日食の町

1999年8月10日(火)〜11日(水) シヴァス

bicycle


町の様子
sivas-1 シヴァス(またはシワス)はかつては重要な位置を占めていて、セルジュク・トルコ時代には首都が置かれていました。 現在の市街地はちょっと大きめの商業都市といったところ。 日食で人が集まっている分を差し引いても、人が多い都市だと感じます。 交通量は結構多く、狭い道をバスが通るときに苦労していました。 道端に銃を構えた警備の人が立っているのはちょっと怖い。
露店もたくさん出ていて、特にヒマワリの種をつまみ用として売っているのが目に付きます。 現地の人がわざわざ私に持ってきてくれるので何度か食べてみましたが、 ただ大量に食べるには種の殻を剥いて中身を素早く取り出す技術が必要になりそうです。

sivas-2 私たちが団体で歩いていると人が集まってきます。 物売りもいますが、多くは日本人に対する好奇心のようでした。 有名な観光地というわけではないので、ここでは日本人は珍しいようです。 (旅行全体を通して、向こうから日本語を話してこなかったのはここだけでした)
特に子どもはカメラを向けると皆写りたがってすぐポーズを取ります。 (自転車のスポークに飾りを付けるのが流行っていました)
日食関連の商品としては、道端で日食メガネを売っていたのと、土産物屋の飾り皿ぐらい。Tシャツもあったようですが、私は見つけられませんでした。 日食で一儲けしようという人はあまり多くはないようです。
他に興味深かったのは、体重計で体重を量ってお金をもらうという、日本では想像できない商売が成り立っていたこと。

神学校
theological-school イスラムの神学校。現在残っているのは門と2本の尖塔だけです。 塔の側面は青いタイルがまだ残っていました。 門は石でできており、彫刻はなかなかのもの。

市場
market-1 market-2 トルコは食料をほぼ自給自足できているそうです。 ここは青果市場で、野菜や果物、肉や魚、香辛料などが大量に売られています。 色とりどりに並べられた商品はとてもおいしそう。
ただ1kg単位で値段が付けられているのでとても買っては帰れず、 見て回るだけのひやかしに終わってしまいます。 それでも私たにタダで野菜などをくれる人がいました。
この中を歩き回って紅茶や日用品などを売っている人もいます。


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