海外移住情報


ジンバブエ現地事情編
Republic of Zimbabwe

査証編






○外国投資
既に国外で法人化されている外国企業は、国内にて会社を設立をすることなく事業活動を行えます。
但しジンバブエ投資センター(ZIC)の事前承認が必要。投資センターに申請すると投資委員会によっ
て審査が行われ、通常45日以内に結果が通知されます。

ZIC ジンバブエ投資センター/Zimbabwe Investment Centre

○会社設立
外資企業の参入が規制されている分野・業種においては外資比率の制限があります。
経営コンサルタント、建築などの株式保有は70%まで。小売、運輸・交通、農産物分野の株式保有
は35%までとなっています。設立は申請書・定款などの必要書類を会社登記官に提出し手続きを行
います。


○不動産の国有化
2005年8月、土地を国有化する憲法改正案が可決。このため、外国人の土地所有は原則的に認めら
れません。尚、以前は外国人および外国企業の土地所有に事前許可が必要。許可が得られるのは、
商工業用地や雇用促進に寄与できる場合などに限られ、農地の所有に関しては禁止されていました。

○自国通貨の廃止
スーパーインフレに陥っていた自国通貨(ジンバブエドル)は2015年6月15日、正式廃止。9月までに米
国ドルに両替して回収されます。

<経緯>
2008年、歴史的なハイパーインフレが進行。政治的背景から紙幣がどんどん印刷され物価が200万
%を超える天文学的インフレに。お金は事実上紙切れ同然となり為替レートも意味を持たない状況と
なりました。 2008年7月には実勢レートが1ドル=490億ジンバブエドルとなり、1000億ジンバブエドル
札も新たに発行される異常事態となったため、2008年8月、100億ジンバブエドルを1新ジンバブエドル
とするデノミを実施。その後ジンバブエドルの流通を止め、米ドル、南アフリカ・ランドの複数外貨制を
実施していました。

ジンバブエ中央銀行 RBZ

○宿泊事情

設備の整ったホテルは15$前後〜、簡素なゲストハウスやロッジは4$前後〜。安宿は盗難が日常茶
飯事なので要注意。また、地方に行くと酒場(ボトルストア)と一緒になったロッジが多くありますが、
治安に注意が必要です。


○ハラレの日本人宿強盗事件
2000年秋にハラレにある日本人ゲストハウス<パウパウロッジ>に武装強盗が襲撃し金品を強奪。
このことはメディア・ニュースにも大きく報道され有名な事件になっていますのでご注意を。

○ウラニウム問題
2005年、新たなウラニウム鉱脈が発見されたものの、外貨獲得施策のために親交の深いイランや北
朝鮮など核開発国に輸出することが懸念されています。


○バス移動
大型バスの他、コンビと呼ばれる乗り合いのミニバスが頻繁に走っています。




■日本公館
日本国大使館 

■日本人会
ジンバブエ日本人会 

■JICA
JICAジンバブエ

■観光局
ジンバブエ環境観光省
ジンバブエ観光局

■メディア
The Herald
The Independent 


■政府機関
ジンバブエ政府
ジンバブエ議会
ジンバブエ金融省 
ジンバブエ経済開発省 
ジンバブエ産業貿易省
ジンバブエ農業省 
ジンバブエ雇用開発省 
ジンバブエ司法省
ジンバブエ厚生省
ジンバブエ文部省 
ジンバブエ高等教育省
ジンバブエ運輸通信省
ジンバブエ国土省
ジンバブエ資源省
ジンバブエ科学技術省