海外移住情報


フィジー現地事情編
Republic of the Fiji Islands

査証編






○投資促進公式機関
フィジーの外国人投資は、フィジー貿易投資局・FTIB(The Fiji Trade and Investment Breau)が
窓口。申請・審査の他にも、外国人への情報提供や各種支援業務も実施。申請提出された書類
の審査は約2週間、拒否された場合は修正申請も可能。またフィジーでは<株式会社/外国企業
の支店/合資・合名会社/個人事業>が認められています。
Fiji Trade & Investments Breau (FTIB.フィージー貿易投資局) 

○不動産について
外国人の場合は、国が認めたフリーホールドといわれる土地のみ所有権を売買出来ます。
フリーホールド以外については借地権同様のリース売買となり、農業地は10年から50年位のリー
ス、住居地は30年から50年、 商業地は50年から75年位、ホテルやリゾートなどは99年のリースと
なり、リースにはクラウン・リースとネイティブ・リースがあります。
<余剰地の土地リース>
政府関連所有の余剰地については、Native Land Trust Board(NLTB)を通して誰でも賃貸契約可
能。余剰地のリース条件は個別に異なり、土地を占有する機関に支払う使用料と、実際のリース料
が必要。また借地権の売却、移転、変更はNLTBや国土省の同意が必要です。

<賃貸家賃相場>
フィジーの家賃は安めの物件で400F$(28000円)程度から見つかります。
また高級物件は2000F$(14万円)以内で見つかります。
<フリーホールドエリア>
フィジーの土地の殆どは各部族が所有しているため、外国人が所有できるのは、ごく僅かなフリー
ホールドエリアのみ。海岸線が続くコーラルコーストのリゾートエリア<パシフィックハーバー>は
フリーホールドエリアとして開発した別荘地。それだけに価格が高いのが難点・・・。


○フィジーの魅力と安宿事情

青い海と陽気でフレンドリーなフイジー人の笑顔が最大の魅力。笑顔に会いたくて何度も訪れるリ
ピーターも多いものの、バックパッカーは少なく、リゾートに滞在するパックツアー参加者がほとん
ど。但し10F$(約700円)前後のドミトリールームを設けているホテルやゲストハウスも多いので、
安く滞在することも可能です。またフィジーは世界で最も預金高が少ない国としても有名。
パパイヤ、バナナ、芋類、魚が豊富に取れるため自給自足が容易なことと、昔からモノを蓄えると
いう意識が少ないのがその理由。

○インド人とフィジ−人の対立
フィジーはイギリス植民地時代に労働力としてやってきたインド人とメラネシア系のフィジー人が約
同数。村を創るフィジー人に対して、商魂たくましいインド人は街を作り、経済を支配するまでに成
長。このためフィジー人の不満が爆発。暴動やクーデータの背景にはインド系・フィジー系の民族
対立が存在しています。また陽気でフレンドリーなフィジー人に惹かれて移住したものの、民族対
立が嫌で帰国する日本人もいます。
■クーデターとその影響
2006年12月、インド派を指示する軍によってクーデターが実行され、軍司令官が統治を宣言。
尚、フィジーでは過去20年の間に、今回を含め4度のクーデータ事件が発生しています。
<英国連邦加盟資格停止>
イギリス連邦・加盟9ケ国(英国、レソト、タンザニア、パプア・ニューギニア、セントルチア、マルタ、
マレーシア、スリランカ)は、フィジーに対する制裁措置を討議した結果、フィジーの英連邦加盟資
格停止を決定。
<ホテル動向>
宿泊料金が下落し、ホテル従業員の解雇、一部閉鎖などの影響が出ています。

○銀行と為替
「ANZ Bank」、「Bank of Hawaii」、「Westpac Banking Corporation」といった外資銀行の他に、
「National Bank of Fiji」、「Bank of Baroda」、「Habib Bank Limited」、「NBF Asset Management
Bank」の7商業銀行が営業。
また通常はフィジー内外への送金、外貨取引などに為替管理許可
証が必要です。

○日本語フリーペーパー
フィジーでは日本語情報紙<ナンデイ・スポットライト>が発行されています。観光客用の情報が
主ですが、現地事情を入手するには便利。空港の政府観光局などで無料配布。

○個人所得税
年間課税所得が6500F$までは20%。10000F$まで25%、20000F$まで30%、20000F$以上34%、




■日本公館
日本国大使館

■JICA
JICA フィジー事務所 

■観光局
フィジー在日政府観光局
フィジー政府観光局 

■ホテル団体
ママヌカ島ホテル協会

■政府機関
フィジー政府
フィジー保健省
フィジー女性問題・社会福祉省
フィジー国土局
フィジー統計局

■大学
南太平洋大学






■日系旅行会社
H.I.S フィジー

■フィジー専門旅行会社
トーホートラベル

■クルーズ
ブルーラングーンクルーズ
キャプテンクッククルーズ 

■航空会社
エアパシフィック FJ
日本路線は2009年撤退。
サン・エア
タートル航空

■ハブ空港化
フィジーはハブ空港化しているため、
南太平洋各地に行く場合は、フィジー
を経由していく場合が多くなっています。

ナンディ国際空港

■情報サイト
インターネット・フィジー
フィジービレッジ
フィジーライブ