- 復路スタート
日食が終わり、一夜明けた朝。
セデューナからアデレードまで戻る日です。
日食特集が組まれた現地朝刊を入手した後、バスに乗ってテント村を離れ、セデューナに別れを告げます。
- 退屈な旅再び
セデューナからアデレードまで、行きと同じ約770km以上の道を戻ります。
景色は往路で大体見てしまったことと、日食が終わった安心感とで、睡眠時間は行き以上に長くなりました。
おかげで時間は行きより短く感じます。
- 眠気覚ましその1
セデューナには多くの日食見物客が来てはいましたが、オーストラリアの広大な大地に比べればチリのようなもの。
別に道路が混雑するようなこともなく、車はスイスイ走っています。
それを狙っているのか、スピード違反の取締り現場を何ヶ所か見ることになりました。
私たちの乗ったバスは制限速度で安全に走っているので、その横を悠々と通り過ぎます。
- 路上のメリー・クリスマス
往路は夕方早いうちに到着する必要があったため、朝食も昼食もバスの車内で食べました。
復路は時間に余裕があるので、朝食はクラブハウスでとり、途中のレストランで昼食となりました。
その食事中に、笑い声とともにサンタクロースが現れました。
これから夏を向かえる南半球でも、12月はやっぱりクリスマスシーズン。
自分たちはまだ日食で浮かれていましたが、一般の人たちは次のイベントへ気持ちが向いています。
- 眠気覚ましその2
アデレード近くの干上がった塩湖に怪獣出現!
これはタイヤで作られたジョークオブジェでした。
- 極東の味
夕暮れ近くになってアデレードに到着し、夕食は中華料理のレストラン。
これまで食べてきたオーストラリアの料理は、全般的にあまり評価は高くなかったのですが、さすがに中華はどこでも外れなし。
日本人にはこれが一番無難なようです。
- バスの終着
この日はアデレード郊外のグレネルグという町のホテルで宿泊。
長い長いバスの旅もこれで終わりです。
一緒に日食を見た仲間である、バス運転手のアランさんともここでお別れ。
バス旅行は時間的には長過ぎて退屈でしたが、起きている間は陽気なアランさんの楽しい話のおかげで、実際には楽しく過ごせていました。