山歩日記「千頭星山」1/4
千頭星山(せんとうぼしやま)とは、どういういわれか知りませんが、変わった名前です。
南アルプスの薬師岳に近く、その登山ルートにもなっていますが、この山から薬師岳の尾根までが「難路」となっていて通る人は少ないようです。
登り口の甘利山の頂上下まで車道があり、何年か前の6月に、山頂に群生するレンゲツツジの花見に来たことがありますが、人出の割には花はほとんどありませんでした。
なんでも、その年は毛虫が大発生してツツジが丸坊主になってしまったとかで、入口のわきに割り箸と袋が置いてあり、ボランティアで毛虫を捕ってくれるようにとの張り紙がありました。
駐車場は山頂のすぐ下なのですが、広々としています→
以前はスキー場もあったようです。
公園の山のように、木の段の組まれた道を登ります。
↑手前の平たい丘が甘利山、中央奥の山が千頭星山で、ふたつあるコブの右側が山頂のようです。
草もみじの原に、まだトリカブトの花が咲いていました。
 
駐車場から30分足らずで山頂です→
通称「なべ頭」というそうで、牧場にしたいような広い草原です。
山頂から北東方向、奥秩父方面の眺め→
左が小川山、中央が金峰山、ふたつの中間の下が茅ヶ岳、右のゆったりした山が国師ヶ岳のようです。
ここからは富士山の眺めもいいのですが、この日は南側に雲が多く、見えませんでした。
←北側に八ヶ岳も見えます。