BSO at Strathmore

Marin Alsop, conductor
John Adams, composer

Program
John Adams: Fearful Symmetries
Mahler: Symphony No. 5

 BSOはBSOでもBaltimore Symphonyのシーズンプレミエ。今年、重点的に組んでいるマーラーの5番がメイン。

 前プロは現代曲。編成は、8-7-6-5-4、Fl3 Ob2 Egl1 Cl3 BCl1, Fg1, A-Sax1 T-Sax1 B-Sax1, Hr3, Trp3, Trb3, Tub1 Timp シンセ2 Pf1。単調なリズムと不協和音が20分くらい続く、極めて不快な曲。いかにも現代音楽風。一応拍手はあったみたいでしたが、観客は白けてました。

 メインはマーラー。編成は8-7-6-5-4, 4Fl, 3Ob(1Egl), Cl3(BCl1), Fg2, C-Fg1(3rdFg), Hr6+1, Trp4, Trb3+1, Tub1, Timp, Perc4, Harp。熱演。冒頭のトランペットは安全運転しすぎてイマイチ。各地でザッツの揃わないところなどある。前回聴いた時と比べて、あんまり問題点は改善してなさそう。でも、曲自体がガンガンに盛り上がる曲だから、ブラボーは取れたみたい。個人技には優れてるんだけど、アンサンブルがまだまだ改善の余地がありそうなので、今後に期待。とは言っても、もう聴く機会はなさそうなんだけれども。