックスである事に気づきます。
 当時のF−1マシンは、大半が同じエンジンに同じギアボックスという面白い時代で、ギアボックスから車種を特定するのは不可能です。
 ところがそのパーツの上に付いている8角形の箱がブラバムっぽいのです。さらに実物大セットには小さな凹みが有ってさらにブラバムっぽい。ただ雰囲気は似ているのですが、形状や大きさは明らかに異なっています。
 そのものズバリの元ネタがあるのに、私が気付いていないだけかも知れませんが、私は次のように考えました。
 帝国版モデルがディテールを剥ぎ取られていることから考えて、帝国版のパーツの少なくとも一部はジェダイ版に型取り流用されたと考えられます。同じ大きさとプロポーションなら別に問題ありません。ところがジェダイ版のAT−STは頭部が大きくなっています。モデラーの立場で考えるとディテールの少ない頭部を大型化します。そして必要ならディテールも大きくします。
 さて頭部後面が大型化した場合、「箱」と「ギアボックス」を大きくしなければなりません。ただ、複雑な形状のギアボックスはやりたくないので、「箱」だけ大きくして間に合わせます。
 そうして出来たのが「雰囲気は似ているが大きさと型が違う」パーツでは無いでしょうか。
 もっとも少し自己矛盾してる所も有るには有るのですが・・・。結論は実際に手を動かしてからにしたいと思います。

 ちなみに、ブラバムのボディ(ボデーと表記する人はトヨタ党だそうな。)は、スレーブ1、病院船、に使われています。

流用パーツ列伝(7)9/26

タミヤ1/35 20ミリ4連装高射機関砲38型

 これも比較的よく使われているキットです。箱絵に描かれていない防弾板を始め幾つかの部品が使われています。AT−ST用には2個分用意しなければなりませんが、残った2個分の部品がタイボマーに旨く利用出来るので、頑張る人には経済的かも知れません。

SW専用映画館。その名も帝国座!9/26

 3部作公開が、それぞれ小学、中学、高校、の多感な時期に重なった私にとって、札幌、狸小路1丁目にある帝国座は特別な映画館と言えそうです。
 
 ドキドキしながら階段を上ると次期公開の「悪魔が来たりて笛を吹く」の看板が有って、劇場を間違えたかと思った1作目。(記憶違いの可能性あり。)

 待ち合わせに遅れた友人を、ぎりぎりまで待ったせいでオープニングが観れなかった「帝国の逆襲」 (でもドアを開けたらいきなりスタ−デストロイヤーのどアップ! おかげで、すぐ「トリップ」出来た。)
 
 ビデオのあまり普及していなかった当時、久しぶりにSWが観れた「日本語版」。しかし上映したのが帝国座で無かったのは残念でした。この劇場は映写機が暗く、同時上映の「THX1138」の内容があまりに***だったため、2回づつ見た後にはグッタリしてしまいました。(オルデラーンの発音が新鮮だった。)

 「帝国の逆襲」の興奮を再び!期待に胸を膨らませ、後に期待しすぎを反省する事になる「ジェダイの復讐」。これも帝国座では無いのでした。深夜先行ロードショー、18禁に少しどドキドキした高校生の夏でした。

 そして、トリロジー特別編。スターウォーズ3部作が帰ってきた!帝国座に・・・。

 私は、「帝国の逆襲」が1番好きです。その次が「スターウォーズ」。次に特別編の3作・・・そう考えて行くと、やっぱり「スターウォーズは帝国座に限る。」 と言う「目黒のサンマ」的結論にたどりつくのでした。

流用パーツ列伝(6)9/25


タミヤ1/35 232八輪装甲車

 車体ハッチが装甲バイザー(覗き窓のフタ)に使われています。フェンダーがお尻にドーン!とくっついています。

流用パーツ列伝(5)9/25


タミヤ1/35 M3グラントあるいはリー


 バイザーブロックが同じ用途に使われています。以前リサーチした時はグラント固有の部品を見つけた記憶があるのですが、今では忘れてしまいました。サスペンションが右脚、口元に流用されています。
 リーのリアフェンダーがTIEボマーに使われているので、そっちを使ったほうが将来的に得するかも。

流用パーツ列伝(4)9/25


タミヤ1/35 223フンクワーゲン


 これもアンテナが同じそのまんまの用途で使われています。銃塔の底板も使われています。
 今なら手に入ります。

流用パーツ列伝(3)9/25


タミヤ1/35 M5A1ヘッジホッグ


 車体上部天板が、そのまんま同じ使われ方で使われています。そう言えばこの車体形状はどことなくAT−STの頭部に似ています。その意味ではサイドスカートもあるべき場所に流用されています。
 今なら手に入り易いと思います。

流用パーツ列伝(2)9/25


タミヤ1/35 マチルダMK2

 エンジンデッキ部分がAT−STの頭部に使われています。第一転輪が右側ガトリンクガン?に使われています。
  このキット、しばらく店頭から姿を消していましたが、たしか1・2年前にスポット生産されたと記憶してます。

流用パーツ列伝(1)9/25

 
セガワ1/72 600ミリ自走臼砲「カール」貨車付

 帝国の逆襲製作時の花形キット?同シリーズの列車砲「レオポルド」と共に、プロボット、TIEボマー等で使われまくっています。貨車のブリッジ部分が脚に使われています。今の所、レオポルドの部品はAT−STでは確認出来ていません

(私の知っている)資料について9/24  
    

 「アートオブスターウォーズ・ジェダイの復讐」にAT−STの4面図が載っています。AT−STは、帝国版とジェダイ版とでフォルムが大きく異なっているのですが、この4面図は、ジェダイ版を作る際のひな形にする目的で帝国版を採寸した物らしく、あきらかに脚の長い帝国版フォルムになっています。ただ、頭部形状自体はジェダイ版に近く、完全には信用出来ません。ディテールは細かく描かれているので、流用パーツから本物の大きさを推測できそうです。
 
 写真1「シネフェックス帝国の逆襲」デニスミューレンといっしょに写っている写真。 この写真ではじめてAT−STを知ったような気がします。映画でのAT−STは印象的で魅力的ですが、結局「謎」、「幻」、のままでした。小さいスナップ写真なので直接の資料にはなりません。

 写真2「モデルアート」の1コーナー、フォトレポート・ジョージルーカス展(切り取っちゃったので号数わからず)の中の1枚。 ルーカス展の宣伝を兼ねてますが、こう言う特集記事は他にも有りそう。 ジェダイ版製作時に部品を剥ぎ取られ、骨格(アーマチュア)だけになってしまった可哀想な帝国版。私も札幌から東京まで見に行きました。 写真はかえってアーマチュアの形が解ってありがたいのでした。
 
 写真3。写真4「スターウォーズ・テクニカルジャーナル」2枚のモノクロ写真。 オオ、こんな写真が!しかも大きい! ところで、汚し塗装がちょっと違うのは何故?この2枚は、おそらくミニチュア完成直後の写真で、映画撮影までに塗装の手直しが入ったのでしょう。一応、横のショットを写真3,前のを4としておきます。

  写真5「スターウォーズ・アクションフィギュアアーカイブ」 写真3,4、と同様のモノクロ写真(なぜか部品が1つ無くなっているのが愛きょう)。こちらは斜め、ちょっとアオリ気味のアングル。テクニカルジャーナルに対抗して大きめなのが嬉しいです。写真3、4も載っています。この本、僕の大好きなAT−ATドライバーの写真が数枚載っていたりしてクロニクルの補完も兼ねています。

  そうそう、「スターウォーズ・クロニクル」には、ジェダイ版の写真がたくさん載っています。これがディテールに関しては同じか、バカ正直なくらい帝国版に似せてあるので、流用パーツの解析に利用できます。

 以上。ネット上で公開出来ないのが残念ですが、参考まで。

はじめに9/16

このページは、スカウトウォーカー(帝国の逆襲版)の実像に迫る事を
常に念頭において話を進めていきたいと思います。

   最終的には、撮影用の模型(プロップ)に限りなく近いレプリカを作る事を
理想としていますが、それはあくまでも理想。  
途中でヘロヘロふにゃふにゃと予定が狂う場合も考えられます。

    まあ、それはそれ、同じ夢を持つ人が1人でもいれば、その人の参考になるのでは、
と言う精神でやっていきたいと思います。


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