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オントラック社 HOスケールメタルキット 実車について。 どうですこの車。わけわからんしょ？ 実は私もさっぱり分かりません。 ・・・たまたまWeb上で一目惚れしたアイテムなので、実車については何一つ知らないのです。まぁ私は、特定のジャンルに拘るタイプのモデラーじゃないので、直感的に面白い物ならそれで全くＯＫです。 見てのとおり、この車両はゴミ焼却炉風の縦型ボイラーをシャシーに乗せ無理矢理自走化させたかの様なデザインになっています。 日本では蒸気の汎用エンジン自体に馴染みが薄いので特別に見えますが、小型機に限ればこういうスタイルはアリだったのかも知れませんね。三菱もこういうのを作ったらしく写真を見たことあります。なお、オントラックから出ている被牽引式のコンクリートミキサーにも同じボイラーがセットされてますが、こちらの場合はミキサーを回す動力として使われています。 実車は知らないと書きましたが、この車はメカが剥き出しの為、部品がどう関連しているのか作っていて理解出来て非常に面白いです。そういう意味では 「実車（の構造）を知っている」事になるのかもしれませんね。 キット パーツは金属線以外は全てホワイトメタルで、特にレバー部品と、シリンダー/コンロッド/メインシャフトが一体で抜かれた部品は非常に細かくて作業中も完成後も大きなプレッシャーになりました。ちょっと何かに引っかけただけで再起不能のダメージになるでしょう。 パーツはどれも細かくシャープなのですが、写真だと大きさが分からない為大雑把に見えます。５００円玉を置いて初めてサイズやシャープさが伝わる様になったと思います。 実はボイラーに変形が有ったのですが、、1/43のＦ−１を作ってた頃に聞いた 「馬鹿正直に作り直すより、バランスに注意して変形が気にならない様に組むのがプロ」 というのが役立ちました。実際、出来上がると気にならなくなりました。 この手のキットでは普通ですが、説明書は簡単な図面が有るだけです。当然、少々戸惑いますが、形がハッキリしている車なので何とかなる方だと思います。 事前にWeb上で作品画像を見て全体を把握出来たのは大きかったです。なにより組めるキットである事の証明ですし。もっとも、部品を間違えている部分があって余計な迷いを生じたのも事実ですが（笑） 塗装は、最初にどこかのサイトで見た画像を真似ました。信憑性は有りませんが、もう「刷り込み」状態で他の塗色が思い浮かびません。国鉄のせいで日本人の持つ蒸気機関車のイメージは「真っ黒」ですが、海外では「ボイラーが黒、ボディが緑、ホイールが赤」というのはそう特別じゃないと思います。 私は、JaysTrains.comに注文しました。 ＨＯスケールの（鉄道以外の）車両は魅力的なメーカーが沢山あるのですが、それらを一網打尽出来るようなショップは無いようです。そんな中、Jay Cohenさんはアメリカ物のキットに関しては非常に充実していますし、対応も良いです。何年もカタログを郵送し続けてくれてます。私の知る限り、GHQ, JORDAN, ON-TRAK ,RIO GRANDE, WOODLAND SCENICS・・・・このあたりの製品は文句無くお勧め出来ます。 最後に。 この車両はどちらが前だと思います？多分、貴方が思ったのと逆です（笑） |
