海外移住情報


マーシャル諸島・現地事情編
Republic of the Marshall Islands

査証編






○外国人投資
外国人による投資とビジネス活動は、外国投資事業許可法によって規定化され、外国企業・
投資家はビジネスを始める前に政府当局にて外国人用のビジネスライセンスを取得する必
要があります。申請〜承認まで1ケ月前後。
<米国内務省のビジネス情報ガイド>
RMI Business Opportunities Report(PDF)

○会社設立
会社は司法長官事務所にある会社登録所へ定款、社則を提出することにより設立。登録は
申請書を提出し、審査にパスすると会社登記されます。尚、外国人が国内企業として事業を
行なう場合は、国内企業扱いとなります。
■会社登録費用
登録費用は、外国企業(1000ドル、毎年の更新料500ドル)、国内企業(250ドル、毎年の更
新料75ドル)、事業許可証取得費用は50ドルから数千ドルまで、業種によって様々。
■投資許可申請の主な内容
申請者と国籍、出資者と投資額、資金の出所.事業計画と内容・業種、島民の雇用見通しと
雇用条件など。

○投資促進公式機関
■資源開発省/貿易・投資部
Ministry of Resources and Development/ Trade & Investment Division
PO Box 1727. Majuro tel 625-3206


○ビジネス関連機関
マーシャル諸島商工会議所
マジュロ商工会議所

○不動産取得と長期土地リース

外国人の土地所有は認められていません。
長期的な土地リース契約は最長50年まで認められ延長も可能ですが、土地登録局の承認
が必要。土地リース料金は2000ドル(住宅目的)〜4000ドル(商業目的)の範囲が設定。


○マーシャル諸島の行政区とアクセス
24の島と珊瑚礁に人が居住。行政区分は首都Majuro(人口2万)、kwajaleinのEbeye(人口
1万5千)、Jaluit、wotjeの4つに分かれています。

○マーシャル諸島イエローページ
在米国大使館/マーシャル諸島テレホンディレクトリー(PDF)

○銀行と為替規制

マーシャル諸島はUSドルが公式通貨のため、為替管理はありません。銀行は、マーシャル
諸島銀行、グアム銀行、ハワイ銀行の3行。

○消費税
税率は販売価格の4%。

○レンタカー制限
日本の国外免許証を所持していればレンタカーを借りることができますが、30日間に限定。

○太平洋の真珠、マジュロ島
真珠のネックレスのように島々が連なるマーシャル諸島。1225の島と870のリーフで構成。
全てがサンゴで覆われ海抜3メートル、山や川はありません。中心のマジュロ島は道路の
両端が海という絶好のロケーション。日本人観光客のほとんどはダイバー。昔から日本の
マグロ漁船の寄港地になっているため日本人船舶修理関係者も多く、日本料理店もありま
す。一方、ビキニ環礁が原爆実験の舞台になった歴史があり、アメリカの補償によって成り
立っている現実や年々スラム化が進む現実もあります。また狭い国土を背景にしたゴミ問
題も深刻な状況となっています。
尚、日本が戦時中に統治していたため、日本語を話す年配者も多くいます。
<ビキニ環礁の今>
マジュロから小型機で約3時間。核実験の舞台となり、人間の住めない島となっていたビキ
ニ環礁。実験終了から40年以上が経った今、ようやく人間が住めるまでに放射能レベルが
低下し、最大の島・ビキニ島には素朴なロッジが一軒オープン。
<温暖化被害>
温暖化によって海面が1メートル上昇すると、マジュロの国土の80%が水没するといわれ、
既に深刻な状況にもなっています。

○航空アクセス
コンチネンタル航空でミクロネシアをアイランドホッピングしながら、またはハワイからアロハ
航空、コンチネンタル航空が就航。 またパックツアーで行く場合は、一般旅行会社よりもダ
イビングを扱う旅行会社の方がツアー商品が豊富。
■コンチネンタル航空のグァム〜マジュロ快速便 ※2007年度
アイランドホッピングをしないで、グアムとマジュロを4時間で直結。
・グァム発CO951(毎週土曜日6時発)、マジュロ到着12時。
・マジュロ発CO952(毎週日曜日16時30分発)、グァム到着18時30分。
■JALチャーター便就航
多くの時間を費やしてグァム、ホノルルを経由しないと行けなかったマーシャル諸島にJAL
チャーター便が就航。初就航は2007年2月。所要5時間30分。マーシャル諸島政府観光局
日本事務所は今後もチャーター便誘致を継続する意向。また日本航空が就航した場合、
多くの観光客を収容するための宿泊施設が課題となっています。尚、日本航空機・離発着
のための空港滑走路補修資金は米国が提供。




■日本公館
日本国大使館

■観光局
マーシャルアイランド観光局 NIVA
マーシャル観光局・日本事務所(民間委託)





■政府機関
マーシャルアイランド政府
在米マーシャル大使館
ビキニ・アトール地方政府

■情報サイト
Yokwe Online
Photogenic Coral
ダイビングインストラクター・吉井さんのサイト。