海外移住情報


北マケドニア現地事情編
Republic of North Macedonia

査証編






○外国投資

マケドニアの外国投資は外資100%も認められます。また株式会社、有限会社、支店、個人企業
などが認められ、外資企業も国内企業と同じ扱いとなります。但し、複雑で多くの規制があるのも
事実のため、経済省は会社設立登録手続きの簡素化を目的としたワンストップサービスの導入を
予定しています。
■経済特区
首都スコピエ近郊。自動車部品メーカーなどが進出。EU地域へのアクセス、低コストを訴求し外
国企業の誘致を促進。
■会社設立手順
1>経済省の認可登録を申請。外国企業の場合は経済省外国局が担当します。
2>会社設立申請と付随書類を会社登録裁判所に提出。8日以内に認可登録。登録税60ユーロ。
3>国家統計局に申請し、認証番号を取得。
4>公共歳入機関に申請し税務登録番号を取得。
■投資促進公式機関
マケドニア投資庁
■ビジネス関連機関
マケドニア中央銀行
マケドニア経済省 

○不動産取得
外国人と外国企業は、事業目的の建物部分とコンドミニアム・アパートなどのユニット住宅の所
有権を得ることはできますが、土地の所有権を得ることはできません。住宅価格はスコピエの
マンションは250万円程度〜。但し古い中古マンションは水がでなかったり、壁にヒビが入っいた
りして、かなりの修繕費用がかかるとか。
<不動産情報サイト>
Renesans

○旅コラム
マケドニア模様

○地方風情

マケドニアの山岳地域には古くからの伝統を守って生活する村々が点在。ガリチニク地方では
独自様式の農民婚礼が行なわれ民族衣装を着て民芸品などを作り生活する人々も多くいます。
またストルガでは「詩の夕べ」が開かれたり、ティクヴェスではブドウの収穫祭が行われ、ギリシ
ャとの国境にあるドイラン湖では、鵜飼い漁も行われています。


○食生活
ムサカなどギリシア料理やトルコ料理も日常的。コーヒーはトルココーヒー、上質のブドウの産
地ならではのマケドニアワイン、フェタチーズなど豊富な乳製品、欧州各国のパン、ピラフなどの
米料理など、特別な食材以外は自国で生産供給。またオフリド胡でとれるマスを使った料理は
観光客に人気、お菓子はバクラバ(トルコカステラ)やギバニツァ(チーズパイ)などがあります。

○旅コラム
マケドニア国際列車にて・・・


○首都スコピエ
街の中心を流れる川をはさんで、旧市街と新市街に分かれるスコピエ。昔訪れた時は魚が泳い
でいるのが分かるほど透明度か良かったものの、年々汚れてきている様子。それでも釣りを楽
しんでいる人を見かけることができます。また川辺は市民にとって憩の場。デートしている若い
カップルと目が合うと、何故か、みんなにこやかに手を振ってきます。
また旧市街の石畳が広がるオールドバザールは時間が止まったような歴史を感じる街。



○スコピエ宿泊事情
宿泊施設は高く、ホテルは50ドル以上。泊る人が少ないので、料金も高いとか。プライベートル
ーム(民宿)の数は多くなく、料金や交通の便もさまざま。安い場合で8ドル程度、20ドル前後す
るものもあり、観光案内所で紹介してもらえます。

■ユースホステルFerijalen Dom (Macedonian Youth Hostel Association)
シングル25ドル。ドミなし。館内はきれいで全室トイレ・シャワー、テレビ付。地下にある安くて美
味しいレストランは一般客でにぎわっています。ユースホステル協会も主宰。
Prolet br.25 tel 114-849

○オフリド
オフリドの市街地はとてもシンプル。1時間もあれば一周できるほど。商店が建ち並ぶ道は石畳
の歩行者専用ショッピングロード。またカフェも多く、ベーカリーカフェが人気。雰囲気も明るく、
多くの市民が行き交っています。物価は首都スコピエとほぼ同じ。 またオフリド湖畔は新しい
ホテルやリゾートマンションの建設ラッシュ。隣国アルバニアから車でやってくる訪問者も多く、
湖でとれるマス料理は有名。オフリドの丘は歴史的にも価値が高い教会、オフリド湖を一望でき
る自然環境などから世界遺産に登録。昔ながらの住宅が建ち並び光景はとても情緒豊か。石
畳の道を歩いていると、プライベートルーム(民宿)の看板を発見することができます。
welcome to ohrid



○オフリド宿泊事情

プライベートルーム(民宿)とアパテルが豊富。プライベートルームはバスターミナル前のゼネラ
ルツーリストで斡旋してくれます。宿泊料金は一泊10ユーロ前後から。直接、プライベートルーム
を訪ねると7ユーロ前後。また、バスターミナルには客引きやタクシーの運転手が宿泊を持ちかけ
てきますが、とりあえずはゼネラルツーリストに行くのが無難。日本円両替も可。
■アパートメントホテル
ゼネラルツーリストを訪ねると、アパートメントホテルの主人がいたので1泊13ドルで宿泊。ロケー
ションは街のど真ん中。長期滞在用のため、キッチンや自炊用具、食器、冷蔵庫、TVなど生活に
必要な備品完備。シャワールームの中にはヒーターも。鍵をくれるので出入り自由。鍵は旅行会
社でチェックアウト時に返却。週・月割引別途有り。またオフリド湖畔沿いにホテル、アパートメント
ホテルが建ち並んでいます。





■日本国大使館

日本国大使館は未設置。スコピエには民間が
運営する名誉総領事館が設置されていますが、
公館業務はオーストリア日本国大使館が兼務
しています。
<日本国名誉領事館>
llinden 9 Skopje tel 3117-440


■政府観光局
マケドニア観光局

■政府機関
マケドニア大統領府
マケドニア政府
マケドニア国防省 

マケドニア保健省
マケドニア財務省
マケドニアEU統合省
マケドニア文化省
マケドニア統計局

■自治体
スコピエ市
オフリド市

■通信
MT(マケドニア・テレコム) 

■検索サイトなど
majk.net
skopje on line

Gostivar online 


■空港
スコピエ国際空港・オフリド国際空港
スコピエ空港は市内までのバスは無いため、出
口のタクシーカウンターでチケットを購入。市内
まで約30分、20ユーロ。外に止まっているタクシ
ーと直交渉すると15ユーロ。


■鉄道

トルコから国際列車でギリシア・テッサロニキを
経て入国するのが一般的。列車内で行なわれ
る入国審査も簡単。以前訪れた時は日本のパ
スポートを見るなり、まだ終わりまで書いていな
い入国カードを「いいよ、いいよ」と取り上げ、パ
スパートに入国スタンプ。「なんで」と聞くと、「日
本人だし、珍しいから」というのがその答え。
<スコピエ中央駅>
日本人建築家の丹下健三氏が設計。どこから
みても駅と分からないのが難点。



■バス

国際バスはブルガリアのソフィア、セルビアの
ベオグラード、トルコのイスタンブール、クロア
チアのザグレブなどから出ています。

<スコピエ・バスターミナル>
旧市街入り口にあります。

<オフリド・バスターミナル>
街の中心部にあります。スコピエから約4時間。
340ディナ−ル(約700円)