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海外移住情報 オランダ現地事情編 Kingdom of the Netherlands ![]() |
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ビジネス関連 |
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○外国投資 オランダでは外国企業と国内企業は同等に扱われ、外国人だけの役員構成も可能。 外資規制はなく、外資100%が認められています。全ての商業活動は商工会議所への商業登録が 必要です。最も一般的な会社形態は有限会社(B.V))。資本の公募を行なう場合は株式会社(N.V) となります。最低資本金は、有限会社1万8千ユーロ、株式会社4万5千ユーロ。 <外国企業の進出支援とワンストップサービスの開設> 2007年、オランダ政府は外国企業進出を支援する「オランダ・ゲートウェー」を開設。またアムステル ダムと周辺の自治体では、駐在員支援や進出関連手続きをひとつの窓口で行うワンストップデスク 「エクスパットセンター」を開設。 <会社の設立> 有限会社、またはオランダで事業を行う外国企業は、所轄地域の商工会議所に登録する必要があ ります。オランダ国外企業も、オランダに設立する支店を通じて自由に事業を営むことができます。 設立手続きは、公証人作成の定款や設立証書などを商工会議所内の商業登記所に提出し登記。 また法務省からの異議のないことを示す宣言書が発行され、公証手続きが完了するまで約3ケ月の 期間を要します。尚、オランダ商工会議所は全国39ケ所の事務所があり、NVやBVの他、財団法人 や協会などの法的主体の登録を管理。登録内容は自由に閲覧できます。 オランダ商工会議所 在日オランダ商工会議所 (NCCJ) ○投資促進公式機関 オランダ経済省企業誘致局 <在日機関> 在日オランダ経済省企業誘致局 ○日系ビジネス関連機関 オランダ日本商工会議所 JETROオランダ ロッテルダム大阪国際ビジネス振興協会 ○ビジネス関連機関 AFIOアムステルダム企業誘致部 ユトレヒト外国投資局 ノールトブラバント州開発公社 リンブルグ州開発公社 北部オランダ開発公社 西部オランダ開発公社 東部オランダ開発公社 <その他> ABC オランダ企業、製品の検索 アムステルダム貿易港 ロッテルダム貿易港 ○求人情報サイト MONSTER.nl |
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滞在・生活関連 |
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○不動産取得 外国人および外国企業の取得規制はありません。自由な売買と賃貸が認められています。 ○賃貸住宅 賃貸情報は新聞やフリーペーパー、情報誌で見つけるのが一般的。家具付き単身者向け物件の家 賃は300ユーロ〜。オランダの不動産業者は高額物件が中心。安くて良質な物件は多くの場合扱っ ていません。また仲介手数料も高額とか。 ○ユースホステル オランダ・ユースホステル協会 ○日本人経営の宿 ホテル・マイホーム アムス中央駅から歩いて10分ほど、パックパッカーも歓迎の宿。 ○銀行 オランダ銀行(ABN AMRO Bank ラボバンク(Rabobank) アイ・エヌ・ジー・グループ(ING Group) フォーティス(Fortis) ○運転免許証 オランダに住民登録をしている人は、入国後、185日以内に現地の運転免許証に書き換えできます。 手続きは住民登録している市役所に在外公館発行の運転免許翻訳証明などを提出。また取得する までは日本の運転免許証での運転も可能。 ○医療保険 2006年1月、医療保険制度が改正。保険制度は「健康保険法/ZVW」と「特別医療費補償法/AWBZ」 の2法で構成され、オランダに居住、または個人所得税納付義務を有するすべての人の健康保険加 入が義務付けられました。新制度は民間医療健康保険によって成り立ち、その運用は民間の保険会 社が行います。また認可保険会社は加入希望者を選別なく受け付けることが義務付けられています。 ○日系施設環境 ・日系ホテル/ホテルオークラ・アムステルダム ・日本料理レストラン/全国的に多くの和食店が進出しています。 ・その他/アムステルフェーンに生け花、碁、書道などが楽しめる文化センターがあります。 ■明治屋アムステルダム 明治屋スーパーの海外一号店として30年以上の歴史を有しています。 Beethovenstraat 18-20, 1077 JG Amsterdam tel 673-7410 (アムステルダム市内トラム5番/24番に乗りG. van der Veenstraat駅下車。徒歩30秒) ○インターナショナルスクール オランダ各地のインターナショナル・スクールでは、米国、英国、フランス、ドイツ、日本など各国の教 育制度に沿った教育が行われ、中途入学の受け入れにも慣れています。ほとんどの学校ではオラン ダ語がカリキュラムに取り入れられ、必要に応じて英語の特別授業を行っています。入学には前の 学校の成績が基準となりますが、入学試験を行う学校もあります。 他に、英語の特別教育を行う「イングリッシュ・ストリーム(English Stream)」という学校も数多く設置 されています。 <関連機関> オランダ教育・文化・科学省 オランダ高等教育国際協力機構 Nuffic オランダ実務専門大学校連合会 ○オランダの移民構成 1600万人の住民の内、約2割の300万人が移民。内訳はモロッコ系28万、オランダ領アンティル系 13万、スリナム系32万、トルコ系33万、インドネシア系40万、ドイツ系40万人など。 また正式国名はネーデルランド王国、その意味は低地の王国。 ○英語通用度 英語を公用語としないヨーロッパの国の中で、オランダの英語通用度は高く、国民の75%が英語を 話すといわれています。 ○日本人エピソード 多分世界で最も人種間の偏見が無いといわれる国/オランダ。アムステルダム郊外に住む日本企 業の駐在員家庭の近所に日本人が引っ越してきました。家を買って住み始めたのはいいのですが、 ビザは観光査証、住めばなんとかなるといった感じで渡航してきたようです。それは「無謀だ」と駐在 員の世界で話題になったものの、交流やアドバイス、サポートなどを申し出る人は皆無。 オランダに限らず、どこの国でも同じ日本人でありながら、漂流冒険派と企業駐在派の垣根は高い ようです。 ○物価 オランダの物価は日本よりやや安め。これはモノの価格に19%(食料品は6%)の消費税が内税とし て上乗せされているため。また所得税は課税対象年収の36〜60%の高負担、住宅難を反映して家 賃は高めになっています。 ○コーヒーハウスとコーヒーショップの大きな違い オランダはマリファナ類の合法国家であることは既に有名。欧州で唯一許されている国。繁華街には コーヒーショップの看板がいっぱいあるが、これはマリファナ類の販売店。もちろん、コーヒーも飲める ものの、コーヒーだけ飲みたい人はコーヒーハウスの看板の店に入りましょう。こちらは普通の喫茶店。 |