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海外移住情報 ニュージーランド現地事情編 New Zealand ![]() |
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ビジネス関連 |
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○仕事・求人関連サイト Careers NZ Locanto Jobs ○所得税 就職の場合の所得税は収入によって異なり約20〜40%。日本と同じように源泉徴収されます。 ○日本人商工会議所 ■ウェリントン日本商工会 Japanese Businessmen's Society, Wellington c/o NEC New Zealand Ltd. 40 Taranaki Street PO Box 1936, Wellington tel 04-381-1111 fax 04-381-1110 ■オークランド日本貿易懇談会 Japanese Businessmen's Society, Auckland 14th Fl., Dynasty Pacific House 157-161 Queen St, Auckland tel 09-526-4603 fax 09-526-4610 ○外国投資 外資比率の制限はありません。尚、 汚職も無く、ビジネスを行う上で2番目にクリーンな国といわ れるのがニュージーランド。ちなみに世界で一番はフィンランド。 <投資促進公式機関> ニュージーランド政府の投資ガイド ニュージーランド経済開発省 ニュージーランド貿易経済促進庁 <外国投資局への申請> 特定分野への投資と1億NZドル以上の投資、及び25%以上の支配権をえる場合は外国投資局 OIO(の承認が必要です。承認・認可が必要な場合は申請書を提出。申請書は通常10日間で処 理されますが、土地関連の場合は長期を要する場合も。土地以外の投資に関する申請者には 人物判定、事業経験、資本リスクを焦点に審査されます。 ニュージーランド外国投資局 Overseas Investment Office ○会社設立 設立手続きは自分で行なってもかまいませんが、会社設立代行業者「Company Formation」に依頼す るのが一般的。尚、個人会社と共同経営会社の場合は負債の個人責任(個人資産での支払い義務) が生じます。 ■個人会社 Sole Trader 個人会社のメリットは設立に手間がかからず、設立経費もあまりかからない点。 設立の方法は国税局でIRD(Inland Revenue Department)ナンバーを取得後、設立を申告するのみ。 売上が3万NZドル以上になる場合はGST(消費税)ナンバーを取得する必要があります。 ■パートナーシップ Partnership パートナーと共に会社を設立して経営。会計上は個人共同体扱いとなり法人格ではありません。 弁護士事務所や会計事務所などがこのスタイル。パートナーの人数は2名から25名まで。 またパートナーにも各種あって経営にタッチするフルパートナーと設立時の出資のみを行い経営にタッ チしないスリーピングパートナーがあります。またこの場合IRDとGSTナンバーの取得が必要。 ■外国企業の支店 登記所に親会社の規約および定款の英文翻訳を提出して登録。 また毎年、親会社の財務諸表英語訳、NZ支店の監査済み財務書類を提出する必要があります。 ■法人会社(株式有限責任会社) Limited Liability Company <新規に設立する場合> 定款を含めた登記に必要な書類を商務省の Companies Office に提出すると、登記官によって会社 設立証明書(Certificate of Incorporation)が発行されます。役員・株主は1人以上。 承認まで1〜2週間。 <既存の会社を買収(名義変更)する場合> 既に設立済みで事業運営を休止している<休眠会社>を利用し、会社名・役員・定款などの内容を 変更します。この場合の手数料は400〜500ドル。 |
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不動産関連 |
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○不動産取得 <不動産取得規制の開始> 2018年10月22日より、永住権を所持しない外国人は中古住宅の購入禁止。 ※規制以前は特定地域を除き、外国人の不動産購入規制はなし。 ※オーストラリア、シンガポール国民は禁止対象から除外。 <不動産仲介と免許> ニュージーランドでの不動産仲介には免許の所持が必要。 無免許で違法に不動産仲介を行なっているコンサルタントや各種業者、日本人もいるので要注意。 <不動産価格と手数料> ニュージーランドの新聞や不動産店に告知してある物件価格は、あくまで売主の希望価格。実際の 売買価格は交渉にて決まります。また不動産会社の手数料(販売価格の3%が相場)は売主が負担 するので、買主は支払う必要がありません。尚、不動産会社は少しでも手数料が高く入るように高い 料金で売ろうとするので注意が必要。 <不動産の購入方法> 物件が見つかったら、オファーという方法で価格や条件の交渉と確認を行います。 購入希望物件が決まったらLIM(Land Information Memorandum)とよばれる市役所の土地登記調 査レポートを入手。不動産価格が適正であるかどうかは、オファーの前に不動産鑑定専門家に評 価額ほ算出してもらうのもいい方法。また物件に問題がないかどうかも、専門業者に<ビルダーズ レポートというチェック報告書>の作成依頼することで確認できます。購入する場合は弁護士を手配。 仮契約時点では物件価格の一割を売主にデポジットとして支払い、本契約終了時に残金を支払うの が一般的。同時に弁護士を通じて登記手続を行ないます。ちなみに弁護士費用はNZ$1500〜2000 (登記税を含む)が目安。 <不動産に関わる税金> 取得に関わる税金は基本的に<RETES>とよばれる地方税のみで、平均的な1500万円前後の家 の場合、年間10万円程度の税額。 ○賃貸不動産について ニュージーランドの賃貸物件は、売買物件に比べて数が少ないために一般的に家賃は割高の傾向。 <賃貸契約の敷金と手数料> 一般的に敷金は2週間分、礼金は必要なし。不動産会社を通す場合の仲介手数料は通常1週間分 とGST税(12.5%)。また多くの場合、不動産会社を通さないで、新聞のクラシファドで物件情報を探 すのが一般的。スーパー、日本食レストランの掲示板などでも情報入手できます。これらの場合、 仲介手数料は必要ありません。尚、最も情報量の多いクラシファイドはメジャー新聞のニュージー ランド・ヘラルド紙。 ニュージーランド・ヘラルド紙/クラシファイド <家賃相場> 賃貸住宅は数が少なく、家賃が高め。家賃は地域、部屋の広さなどによって異なりますが、シェア する場合は週80〜150NZドル程度、ワンベットルームの単身用ユニットの場合は週150〜250NZド ル(月600〜1000)程度が目安。2〜3DKのユニットは月1400〜1700程度が目安となります。 ○ニュージーランドの住スタイル ニュージーランドの殆どは庭付き一戸建住宅。多くの国民の趣味はガーデニングや日曜大工という お国柄。休みの日には庭をいじったり、家のペンキを塗り替えたり、改築、改装まで自分で行うのも 一般的。若者から退職者、庶民からお金持ちまで、家や庭をいじるのが市民の楽しみとなっています。 またバッチ(bach)と呼ばれる海辺の別荘を持つのが盛ん。都会を脱出して、自然が豊かな田舎で民 宿を運営するのも一つの理想的な生きかたにもなっています。 ○建築士団体 Architects Education & Registration Board |
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宿泊・滞在地関連 |
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○ファームステイについて 農家に有料でホームステイする観光型の他に、農場の仕事を手伝えば宿泊と食事が無料になるワ ーキング型のファームステイがあります。日本の留学業者の中には体験宿泊と称して無料のファー ムステイであるにもかかわらず、宿泊料金をとっている業者もあるので注意が必要。 ○ホームステイ料金相場 ニュージーランドのホームステイ料金相場は一週間(6泊)150〜200NZ$、食事は2〜3食付き。日本 円に換算すると一泊1500円前後、月契約は4万円前後が相場となっています。またホームステイ業 者のアレンジメント・フィーは100〜200NZ$。 ○宿泊施設情報
○ニュージーランド人が住みたい街、ネルソン 南島の北端にあるネルソンは、アートと漁業とワインの街として知られ、ニュージーランド人が最も住 みたい街として有名。NZで最も日照時間が長く、湿気や降水量が少ない理想の環境。多くの芸術家 も移住しています。中心にあるバスターミナルの近くにはセントラル・ネルソン・ユースホステル(共同 キッチン、自炊可)もあります。 ○温泉で有名なロトルア 北島の中心部に位置。火山の噴火による温熱地帯にあり、多くの温泉施設があります。またマオリ文 化が息づく街としても知られています。 <日系温泉リゾート> テルメリゾート ○ニュージーランドの8街道 NZには観光各地を結ぶ街道が発達。効率よく廻るには最適、滞在日数によって選択もできます。 ◆歴史街道/オークランド〜レインガ岬 ◆太平洋街道/キャプテンクックゆかりの地.オークランド〜ギズボーン ◆温泉街道/マウリ文化の街道.オークランド〜ネーピア ◆庭園街道/花と火山の街道.ニュープリマス〜ウエリントン花と文化 ◆クジラ街道/ワインとアート.クライストチャーチ〜アベル・タズマン ◆ヒスイ街道/氷河街道.クライストチャーチ〜ワナカ ◆アルプス街道/フィヨルドと湖.クライスチチャーチ〜ミルフォードサウンド ◆ペンギン街道/動物天国.クライストチャーチ〜スチュワート島 ○遭遇率90%のホエールウォッチング・ポイント 南島のカイコワラはホエールウォッチングの本場。マッコウクジラなどが一年中見られ、遭遇率は90% 以上。理由は北からの暖流と南からの寒流がぶつかるためにプランクトンが多く、クジラの餌である魚 が集まるため。たとえクジラは駄目でも、近くの岩場にコロニーを作るアザラシ群を近くで見れます。 ○ヨットの街、オークランド オークランドは2家族に1隻の割合でヨットを所有する”帆の街”。ヨットが市民の必需品になっているた め値段も安く、中古艇は中型で50万円前後からみつかり、レンタルは一日15000円からあります。 レンタルヨット情報サイト |
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学校関連 |
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○教職関連サイト 教育省 TEACH NEW ZEALAND 現地における教職に関する情報、日本語教育などについての情報。 ○コミュニティスクール 公立の小中学校の建物を利用した夜間スクール。地域住民向けの各種講座、移民者向けの英語コー スなどが安い費用で受講でき、旅行者が参加できるものもあります。 ○外国人も通えるオークランドの小学校 ■Point England Primary School(公立学校/一例) 入学試験や日本からの特別な書類も必要なしに通学可能できる公立小学校。 年間学費約55万円。新学期は1〜2月スタート、4学期制。教科書や時間割なしの教育環境を実践。 130 Point England Rd, Auckland tel 527-6247 ■Michael Park School (シュタイナー校/一例) シュタイナー校とは、人生に自ら意味を与えることができる人間を育てようという趣旨の学校。 単なる教科の学習のみにとらわれないために、試験などの点数評価や教科書もありません。 学費は週に約13000円ほど。 ○語学学校キャンセル規定 2003年7月より、政府機関のNew Zealand Qualifications Authority (NZQA) によって、ニュージーラン ドの語学学校には新たなキャンセル規定が導入されました。対象は12週間未満の通学者に限定。 キャンセル料は学校により異なりますので、申込時には学校のキャンセル規定を確認することが必要。 <通学期間が34日間以内の場合> 通学開始日から2日以内にキャンセルする場合の学校側キャンセル料は支払った総額の50%まで。 支払った総額が2日間分の場合は全額が学校側キャンセル料。 <通学期間が35日〜12週間未満の場合> 通学開始日から2日以内にキャンセルする場合は、学校側キャンセル料は支払った総額の25%まで。 NZQA.キャンセル規定の詳細 |
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生活関連 |
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○ニュージーランド文化観 ニュージーランドは文化先進国。都市部も緑であふれ、ドメインとよばれる市民所有地の大型公園など、 自然・環境文化を実践。パブリックグランドや美術館、博物館は無料。無料のコンサートや観劇なども多 く開かれている。経済的満足よりも、文化的満足が優先されるのがニュージーランドの価値観、文化観。 ○銀行口座開設 口座開設にはパスポートと3ケ月以上の査証が必要です。90日以内の査証免除滞在者は開設不可。 出国後の口座維持もできます。 <学生口座> ニュージーランドの各銀行では学生向け口座が用意されています。必要書類は、パスポート、学生ビザ、 学生証や学費支払い証明などの在籍証明書。 <日本に支店のある銀行> ANZ Bank ○郵便局 NZ POST ○通信関連 モジュラープラグはイギリスのBTタイプが使用されています。 <プロバイダ、レンタル携帯> クリアネット Vodafone rental ○物価 肉や野菜など生鮮食料品は安く、日本の3分の1〜2分の1程度。米はオーストラリア産が主流。文房具 や紙製品は日本よりも高くなっています。 ○消費税 標準消費税は15% ○保険会社 ユニケア保険 留学生向けの保険(Educational Travel Insurance Service)で知られるニュージーランドを代表する 医療・損害保険会社。ニュージーランド以外にオーストラリアでも適用され、加入保険料の負担が軽い のが特徴。但し、歯科治療は適用外。 ○医療制度 公的医療保険制度はなく、政府機関のACCが居住・非居住に関わりなく診療費の一部を負担するシス テムとなっています。 |