海外移住情報


ミャンマー現地事情編
Republic of the Union of Myanmar

査証編




ビジネス関連


○外国投資

2018年8月、新会社法が施行。外資比率が35%以下の場合は国内法の企業として扱われます。
以外は外国投資法による外国企業として扱われます。
<会社設立>
投資を行う外国人と外国企業は、先ず所定の申請書に関連書類(会社定款、合弁契約書など)を
添えてミャンマー投資委員会に提出。許可を得た後に、経済開発省の投資企業管理局DICAにて
営業許可を取得。その後、同省企業登記局のオンライン登録システムにて会社登記を行います。
また取締役の一人はミャンマー居住者(年間183日以上滞在者)であることが必要です。
<ローカル給与水準>
ミャンマー人の給与は一般職で25ドル前後、技術者100ドル前後、企業管理職250ドル前後。

○投資促進公式機関
■ミャンマー投資企業管理局 DICA/ジャパンデスク
No1, Thitsar Road, Yankin Township, Yangon  tel 657892
※2015年より日本からの投資誘致のため「ジャパンデスク」を設置。日本人アドバイザーが常駐。
経済開発省・投資企業管理局 DICA
<ワンストッサービスセンター>
DICAは2019年3月、査証・事業許可などを一つの窓口で一括して手続きを行えるワンストップサ
ービスセンターをヤンゴンに設置。


○日系ビジネス機関
■ミャンマー日本商工会議所
※2015年4月、ヤンゴン日本人商工会議所から名称変更
c/o JETRO Yangon office,
Sedona Hotel Business Suites #04-02, No1 Kaba Aye Pagoda Rd.,Yankin Township, Yangon
tel 544051 fax 54404
<日本企業の進出加速>
日本人商工会議所の会員企業数は民主政権化の進行とともに、約3年間で4倍。2015年3月時点
で221社に増加。駐在員事務所などの小規模企業は外国投資法の適用を受けないために多額の
資金や煩雑な手続きを必要としないことから、まずは足場を固める企業が多い環境下となってい
ます。ちなみに増加が著しいのは建設、流通・サービス業。
<味の素の再開>
アジア地域で積極展開する味の素は、政情不安から2000年に事業停止していたものの、現地生
産を2017年に再開する予定。



生活・滞在関連


○首都移転
2006年、ミャンマーの首都はヤンゴンからマンダレー管区ネーピードー市(Nay Pyi Taw)へ移転。
ネーピードー市はヤンゴンの北方約300キロ。ネーピードーはミャンマー語で「王の都」という意味。


○物価の高騰
民主化が進んだことで外国企業の投資が増加。経済環境が好転し、2012年〜物価も急上昇。

○賃貸住宅、宿泊料金の高騰
民主化以降、外国人の観光客やビジネスマンの短期滞在者数急増に加え。2長期滞在者の増加
も顕著。2015年より宿泊施設は供給不足に陥り、宿泊料の高騰に加え、賃貸住宅の家賃も高騰。
このため進出希望する日系企業の足かせにも発展しています。


○不動産関連

国内の土地は全て国家の所有となるため、外国人および外国企業の土地所有はできませんが、
10〜30年のリースと50年まで延長更新が認められています。
<賃貸物件契約>
外国人の賃貸契約期間は1年間。1年分の全額前払い契約が基本となります。
外国人向け1ルームの家賃は数年前に500ドルだったのが2013年には4倍の2000ドルに高騰。
<賃貸物件の高騰>
急激なミャンマーブームによって外国人の進出が急増。このためヤンゴンでは住居やオフィスな
どの賃貸物件の価格が急騰。
<高級住宅地>
ヤンゴンのインヤー湖周辺が富裕層向け高級住宅地。コンドミニアムの家賃は2000〜4000ドル。

○ミャンマー初の日本人クリニック開設
2016年、社会医療法人大雄会は、日本人の医師と看護師が常駐する「日本人向けクリニック」を
ヤンゴンに開設。 ビジネス滞在者や旅行者に対応するミャンマー初の日本人クリニックとして注
目されています。
大雄会 ミャンマー診療ガイド

○観光客数の急増
2015年度の外国人観光客は前年比52%増の468万人。ヤンゴンでは外国人向け宿泊施設やレス
トランが次々とオープン。

○ヤンゴンのスーパーマーケット
ヤンゴン市内の近代的スーパは年々増加し30店ほど。大手はヤンゴン市内に14店舗、その他マン
ダレーやネピドーなど。高質な日本の食品メーカーとの直接取引も行っています。


○旅コラム
ミャンマーは日本の田舎?

○タイ北部国境周辺の町
タチレクは「タイ最北端メーサイ」と対峙するミャンマー側国境の街。タイ人が多く、バーツも流通。
またチェントンは、タチレクから150キロ離れた街。新しい自動車道路を使うとタチレクから3時間。
自動車道路はインレー湖や中国国境モンラーにつながっているものの、外国人利用には制限有。

○インレー湖の拠点の町ニャウンシェの温泉

インレー湖を訪れる滞在者に知られていないのがインレースパ。行き方はボートを雇い運河を30分。
やっと着いたと思ったのもつかの間、小さな村を抜けて山道を30分ほど歩いてようやく到着。
英語で書いてある看板には料金1ドルの文字。男女別のミニプールみたいな個室浴室に早速入る
と数人の欧米人がはしゃいでいて、更に奥には何と露天風呂。日本の田舎的な山の風景を見なが
ら入浴していると日本にいるのと錯覚しそう。


○マンダレー・ヒルのお坊さん

夕陽で有名なマンダレーヒルのお寺では英会話教室が設けられ、お坊さんが英会話の特訓中。
外国人を見かけると英語で話しかけたりして会話の練習姿も日常的。
関心ある人はお寺の英会話教室に参加するのもいいかも。ちなみに英会話講師は外国人とか。

○日本レストラン
政治環境の変化によって日本資本の外食チェーン店などが次々と進出。2014年、約80店舗を超
える日本食レストランが登場しています。

○ラングーン川
ヤンゴンの街はラングーン川に沿って開発されているために、ラングーン川の向こう側は昔ながら
の田舎生活。ちなみにラングーン川は大型船で渡ると約10分。料金は10チャット、外国人1ドル。


○ヤンゴンよりも快適で安い地方の安宿

多くの旅行者は安宿が割高なヤンゴンには長居せず、見所も多くて質の良い安宿も豊富なインレ
ー湖やマンダレー、バガンなどの地方を回ります。これらの観光地には一泊3ドル程度の良質な宿
が豊富にあるので長期滞在が可能。

○ヤンゴンの日本人御用達ゲストハウス
2003年頃から安めのゲストハウスが続々出現。以前はホワイトハウス(ドミ4ドル、S5ドル〜)ぐら
いしかありませんでしたが、日本人経営の東京ゲストハウス、ダディーズ・ホーム・ホテルやゴール
デン・スマイルズ・イン(S8ドル。オーナーは以前日本で生活、日本語ペラペラ)などが続々と出現。
東京ゲストハウス
世界各国を放浪してきた金子宏樹さんが経営するゲストハウス。従業員も日本語可能。
一泊シングル7ドル(オフ6ドル)、ダブル12ドル(オフ10ドル)、朝食付。全6室。雑貨なども販売。
■Daddy's Home Hotel
エアコン付きで6ドルから宿泊できるダディーズ・ホーム・ホテル。スタッフは日本語を勉強中、ヤン
ゴンの暑さは身にこたえ、特に安宿は換気が悪いのでクーラー付きは天国状態です。
170. Kon Zay Dan St. Pabedan T/S  tel(01)25169 fax (01)252061
■オキナワゲストハウス
2003年11月オープン。スーレーバゴダの近く。チャーハンで有名な「オキナワレストラン」が経営。
オーナーはミャンマー人なものの、息子は日本語が上手。ドミ3ドル、シングル8ドル。
89. 32 St. Pabedan tel 885728

○ヤンゴンの中級ホテル
メイシャン・ゲストハウス
S15ドル、エアコン・朝食付き。スーレーパヤーの近く。

○パガンはゲストハウス天国
ミャンマーの代表的観光地・バガンには50軒以上のゲストハウスやホテルが立ち並び、良質の
格安ゲストハウスが豊富。相場はエアコン・ホットシャワー付きで12月のハイシーズンが7$前後、
ローシーズンは3ドル前後。またバガンのゲストハウスのほとんどはトーストに玉子、フルーツとド
リンクの朝食付。
■NEW HEAVEN GH
日本人に人気のコテージタイプのゲストハウス。エアコン・ホットシャワー・朝食付、きれいな内装
で清潔、ハイシーズン(S4$・W6$)ローシーズン(S2$・W4$)
Thiripyisaya B-5.Bagan Nyanung Oo   tel 062-70061




■日本公館
日本国大使館

■日本人会
ヤンゴン日本人会

■日本人学校
ヤンゴン日本人学校

■JICA
JICA ミャンマー事務所

■政府機関
ミャンマー情報省
ミャンマー商務省
ミャンマー産業省
ミャンマー鉄道省
ミャンマーエネルギー省
ミャンマー協同組合省
ミャンマー保健省
ミャンマー宗教問題省
ミャンマー科学技術省
ミャンマー通信技術省








■観光局
ミャンマー観光局
ミャンマーホテル観光省

■通信関連
mmCERT


■交流団体
日本ミャンマー協会
日本ミャンマー友好協会

■日系旅行会社
サネイトラペル
PLGトラベル&ツアーズ
G&G
パークビューツアーズ

■航空会社
ミャンマー国際航空
ヤンゴン航空
エアマンダレイ
エアバガン

■情報サイト
ヤンゴンライフ(在住日本人・木村さんのサイト)
アジアの黄昏 〜ミャンマー旅行記〜
エーヤーワディ 
ミャンマーイエローページ
ミャンマー.com