結果発表 その３ --- 平均好感度

以下は読者数10人未満の作品です。

(以下参考)
作品名	作者	0	1	2	3	4	読者数	平均	分散
子供の領分	吉原理恵子	0	0	1	2	3	6	3.33	0.75
魔術戦士	朝松健	0	1	0	1	2	4	3.00	1.22
電影戦線	流星香	0	0	1	1	1	3	3.00	0.82
東京ナイトアウト	川原つばさ	0	0	3	1	3	7	3.00	0.93
パラダイスルネッサンス	谷瑞恵	0	0	2	4	0	6	2.67	0.47
ごむにんげん	浩祥あきこ	0	0	4	1	1	6	2.50	0.76
斎姫異聞	宮乃崎桜子	0	1	3	2	1	7	2.43	0.90
僕らは玩具の銃を手に	榊原和希	0	2	4	3	0	9	2.11	0.74
泉君シリーズ	あさぎり夕	2	1	3	0	3	9	2.11	1.52
雪の丞事件簿	あさぎり夕	0	0	2	0	0	2	2.00	0.00
秘密の花園	あさぎり夕	0	0	1	0	0	1	2.00	0.00
セレーネ・セイレーン	とみなが貴和	2	1	2	2	1	8	1.88	1.36
テイルズオブデスティニー	矢島さら	1	1	1	2	0	5	1.80	1.17
ハイパーあんな	黒田洋介	2	1	4	1	1	9	1.78	1.23
馬超風雲録	渓由葵夫	0	1	1	0	0	2	1.50	0.50
闇の降りる庭	駒崎優	0	2	2	0	0	4	1.50	0.50

以上のように、大接戦の末、 楽園の魔女たち(コバルト)がデルフィニア戦記(C novels fantasia)を振り切って、 トップでした。最高評価(4)の割合は72%と、 ４段階評価だった昨年のトップ、十二国記(69%)を越えるというハイレベルでした。
昨年上位だったオーフェン(富士見)、星界(早川)、封殺鬼(キャンバス)、 などは高評価をキープ、 封仙娘娘(富士見)、龍と魔法使い(コバルト)などは評価を上げている感じです。
注目は今年デビューの新人、上遠野浩平さんのブギーポップシリーズ(電撃)。 まだ２作にして、この高評価に、しかもこの読者数(42人)。先が楽しみです。
何名かの作家は、今回複数の作品を取り上げていますが、 全体的には同作家の作品は比較的近い評価を受けているように見えます。 が、例外的に神坂さんの3作品(2.98,2.55,2.38)はばらばらですね。 作家の力量をあてにして買う読者から見ると、結構困った作者かも。(^^;
好感度アンケートでは下位の常連と化しているあかほり作品ですが、 それでも抜群の売上を誇るあたり、どこか受ける要素があるんでしょうね。 どこなんでしょう。
何作品か、ゲームやアニメのノベライズが入っていますが、 いずれもあまり高評価を得られていません。 最高でナデシコ(スニーカー)(2.42)でしょうか。 安易なノベライズはするなとまでは言いませんけど、 実際、質的にもう少しなんとかならないかなぁ？