海外移住情報


ナウル査証編
Republic of Nauru

現地事情編




査証関連


○入国について

入国には査証が必要。以前は可能であった空港での査証取得は不可能となっています。

○移民局
ナウル入国管理局はナウル法務省が管轄しています。
Government Building, Yaren District   tel 4443133

○査証取得方法
日本に大使館が設置されていないため、在メルボルン・ナウル総領事館、在フィジー・ナウ
ル高等弁務官事務所等において目的に応じた査証を申請する必要があります。
<申請>
ホテルの予約証明書、または知人宅などの連絡先が必要。
<受領>
申請後、査証に代わる証明書が発行されます。航空機搭乗と入国審査にはこの証明書を
提示。パスポートと証明書は入国審査時に回収。入国後、移民局を訪れ、査証スタンプが
押されたパスポートを受領します。

○観光・訪問査証/Visitor's visa
1ケ月、3ケ月、6ケ月、9ケ月、1年の5種類。査証発給料は種類に応じて100〜1000豪ドル。
<滞在延長手続き>
移民局にて1ケ月の滞在延長手続きが可能。手数料100豪ドル。

○商用・就労査証/Business and Employment visa
ビジネス出張、雇用就労などのビジネス査証。家族を同伴する場合には家族査証が発給。
■短期査証
3ケ月までの短期滞在用。シングル・マルチプルの2種類、発給料は200・400豪ドル。
■長期査証
3ケ月〜1年までの長期滞在用。シングル・マルチプルの2種類、発給料は500・1000豪ドル。

○お金で簡単に買える国籍取得制度の行方
US2万5000ドルを払って政府担当官の簡単な面接を受けるだけ。お金の入金が確認される
とすぐに国籍が与えられるイージーさ。手続きは外務省で行われますが、手続きを代行する
弁護士もいるようです。あまりにも気軽な国籍取得ですが、国策事業の燐鉱石が枯渇の危
機を迎えるとともに、他の産業振興も行き詰まっていることから「苦肉の策」ともいわれていま
す。またお金を払って国籍を取得する人の大部分は中国人。中国国籍だと不都合なことが
多いのがその理由。尚、奇想天外な制度だけに継続は流動的な環境となっています。