海外移住情報


ネパール現地事情編
Kingdom of Nepal

査証編




ビジネス関連


○外国人投資

政府は外国投資の優遇措置施策をとっていますが、投資内容については産業省・外国投資促進部
や投資推進委員会の認可が必要。原則として投資内容はネパールの経済や社会に必要な業種に
限られ、業種によっては外国人投資が行なえない場合もあります。

○会社設立
外資100%が認められています。
投資手続きについてはワン・ウインドウ(窓口一括)施策によって効率的な手続きが可能。

○日本関連機関
ネパール日本人会・商工部会

○投資促進公式機関
■産業省
ネパール産業省・外国投資促進部
ネパール産業省
■ネパール大使館・商務部
東京都世田谷区等々力 7-14-9  tel 03-3705-5558 fax 03-3705-8264
■その他
FNCCI ネパール商工会議所
ネパール労働省

○長期滞在者の小規模ビジネス
滞在費の安いネパールで長期滞在する人の中には、試しに小規模ビジネスを行なう日本人もいます。
但しこれは非合法。ちなみに観光客エリアの販売店舗の権利は10万円程度で入手可能。


○ガーデンレストランとベーカリー

急増したガーデンレストランは繁盛店と閑散店の差が大きく分かれている環境。一方ベーカリーやベ
ーカリーカフェはどこも大人気。ネパール人向けのベーカリーカフェもオシャレなスポットとして地元の
富裕層がいっぱい。タメル地区など外国人パッカーエリアでは西洋人好みの食事が少ないせいもあっ
て混雑状態。味はイマイチなので日本の製パン技術を持ち込めばナンバーワンも夢ではありません。

○味のシルクロードで働く日本人女性
カトマンズの日本レストランがボッタクリ?料金に対して、安めの料金とおいしさで人気の<味のシル
クロード>。ここを訪れた時、関西出身の感じの良い女の子がボランティアで手伝っていて、ネパール
人のオーナーとスタッフを仕切っていました。いろいろ聞いてみると大のネパール好きで、長期滞在す
るために、安い語学学校に通学して学生査証を取る予定とか。



生活・滞在関連


○不動産取得
外国人の土地所有は認められていませんが、外資企業の土地所有は可能です。

○ポカラの賃貸住宅家賃
住宅街にあるきれいな5LDKの一戸建住宅で約4万円。

○カトマンズの宿泊施設

ゲストハウスはとても安価。特にカトマンズは1泊2ドル程度から豊富にあります。数が多くて競争も
激しいので、ほとんどが値引きに応じ、長期割引はさらにお得。いろいろ見て回って、お気に入りの
ゲストハウスを見つけるのが快適生活の第一歩。
<日本人経営ゲストハウス>
ペンション スザータ
パタン旧市街の近く。日本人の泰さんによる経営。以前は東京でネパール料理店を経営。15ドル〜。
<日本人御用達ホテル>
FUJI HOTEL

ゲストハウスからホテルへと改装。オーナーのブラディーブさんをはじめ、ネパール人スタッフは日本
語堪能で在日経験も。

○日本人に人気のポカラ
カトマンズからバスで6時間程度の人気のポカラ。カトマンズと同様、500円以下で良質の安宿を確
保できます。ポカラの名物はチベット女性難民の押し売りと物々交換、これが難民女性の生活の糧
なのですが、商魂たくましい彼女達と理解し会えば難民キャンプに招待してくれます。私はキャンプ
内の家に泊めてもらったのてすが、敷地には訪問者用のホテルもありますので、ネパールのもうひ
とつの顔を知りたい方には最適です。
<日本人仕様のゲストハウス>
■菜の花ロッジ
日本人が多いダムサイドとメインエリアのレイクサイドの間。オーナーは大阪でのホテル研修を経験。
日本語は話せないものの、在日経験を活かして作った日本式の木のお風呂が好評。木の風呂は一
部の部屋のみ。4$〜10$、長期滞在者に人気。バルコニーからはヒマラヤも。 tel 61-22478

○ブッダの聖地
ルンビニは約2500年前にブッダが生まれた場所として仏教の聖地となっていいます。周辺には仏教
各国の寺が建立され、日本寺の日本山妙法寺もあります。
<巡礼宿>
聖園にはネパール寺の巡礼宿(ダラムシャーラー)があり、宿泊無料。但しお布施を払うのが慣習。

○ネパールの古都
カトマンドゥ盆地にあるカトマンズ、パタン、バクタプールはマッラ王朝時代の古都。ポカラ近郊のタン
センはネワール族が住む古都。

○マヘンドラナガール
インドとの交易中心地。ネパールで最も住みやすい場所のひとつともいわれています。


○旅コラム
もうひとつの生き方、日本を離れて
ネパールのボランティア
ネパール、チベット難民キャンプの女性たち

○留学事情
外国人が多く通うトリブバン大学(Exhibition Road, Kathmandu, Nepal)の場合、ネパール語の年間
コースは527ドル、6週間短期コースは150ドル。他の外国人向け語学学校などの場合も同程度金額。
通学滞在費用が安いために、学生査証で長期滞在する人が増加しています

○ネパール人の日本入国は至難の技
カトマンドゥの日本大使館を訪れた際、ネパール人が日本に観光入国する場合の厳しい現実を再認
識しました。観光で日本に入国する場合も日本人のスポンサー/保証人が必要ばかりか、その保証
人の納税証明や収入証明、滞在費用の負担証明など、あまりの厳重さにびっくり。航空券費用がネ
パール人の年収以上という背景や、入国後の不法就労や不法滞在の防止は理解できますが、必要
書類をみるだけで日本側の原則入国拒否の姿勢は明白。

○ボランティア事情
ボランティアがやたらと多いネパールにあって、残念ながらすべてがまともなボランティアとは限りま
せん。ネパールを舞台にしたNGOやボランティアの中にはビジネスとしてやっている悪質なグループ
や団体もありますので、その実態を把握した上で参加してください。また最近多いのは自分の航空券
代と滞在費を出すために、ボランティアを装い寄付活動を個人で行なっている人・・・・・詐欺同然。

○ネパール人御用達ディスコ事情
カトマンズのタメル地区にある数少ない地元ディスコに行ってびっくり。街ではサリー姿の女性しか目
にしないのに、店内は洋服姿の女性がウヨウヨ。といっても女性同士で来るのは珍しく、殆どは金持ち
のボンボン風の若者一人に5人ぐらいの女性がくっついてくるか、男性同士かのいずれか、
踊る女性はあまり見かけません。ネパール人はお酒に慣れていないのでちょっとのお酒ですぐに酔っ
払ってケンカをはじめるので、ちょっと注意が必要。私も何度かからまれた経験が。
ちなみに何軒かディスコのあるポカラでは、畑の真中にあるディスコが売りに出されていました。
週末しか客がこなくて赤字なのがその理由。

○カトマンズの日本食レストラン
味のシルクロードやももたろうが人気。日本の米を使って、味は日本そのまま。定食で300円ほどの
料金も人気の理由。ちなみに、かなり高いツーリスト料金の日系レストラン、安くても日本食とは呼べ
ない現地系レストランなど日本食レストランはかなり豊富。

○外国人向け病院
・ネパールインターナショナルクリニック
・トリブバン総合大学病院(カトマンズ/tel 412505)




■日本公館
日本国大使館

■JICA
JICA ネパール 

■政府機関
ネパール政府
ネパール外務省・国際研究所
ネパール財務省
ネパール教育スポーツ省
ネパール教育局
ネパール国土計画省
ネパール地方開発省 
ネパール科学技術省
ネパール社会福祉省 
ネパール保健省
ネパール情報省

■自治体
カトマンズ市


■観光局
ネパール政府観光局 NTB
ネパール文化観光省
ネパール観光委員会

■通信
ネパール電信電話局 

■銀行
Nepal Rastra Bank 

■メディア
国営通信社 RSS
ラジオ・ネパール 

■交流団体
社団法人 日本ネパール協会

■情報サイト
Yomari
Catmando.com
Rising Nepal
Nepal News
Nepal News Net
Info Nepal
View Nepal
ポカラ・オンライン
Explore Nepal 


■山岳関連
ネパール山岳協会
ネパール・トレッキングエージェンシー協会 
ヒマラヤ救助協会

■日系・日本人常駐の旅行関連会社
ヒマラヤン・アクティビティーズ
アースボンド
賃貸住宅や生活案内など。日本人担当者の
川島さんが運営。


■旅行関連会社
ヒマラヤンスマイル
リバティホリデイズ
マーベルトラベル
ゴルカ
シャングリラツアーズ


■チベット・ラサへのダイレクトバス運行

中国との政府間協定によるチベットへのダイレ
クトバスの運行が2005年開始。免許を得たのは
Sunshine Travels。料金は片道バスが70ドル。
別途ロッジ宿泊3伯料金50ドル、中国チベット入
域許可証料金10ドルが必要です。

■カトマンズのバスアクセス
<カトマンズ・バスターミナル>

タメル地区近郊にある長距離バスターミナル。
ポカラ7時間前後、スノウリ11時間前後、ビルガ
ンジ11時間前後、カーカルビッタ20時間、ネパ
ールガンジ17時間。
<セントラルバススタンド>
近郊中心。パタン20分、バクタブル30分、バラ
ビセ5時間、ジリ10時間前後。カトマンズバスタ
ーミナル行きのミニバスも発着。
<その他>
ポカラなどへのツーリストバスのチケットは旅
行代理店で購入。中央郵便局の横からは一部
の長距離バスが出ています。

■空港
カトマンズ国際空港

■航空会社
ネパール航空 RA