私の写真が本当に雑誌に!!

後日談


天を味方に
私の姿が写っている写真が雑誌に載るのは毎度のことですが、私が撮った作品を載せるのは簡単ではありません。
今回はアイスランドのほぼ全域が曇。 金環日食を見られたのは北部と西部のわずかな地域だけでした。

写真を撮れた日本人の数は限られているはず。
天文雑誌に投稿すればかなり高い確率で掲載が期待できます。

月刊天文 2003年8月号
magazine 天文の月刊誌です。
5月は本当に"食三昧"とタイトルが付けられたページで、私の写真が掲載されていました。
「真・金環日食」のページで紹介している金環日食写真の中の左下の写真です。大きな写真はそちらをご覧ください。

月刊天文へは1999年オーストラリア金環日食の写真を投稿したことがあったのですが、落選してしまいました。
同じ雑誌に、同じ金環で再チャレンジして雪辱を果たしました。

雲も味方に
その他に天文雑誌に写真が掲載されたのは、1998年のベネズエラ皆既日食。
当時スカイウォッチャー(現在は星ナビ)に載りました。 雑誌に投稿したことがあるのはこれまで3回だけ。 そのうち2回が掲載と、掲載率だけは異常に高くなっています。

ベネズエラ皆既日食も薄雲を通して撮った写真。
大勢の人が同じ対象を撮っているので、条件が同じならよほど質がいい作品か、他と違う撮り方をした作品でなければ掲載されません。
日食を楽しむためには雲はマイナスなのですが、撮影者の位置によって光景が変わるため、他の人とは違う作品を生み出してくれたという点でプラスに働いたと言えるかもしれません。

メッセンジャー再び
asahi 6月1日の朝日新聞に掲載された写真。
私の写真ではなく、ツアーに同行した写真家の八板康麿さんが撮影されたものです。
テニアン島に続いて私が現地から新聞社に電子メールで送りました。

実はオーストラリア皆既日食の時も送っていたのですが、新聞には掲載されなかったので、これに関しても雪辱を果たしたことになります。


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