北朝鮮写真館

2000年5月1日〜5月5日


前のページへ  次のページへ


平壌の大同江のほとりに建つチュチェ(主体)思想塔。
内部にエレベーターがあり、塔の上に上がることができる。
エレベーターには地上と最上階だけでなく、地上から8Fまでの
ボタンが付いているので、途中階でエレベーターを止めることが
できるはずで、そこには何があるのかというのが私たち団体の間で
話題になったが、実際に途中階のボタンを押した人はいなかった。


チュチェ思想塔から対岸を見渡すと、ちょうど
正面に人民大学習堂がある。人民大学習堂の前の
広場が、メーデーの祭典が行われた金日成広場。


チュチェ思想塔から柳京ホテルを望むことができる。
柳京ホテルは建築中に傾いてきて工事が中断され、
水による浸食の影響もあって工事再開のめどが立って
いないと聞いていたけれども、柳京ホテルを間近で見る
機会がなかったためその真偽は確認できなかった。


党創建50周年記念塔はチュチェ思想塔の近くにあり、その
3つのシンボルは、金槌、筆、鎌を表している。


チュチェ思想塔、凱旋門などにはその場所専門のガイドさんがいる。
このガイドさんは党創建記念塔専門のガイドさんで、日本語で
ガイドしてくれた。写真撮影のため少し緊張気味の様子。


ガイドブックによると、平壌冷麺は盛岡冷麺のルーツで
あるだけでなく、すべてのそばのルーツであるとのこと。


平壌郊外の万景台にある金日成主席の生家。現地で購入した朝鮮概観という
本によると、この家は平壌のある地主が墓守を置くために建てた番小屋で、
暮らしに困った主席の曾祖父が墓守として住み着いた家だとのこと。


金日成主席の生家の一角に展示されていた壺。
ガイドさんによると、主席の生家は貧しい
暮らしぶりだったので立派な壺を買うことができず、
このようなゆがんだ壺を使っていたとのこと。


万景台でアイスクリームを売っていた。露店そのものは
あちこちで何回か見かけたけれど、思い返してみると
ここが北朝鮮滞在中に露店でものを買う唯一の機会だった。


平壌の地下鉄の案内図。図の下に一列に並んでいるボタンは
各駅名を表していて、ボタンを押すと、今いる駅からボタンの
駅までの区間が案内図上で点灯する仕組みになっている。


地下鉄駅のホームはエスカレーターでかなり深い位置まで
降りたところにあり、ホームはすごく広い。これは有事の際に
シェルターとして使用するのに適している構造だと思う。


地下鉄はガイドさんの先導で、あらかじめ決められた
区間を一区間だけ団体で乗車することができた。


地下鉄の車端部には金父子の肖像画が掲げられていた。


平壌では路面電車が活躍していて、時間帯によっては
あふれるほど人が乗っていることもある。写真には
撮っていないけれども、トロリーバスも健在だった。


2/4
前のページへ  次のページへ