海外移住情報


北キブロス編
Turkish Republic of Northern Cyprus(TRNC)








○国家承認について

1974年からの南北分断によって南キプロス(キプロス)にはギリシャ系住民、北キプロスにはトルコ系
住民が居住。また、「北キプロス・トルコ共和国」を宣言しているものの、承認しているのは北キプロス
を実行支配しているトルコのみ。国連は承認していないため、北キプロス市民は一部の国を除いて、
トルコのパスポートを取得して渡航しているのが実情です。
一方、2004年5月、キプロスのEU加盟によって統一の機会を逃していますが、今後トルコのEU加盟が
予測されているため、北キプロスの行方が注目されています。

参照/キプロス編 



査証関連


○入国について

3ケ月以内の滞在は査証免除。但し、パスポートに北キプロスのみの入国印があると、キプロス不法
入国とみなされ、キプロスおよびギリシャへの入国を拒否される場合があるため、入国時の入国スタ
ンプを別紙に押してもらうことが必要です。別紙は入国カードのような定型用紙が用意されています。

○査証関連機関
北キプロス外務省



現地事情


○投資事情

国連未承認国のため、トルコからの投資がほとんど。外国投資には外国人雇用許可などの優遇
施策も実施。尚、物価もトルコより高く、従業員給与もトルコより高めとなっています。

○ビジネス関連機関
北キプロス商工会議所
ビジネスマン協会 

○アクセス
■空路
北キプロスのエルジャン空港への乗り入れは、トルコ経由のみと制限されています。
トルコのイスタンブールから北キプロスは所要90分、往復130ドル前後。トルコ各地からも就航。
また、空港から市内は交渉制のタクシーのみ。相場は20ドル、所要30分。
■陸路
キプロスからの陸路越境は、4ケ所の指定ゲートから自由化されています。

■海路
トルコ南部・メルシンから北キプロス・ガーズィマウサまで。トルコ南部・シリフケなどから北キプロ
ス・ギルネまで船が就航。いずれも2〜3時間。片道40ドル、往復60ドル前後


○市内交通
タクシーは交渉制なので要注意。バスやドルムシュ(乗り合いタクシー)もありますが、本数はあまり
多くありません。

○不動産取得
許可を得れば外国人の土地取得も可能。

○国連駐留軍について
1964年より、国連は平和維持軍(UNFICYP) を駐留。その規模は約1100 名。
国連キプロス平和維持軍 




■観光局
北キプロス経済観光省

■政府機関
北キプロス大統領
北キプロス教育文化省
北キプロス情報センター
北キプロス中央銀行
北キプロス国家計画評議会
BRT



■学校
北キプロス国際大学

■情報サイト
北キプロスネット
北キプロスホテル協会
北キプロス情報

■交通機関
北キプロス航空
Fergun Shipping