山歩日記「黒姫山」4/4
帰りの尾根道から振り返る山頂→。
黒姫という名は何となく「夜の女王」とか「魔性の女」といった暗くて魅惑的な感じがしますが、幾つかの伝説ではそういった女性ではなく、このあたりを支配した領主の姫の名前ということです。
 
そのひとつは──
領主が野外に花見に出かけたところ、連れていた黒姫が、竜とか大蛇とかの精に見そめられ、領主に要求を断られた竜が領地に災害を起こそうとするので、姫は自分から竜のもとへ嫁入りした。
その後、ふたりはいくつかの池のある山の頂に住み、その山は黒姫山という名となった。
──といったものです。
←西隣の高妻山(たかつまやま)。
 
頂上の長いひとつの山のように見えますが、左はしが高妻山で、右はしが乙妻山(おとつまやま)ということになっているようです。
高妻山の南隣、戸隠山(とがくしやま)→。
ソバと忍術で有名です。
 
↓帰りにまわった古池。
説明板に依れば、流出口のない池で、昔から干ばつの時はこの池の水を汲んで戸隠神社に雨乞いの祈願をすると必ず雨が降ったのだとか。
 
池の隣に五月中旬ころミズバショウの花が咲くという湿地があります。
黒姫山頂からこの池が見えたので、雲が掛かっている中央の高みが山頂のようです。
 
 
歩行時間は7時間半ほど
(案内書標準時間の1割増しくらい)