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海外移住情報 トンガ現地事情編 Kingdom of Tonga ![]() |
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○外国人投資 外国人投資は労働商工省(MLCI)が管轄、一定の規制と手続きが規定されていますが、個々 の事情に応じて取り扱われます。観光業と工業については、事前に開発許可証の取得が必要、 申請から発給まで約6週間前後。開発許可証が発給されると、労働許可証や各種必要事項に ついて便宜や優遇措置が図られます。個人企業や合資・合名企業の場合は、会社登記の必要 はありませんが、営業に必要な各種取引免許の取得が必要です。取引免許は国税局・財務省 に申請、年間15〜150ドルの費用支払いが必要。 ○会社の設立 2003〜2004年頃より、トンガ人パートナーがいない外国人のみでの会社設立が可能となってい ます。会社の登記などは労働商工省(MLCI)が管轄。会社定款・契約書などを労働商工省・会 社登記部に提出し登記します。登記手数料は資本に応じて推移し15〜700USドル。また、登記 が必要な会社形態は株式会社と外国企業の支店。 ○投資・ビジネス情報の収集先 ■労働産業省(MLCI/Ministry of Labour, Commerce & Industries ) PO Box ll0, Nuku'alofa, TONGA tel (676) 23-365 fax (676) 23-887 ○不動産取得 トンガの土地は外国人名義での所有ができません。外国人が家を建てる場合は所有者と長期 のリース契約を結び家を建築します。土地リースは法的には数年〜99年まで可能ですが、通常 は20年までしか無理な環境。またリース手続きは、弁護士を通じてMinistry of Land and Survey に申請し、承認を受け、登記書を貰うことが必要です。土地リース料は交渉次第ですが年間150 ドル〜。ただし、土地が少なく地主の力が強いので住宅地のリース契約交渉にはかなりの労力 が必要です。 <土地リースの争議> 外国人の足元をみた不当なリース契約によって、建物建築後にリース無効を唱えられ、追い出 されたりトラブルとなることもあります。またトンガ人の利益を優先的に保護する法律があります が、正式なリース手続きを行っていれば外国人が裁判で不利になることはありません。 <賃貸住宅> 一軒家を借りる場合の家賃はは1ケ月250〜1000ドル。 ○日系宿泊施設 Nerima Lodge 日本人女性スタッフ・又平直子さんが常駐しています。1泊48トンガドル〜。 ○消費税 2005年より5%の売り上げ税制度が廃止され、15%の消費税制度が実施。 ○トンガ人の年収と物価 トンガ人の年収は最低レベルで2500ドル、公務員はそれ以上となります。 一方物価は高くて、周辺国のフィジー、サモア、物によってはニュージーランドよりも高い環境。 ○銀行 オセアニア系のANZ銀行、Westpac Bank of Tonga、MBFの3行が営業しています。 ○トンガ社会 トンガ人は日本人に似ているというのは有名な話。おとなしくて社交ベタ、長いものに巻かれろ、 本音とタテマエを使い分ける、などといったところが日本人にそっくり。また世間体を気にするの は日本人以上とか。といったことから、訪問者としてトンガに滞在するのは快適でも、生活者と してトンガ社会に受け入れてもらうのは結構大変なことかもしれません・・・。 <嫌中感情> トンガでは嫌中国人感情が強いため、中国人と間違われて不当な扱いを受ける場合があります。 ○旅行者用運転免許 トンガでは国際条約の関係から日本の国際免許証は使用不可。旅行者用運転免許証はヌクア ロファ中央警察署の交通課で申請すればその場で取得できます。レンタカー利用も旅行者用運 転免許が必要です。 <必要書類> パスポート/有効な日本の免許証/手数料約17パ・アンガ(約1000円) |
■日本国大使館 在トンガ日本国大使館 ■政府機関 トンガ政府 トンガ大蔵省 トンガ教育文化省 トンガ・パブリックサービス・コミッション |
■観光局 トンガ政府観光局 ■情報サイト Tongatapu.net ■アクセス フィジーまたはニュージーランド経由が一般的。 |