海外移住情報 タイ編

ミャンマー国境






自由にミャンマー各地を旅行できるのは空路入国のみ。但し、タイ北部メーサイ、タイ西部メーソットとサンクラ
ブリー、タイ南部ラノーンの4ケ所(通称ビクトリア・ポイント)にかぎって、「エントリーパーミット/入域許
可」を発行し、タイからの陸路越境を制限許可しています。
またビクトリアポイントから入国した場合は、必ず同じポイントから出国する必要があります。但し査証を取得
してタチレクから入国した場合に限り、ミャンマー国内を自由に移動でき空路出国することができます。
尚、ミャンマー越境の条件や手続きなどは変更される場合も多いので、日本またはタイ各地にある政府観光局
にて事前確認が必要。ミャンマー側の国境周辺の街ではタイバーツが使用できる場合もあります。


メーソット国境
(ミャンマー側ミャワデイ)

ラノーン国境
(ミャンマー側コートン)
サンクラブリー国境
(ミャンマー側バヤトンズー)

○入域許可証とアクセス
日帰りの1日パーミットのみ。
発給料は10ドルまたは500B。
メーソットへはバンコク北バス
ターミナルから10時間前後。
チェンマイからバスで6時間。
国境へはメーソットの市街地
から国境行きソンテウ・10B、
モーターサイ・30Bを利用。
<友好橋の建設計画>
2009年10月、メーソット〜ミャワ
デイの交通量と交易増加に対応
するため、国境専用橋と経済特
区を建設することを決定。






○入域許可証とアクセス

国境の開門時間は6:00〜18:00。
日帰りと3日以内のパーミットが
発給可能。写真不要。
ラノーンへはバンコク南バスター
ミナルから約9時間。プーケット
からバスで5時間。
まず、バスターミナルからソンテ
ウで15分の港へ。次にモーター
サイで港から1キロのイミグレー
ションに行き出国手続。
港に戻って船着場からボートに
乗りミャンマー・イミグレーション
のある島に上陸。パーミットを受
け取った後に再度ボートに乗り、
タイ対岸のミャンマー側港に到
着。ラノーンの港からミャンマー
の港までは約15分ほどの距離。


○入域許可証とアクセス

日帰りの1日パーミットのみ、
発給料10ドル。
モン族、カレン族などが住む
サンクラブリーへはカンチャ
ナブリーからバスで4時間。
国境のあるスリー・パゴダ・
パスへは市内パスターミナ
ルからソンテウに乗り45分。
行動許可範囲は国境から2
キロまでに限られます。









メーサイ国境 (ミャンマー側タチレク)

タイ側国境をくぐり小さな川を渡るとミャンマー側のタチレク国境。
また国境はメーサイの中心街と隣接するため徒歩で行ける便利さ。
バンコク北バスターミナルから12時間。
チェンマイ、チェンライのバスターミナルから多くの本数がでています。


○入域許可証とアクセス

メーサイ国境の開門時間は6:00〜17:00。
入域許可証は日帰り、1日(オーバーナイ
ト)、2週間の三種類。日帰り(9時〜17時ま
で)の滞在許可は5ドルまたは250バーツ。
行動許可範囲は、国境から5キロ以内。
1日(オーバーナイト)は10ドル。行動許可
範囲は国境から約60キロ以内。
2週間は15ドルと観光手数料200バーツを
イミグレーションにあるミャンマー観光局に
支払います。滞在可能地域はタチレク、
モンラー(中国国境の街)、チェントンなどに
限定。以外はミャンマー観光局に相談。
またタチレクから査証を所持して入国する
場合に限り、自由に国内移動ができ空路
出国することもできます。





(ミャンマー側タチレク国境)

イミグレーションルーム(右)に入り、
係官のデスク前に座る面談式の申請手続き。
日帰りパーミットは「DAY RETURN ONLY」
というスタンプがパスポートに押されます。
2005年5月、女性1名・男性2名の係官がとて
も和やかな雰囲気の中で執務していました。