海外移住情報


ブータン現地事情編
Kingdom of Bhutan

査証編






○ブータンという国

ブータンといえば最も日本と文化が近いといわれる国。国家自体が近代文明の流入を拒否。
現在では鎖国政策は解除されているものの、伝統的生活文化を守ろうとする稀少な国家。
民主化が必要と感じた国王自らが絶対王制を返上、歴史的にみても珍しい形の民主化プロ
セスとなったことで世界から尊敬を集めました。
また2011年11月、若くして王位を継いだブータン国王夫妻が新婚旅行を兼ねて来日。テレビ
などでその言動を知るたびに、心が洗われるようなピュアな気分、懐かしいような不思議な気
分となり、共感する人々が急増。国土の広さは九州、人口は東京・大田区とほぼ同じ。

○世界から注目されるGNH
ブータン前国王がGNPの代わりに国家目標に据えたのがGNH (国民総幸福度) の概念。
国勢調査では9割以上の人々が「幸せ」と回答するブータン独自の指標で、世界から注目さ
れています。GNHはGross National Happinessの略、物質的な豊かさだけではなく、精神的
な豊かさも尺度に入れた「幸福度」を表す考え方。現在、GNH増大を国の開発政策の理念と
して打ち出しています。

○中国が侵略している事実を知っておこう
2004年から中国はブータン国境を越えて道路建設工事を実施。理由は同地域が「冬虫夏
草」といった高級漢方の宝庫であるため。当然のことブータン政府は中国に抗議したものの、
2006年には国境周辺の土地を中国が強引に奪い取り「新国境線」を決めてしまいました。
中国の侵略はこれで終わらず、2009年には新国境を越えて新しい道路延長工事を推進。
さらに領土を広げようとしているのです。中国って本当に恐ろしい国・・・。

○禁煙法
2004年12月よりたばこ販売と公共の場所での喫煙が全面的に禁止。入国時にたばこを持
ち込む場合は1カートンまで認められますが200%の関税がかかり、喫煙場所は自宅やホ
テルなどの屋内に限られます。

○ビジネス関連機関
ブータン貿易産業省




■在外公館
日本国大使館は設置されていません。
在インド日本国大使館が兼務しています。

■JICA
JICAブータン


■観光局
ブータン政府観光局(日本語)
ブータン観光協議会
ブータン観光公社

■航空会社
Druk Air(ロイヤルブータン航空)

■日本のブータン専門旅行会社
ドラゴンツアーズ

■現地旅行会社
Butan Travel Bureau
Lakhor

■情報サイト
Bootan.com



■政府機関
ブータン政府ポータル
滞在、ビジネスなどのブータン総合情報。
ブータン経済省
ブータン農務省
ブータン教育省
ブータン財務省
ブータン保健省 
ブータン情報通信省
ブータン情報メディア局
ブータン情報技術局
ブータン生活省
ブータン警察

■文化施設
ブータン国立図書館
ブータン博物館

■通信・郵便
ブータン郵便局
ブータン・テレコム

■メディア
ブータン国営放送
Kuensel (新聞)