海外移住情報


中国・ウイグル自治区編
Xinjiang







○新疆ウイグル自治区について
イスラム教を信仰するウイグル族の自治区。独立国家を目指したものの、1949年に中国に統合
され、1955年に新疆ウイグル自治区が発足。1960年代には多くの住民がソ連領内に脱出しまし
た。1980年代には民族自治拡大、中国からの独立を図る動きがあったものの、1989年の天安門
事件以降は中国政府による取締りが厳しくなり抑圧された環境が続いています。また年々漢民
族が移入し、その数はウイグル族を上回るともいわれています。
尚、中国の核実験の大半は新疆ウイグル自治区内で実施されているため、健康被害や農作物
などへの影響が問題視されています。
新疆ウイグル自治区人民政府
ウイグル自治区・ウルムチ市





○入国について
ウイグルは中国の自治区となるため、中国査証が必要になります。
参照/中国査証編

○カシュガルの定番ホテル
漢民族、タジク、キルギスと古来から民族の十字路として栄えたカシュガル。
カシュガルで日本人利用が多いホテルは<其尼瓦克賓館>、バックパッカーの他にツアー客も
利用します。イスラム圏ではあっても、ここぞとばかりにビールを飲むパキスタン人滞在者も多
くみられます。ホテルにはドミトリーもあり、インターネットもできます。
またCITS(中国国際旅行社)もあるので各種チケット手配も簡単。他、バックパッカーが
集まるホテルは色満賓館。またカシュガルは香辛料の入った名物のうどん炒め<ラグメン>や
果物のハミウリが最高。

○カシュガルからの便り
カシュガルまで列車で来ましたが、途中ご飯をご馳走になったりとても楽しい移動。ここは空気
が乾燥しているためとにかく暑い毎日。トイレにドアがなくて、おまけに汚いのには弱ります。
でもビールとタバコはとにかく安く、普通に滞在しても一日700円で充分な環境は大助かり。
これからバスでパキスタン国境をめざします。