ホームへ 制作記インデックスへ 2ページへ偵察戦車140/1型

140/1十五回3/15
 簡単型取りの巻(前回の補足)
 大事な事忘れてました。粘土埋め込み方式より優れた点がまだ有ります。

 粘土に埋めて型枠を作る場合、シリコン型は大抵四角形になります。この場合、原型が四角でない限り、シリコン型の角に、大きな無駄が出来て、「あれ?こんな小さい物に一缶使っちゃった。」なんて事態がよく起こります。しかも、複製に関係のない四すみが頑丈なくせに、大事な中央部分の肉厚が薄かったりして非効率的です。
 四角いシリコン型は、輪ゴムで合わせるにしろ、板ではさんでクランプするにしても、締め付ける方向は「前後方向」になります。一定方向からの締め付けは、原型に影響を与えやすいと想像されます。

 今回の「強引型取り」は、原型の形に合わせて、(ある程度)均一な肉厚のシリコン型がつくれて、しかも型自体が丸いため、輪ゴムで合わせても、(ある程度)均一に締め付ける事が出来るのです。

 掲示板での質問にお答えします。

>型同士を合わせづらくないのでしょうか。
 おそらく、「ダボ穴」を作らない事から、型ズレを心配されての質問だと思います。だとしたら心配無用です。なにせ、「強引に引き裂いて」出来た合わせ目なので、ミクロン単位でピッタリ合うわけです。逆に言えば、ちょっとでもゴミをはさむと、その分バリが出来るとも言えますが・・・。
>写真5で原型にシリコンがかぶさっているのですが、問題ないのでしょうか。
 たまたま裏面だったから、私は平気!でも、表面だったらボツですねぇ。だから「勘を頼りに切り開く」としか言いようがないです。勘が外れたら失敗です。
>型完成後のキャスト成形の成功率はどのぐらいですか
 おそらく今回の場合、まともにレジンを流したのでは0パーセントだと思います。こちらも変化球勝負でいきます。

十四回3/12
簡単型取りの巻(テキスト編)
 普通、両面型取りは面倒な物です。型枠を作り、粘土に原型を半分埋め、シリコンを流し、硬化したら粘土を取り除き、離型剤を吹き、またシリコンを流し込む。
 それらの作業がいちいち面倒なくせに、タマに不完全な出来に成ったりで、丸二日損した気分になります。自分が使う分には、そんなに凝る必要ありません。

湯口のついた本当の原型。この様にぶら下がる感じにデザイン。アルミホイルで簡単な型枠を作る。今回は穴が開いたので漏れ防止にラップを中に入れた。
、6の型枠が変形しないように適当な箱に入れてみた。写真はすでに原型をぶら下げ、シリコンを流してある。
硬化後。硬化剤を多めに使ったので、今回は早かった。この方法の場合、型の両面を同時に作るので、両型の硬化にタイムラグがない。そのせいか、粘土埋め方式よりバリが出ない。型の収縮に強い方法だと思う。
カッターで勘を頼りに型を割る。充分な切り込みを入れたら引き裂く!(この方式の一番の難点)
こんな感じ。本当はもっとシリコンを上の方まで来るように流したい。今回は、型作り時の計算ミス。逆に下は溜まりすぎだが、ここはカッターで切り取ることで型を自立するようにする。あったまイイー。
十三回3/11
簡単型取りの巻(写真編)



泥沼化リハビリ制作・偵察戦車140の1型
十二回3/10
原型でけた。
この写真でも、ドラゴンより立体的になったのが解ると思う。ただ、ハブキャップはイタレリのを使ったので出っ張りすぎ。でもいいや。今回はこれで行こう。
これを型取りして使う。リベットに気泡が入りそうだが、取り合えず8ケ位なら何とかなる。

泥沼化リハビリ制作・偵察戦車140の1型十一回3/9
アホや。
リベットの大きさを考えると、転輪はキリンのバイソン(ドラゴンのグリレ)から流用するのかなぁ。と思っていた。今後マケットから出る38tネタは買うつもりなので、転輪はその度必要になりそう。
で、これを「型取りしておこう」と思ったけれど、どうせなら自分の気に入った形ににしたいと思い、手直し始めてしまった。大丈夫か!?


泥沼化リハビリ制作・偵察戦車140の1型十回3/6
番外編です。

リベットをどうしようと考えていて、「そういえば九七式軽装甲車のリベットは良かったなぁ」と思っていたら急に作りたくなった。
2日有れば組立て完了の優良キット。いい気晴らしになります。



泥沼化リハビリ制作・偵察戦車140の1型九回3/5

またウソつきました!
下の2はウソです。今、プラ板で逆の方向で修正してますが、なんだか解らなくなって来た。もうイヤ!
泥沼化リハビリ制作・偵察戦車140の1型八回3/4
のラインが矢印方向に前進する感じで、側面装甲板を削った。角度は約2度。
の角が、1のライン側にいく感じに削った。ここのプラが薄くなって、白っぽくなっている。
側面下部の装甲板を、矢印方向に削ってみた。

画面手前が車体後方です。あぁー!使うはずだったリベットを削ってやんの!
3



泥沼化リハビリ制作・偵察戦車140の1型
七回2/27
前々回作った部分を、前回の指摘の様に改修。

なんか、泥沼化してきたなぁ。側面の角度も変えるとなると、使うはずだったリベットまで削る羽目に・・・。どーしよう。

タイトルに「泥沼化」を追加しました。


リハビリ制作・偵察戦車140の1型六回2/25
私はウソつきました!
図を見て下さい。左側をキットのライン。右側を本物のラインとして書いてます。赤が修正ラインです。
下の写真では、一枚物にしましたが、3の部分はエンジンデッキに合わせた斜めの板になってます。
1・角度が違う。2・量産型は丸まってない。
3

リハビリ制作・偵察戦車140の1型五回2/23
車体上部の後ろをプラ板にした。
キットのこの部分は、上半分だけ別パーツで、下半分はエンジンデッキ側にモールドされているうえ、横の方をちょっと削れなんて書いてある。

元々全く合わない部品。エンジンデッキ側を削って(おお、下の写真では、すでに削ってある)一枚物にするといとおかし。


リハビリ制作・偵察戦車140の1型四回2/21
車体のリベットを、削ってしまった。
 車体上部の140/1用部品は、合いが良く有りませんが、リベットは小さくて、私好みのモールドです。
 それに対してベースの38t部分は、リベットが大きく、出っ張っています。
 そのままだと釣り合いが取れないので、38t部分の、目立つところを中心に削り落としてしまいました。
 削ったリベットはフィルムケースに入れてあります。いつか他で使えるかもしれません。


リハビリ制作・偵察戦車140の1型三回2/18
チェコ戦車写真集
 無くした本が見つかった。何故か部屋に積み上げた段ボールの上に置いてあった。
そんな高いところに・・・ああ、キカイダーみたいな本だ。

 この本は、すばらしい。私のように「日本戦車の次にチェコ戦車が好き」なんて人には絶対観て欲しい。ベルリンの壁崩壊後に出てきたチェコ発の英文テキスト本で、珍しい写真が沢山載っている。ドイツが使用した物のいくつかはグランドパワーにも載ったが、それ以前の車両については、いまでも貴重な資料である。残念ながらソフトスキンは載っていない。その点はモーターブーフが上である。

 140/1の写真は7枚。  


リハビリ制作・偵察戦車140の1型二回2/7
資料のチェコ戦車本が見つからない。
 確か、モーターブーフのチェコ車両本より分厚いはずの洋書がどこかに行ってしまった。あんなデカイ物がどうして見つからないのか不思議だが、最近こういう事が多くて困る。
 そういえば、単三のニッカド8本と充電器が無くなってデジカメをケチケチ使う羽目になっている。右の写真も、デジカメのスイッチを入れて1,2秒の間にシャッターを押して撮った。そうすると、電池切れサインが出た後でもまだまだ撮れるのだ。あ、これ箱絵です。模型じゃないです。

リハビリ制作・偵察戦車140の1型初回2/5
 ひとり言コーナーで、Sig33重歩兵砲を作ってみて思った。これは制作日記でも良いんじゃないかと。まぁ、あれは、予想に反して完成してしまったと言うのが本音ですが、模型制作のリハビリ第一段が終わって、第二段は、最初から完成させるつもりで行きます。

 キットは以前買ったVM社の物。でっかいリベットと、タップリ油がのったプラで難物に見えますが、仮組みして見ると非常に真面目に作られている事がわかります。多少組み立てにくい所も有りそうですが、真面目なキットの場合あまり苦になりません。これがドラゴンのイージーエイトの様に不真面目が原因で組みづらい場合、腹が立ってとても完成させる気になりません。

 もしかすると模型誌に記事が載ったかもしれませんし、エッチングパーツ等ディテールも有るのかもしれません。でも、そんなに気合いを入れないで完成第一で行きたいので、自分流でいきます。

 チェコ戦車の写真集に実車写真が載っていたはずなので、それを唯一の資料として作ります。
 
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