山歩日記「笠取山」2/4


藪沢峠で、柳沢峠からの斉木林道に出て、その道をゆるやかに登ります。
作業用の荒れた車道ですが、ゲートがあるので車は通りません。
 
↑は笠取山の下にある笠取小屋。

上右はそのへんからの国師ヶ岳の眺め。昔は奥深い山でしたが、今は山頂下の峠まで車道が出来て、一時間ほどで登れるようです。
 
小屋前の広場から南側に見える大菩薩嶺(右の高い所)→。
その下が鶏冠山(左に突き出たコブ)と黒川山。
←笠取山の手前で雁峠に寄り道しました。
 
毎度の昔話ですが、三十数年前、左手の新地平から峠に登ったことがありました。
当時はまだ登山地図にも一般コースとしては載っていない道で、峠に近くなると踏み跡が乱れて花崗岩の崩れた砂礫地に出てしまいました。
上が雁峠とはわかっていたので、急な斜面を時々ずり落ちながら登っていくと、突然「ウォーン」といった獣の叫び声がして、続いて猟銃の発射音が二度ばかり聞こえました。
驚いた拍子に足もとが崩れて滑り落ちそうになり、あわてて近くの細い木をつかんだら、それがタラノキという棘だらけの木で、こちらも「ギャオーン」と叫んでしまいました。
笠取小屋近くに出た熊を射殺したのだと後で聞きました。


↑「小さな分水嶺」という地点。
左側が少し高くなっていますが、そこに降った雨が多摩川・荒川・富士川に分かれるというもの。
この辺から笠取山の登りに掛かります(上右)。
白丸の中に登って行く人が見えます。
公園の築山のようですが、なかなかの急坂で、上まで30分近くかかります。
茶色に見える木は山桜で、まだ花の咲いている木もありました。
ピラミッド形に見えて、笠取山より笠置山のようですが、全体が円錐形ではなく、先に細長く延びています。
昔、秩父・甲斐の山廻りの役人がここで出会って笠を取って挨拶したための名前だとか。
途中から見下ろしたところ→。