そしてコンサート当日──。
リハーサルを終えたWEの二人の姿は控え室にあった。
瑞希は二人掛けのソファに仰向けに寝ころび目を閉じている。
亮は壁際のスチール椅子の上で膝を抱えて座っている。目は開かれていたもののその瞳は何も捉えていなかった。
本番を前に一見不安を覚えるシーンでは有るがこれが二人それぞれを気の落ち付け方だからしようがないだろう。どうせもうすぐすれば嫌でも騒がしく成るのだから──。
「「「「「
おはよーございますっっ!」」」」」
突然扉が開け放たれて満面の笑みを浮かべて五つ子が現れた。自分たちのコンサートでもないのに興奮しきっているのか鼻息が荒く全員がフンフン言っていた。
唐突に騒がしくなった楽屋に瑞希は苦笑しつつもほっとしてソファから起きあがった。
「うるっせーよ! お前ら! 人が精神統一してる時にさわぐんじゃねーよ!」
「え!? 和田さんが精神統一???」
「心臓に毛が生えてるって噂の和田さんが???」
「どっから出た噂だよ!!」
「そんなのおれ達に決まってんじゃん。なあ?」
「うん、ぼく達だよー」
「そうそうおれ達ー!」
「お・ま・え・ら────!」
顔を真っ赤にさせて逃げまどう五つ子を追いかけ回す瑞希を見て亮はくすくす笑っていた。
「あ、江藤さんが笑ってる──」
「あ、ホントだ」
意外に朗らかな亮の笑みを見て五つ子は嬉しそうにわらわらと亮をとりかこんだ。瑞希も同じく笑みを浮かべてその輪に加わろうとした。その時──。
「あ、そうだ! おれ達和田さんに大事な用事があったんだ!」
「オレに?」
「うんそう」
「和田さん、お願いぼくたちについてきて」
「はあ? ついてってどこまでだよ」
「それは行ってのお楽しみ」
「本番までまだちょっと時間あるんでしょ?」
「そりゃそうだけど……っておい! オレはまだついて行くとは言ってないぞ!?」
両腕を取られ、3人がかりで背中を押されては流石の瑞希も抵抗の仕様がない。踏ん張るがずるずると扉へと近づいてゆく。
「おい! ちょっと待てよ! 今亮を一人にするのはマズいんだってば!」
「ほんのちょっとだから!」
「そうそう、ホントにほんのちょっとだから」
「江藤さん、ほんの少しだけ我慢してね!」
「瞬間的にどん底に落ちないでね!」
「そんじゃ和田さんをお借りしまーす」
「こら────! 人を無視すんな! おい、聞いてるのかよ!?」
「「「「「聞いてませーん」」」」」
「聞こえてるだろ!」
亮が漸く「……瑞希?」と問いかけた時にはすでに6人の姿は扉の向こうへと消していた。
「……」
ぽつーんと一人で残されていた亮は急に寒気を感じて自分を抱きしめた。四六時中瑞希といることで敢えて遠ざけていた不安感がひたりひたりと近づいてきてた。ともすれば捕らわれてしまいそうで亮は立ち上がり6人の後を追おうと足早に扉へと向かい、勢いよく押し開いた。
ガン!!
「痛!」
「え?」
鈍い衝撃と痛そうな音に亮は扉の裏側を覗き込んだ。
「……え?」
「いったぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!」
床に座り込んで頭をさすり続けている人物を見て亮は我が目を疑った。
「……え?」
繰り返される「……え?」に苛立ったのかその人物は勢いよく立ち上がり、
「あんた! あたしに恨みでもあるのっ!?」
と亮に怒鳴りつけた。
「……え?」
聞き覚えのある……と言うよりは誰よりも聞きたかった声。
珍しい……と言うよりは世界に二つと無い太いお下げ髪。
「……え?」
「『……え?』 じゃあ無いわよ! 『……え?』 じゃあ!」
「は、はじめちゃん?」
「そうよ」
と当人が肯定した。だが亮はまた自分が寝ぼけているのかと思って本番前にもかかわらず容赦なく自分の頬をギリッとつねった。
「痛い!」
「な、何やってんの、あんた! 本番前だってのに!!! ああ、腫れてきた! 冷やさなきゃ!」
言うなりはじめは亮の腕をつかんで控え室に入った。一方亮は自分の痛む頬を押さえながらも未だにはじめが目の前にいると事を信じられずにいた。
はじめはてきぱきとアイシングの用意をすると亮を椅子に座らせてその前に跪いた。頬を押さえている手を外してタオルに包んだアイスパックを頬にそっと押し当てた。
「痛い?」
「……分かんない……」
「はあ? ちょっと江藤さん、大丈夫なの? まさかと思うけど目ぇ開けたまんまで眠ってるとか?」
「……ごめん、オレ、起きてる自信ない」
目の前にいるも関わらず、捕まれた手の温かさを感じつつも亮は現実が信じられないでいた。
「本当に……はじめちゃん?」
「……ほかの誰に見えるっていうのよ」
「見えないけど! 見えないけど……」
何と言っていいのか分からず亮は俯いてしまった。そんな亮の両頬に手を当ててはじめはゆっくりと顔を上げさせた。
「正真正銘本物のあたしよ。一体何が信じられないってのよ」
「じゃあ、じゃあ、どうしてサングラスなんか掛けてるの?」
そう、はじめはさっきからずぅ〜〜〜〜っと馬鹿デカイ、それこそ顔の半分が隠れる程に大きな真っ黒のサングラスをつけていたのだ。
痛いこと聞かれたのかはじめは「うっ……」っと詰まった。だが答えられないと決心したのか「そんなのあんたに関係ないでしょ!?」と突っぱねてしまった。以前だったら少しぐらいは食い下がる筈の亮もやはり自信が持てない所為かまた俯いてしまった。
「ちょ、ちょっと!」
「……ごめん、オレ、本当に混乱してるみたいだ」
言って亮はアイシングを額に押し当てて天井を仰いだ。その様子にはじめは唇を噛んで俯いてしまった。
「も、もう、あたしの言うことなんか信じられない……?」
「! ち、違うよ! オレが信じられないのはオレ自身で……! あの、その、えと、あの……」
即座に否定したものの言葉が続かない。
「本当にはじめちゃんなんだよね?」
「そ、そうよ」
強気な言葉では有るが声音は潤んでいるのは間違いなかった。
「本物のはじめちゃんだったら……抱きしめても、良い?」
「……」
やがてはじめは小さく頷いた。亮はそぉっと手を伸ばしてはじめの肩をつかんだ。そしてまたそぉっと引き寄せて、これまたそぉっと抱きしめた。
「!」
途端、全ての感覚が蘇ってきた。自分が今抱きしめているのは間違いなくはじめなのだと全ての感覚が肯定したのだ。
「はじめ……ちゃん」
「……なによ」
「はじめちゃん」
「だから何よ」
「はじめちゃん」
「あのねえ……!」
唐突に抱きしめる腕にも力が籠もった。
頬に突き刺さる堅い髪。だけど酷く懐かして暖かい香りで。
相変わらず肉付きの薄い身体。だけど自分などより格段に小柄で柔らかい身体で。
鮮やかに蘇った甘い痛みに亮の瞳から涙がはらはらと零れ落ちてはじめの背を濡らす。しばしじっとしていたはじめだが嗚咽が聞こえたのかそっと亮の背に手を回すと落ち着かせるように優しく撫でた。
しばらく大人しく撫でられていた亮は不意に身体を離した。サングラス越しに見つめ合い、そしてそっと顔を寄せた。
とん──と、そっと触れるだけのキス。だがその柔らかな唇に触れるやもっと更に欲しくなって強く押し当てた──途端にぶつかるサングラス。
「……はじめちゃん、サングラス取るよ」
「……え……?」
明らかに心あらずといった返答だったがはじめは亮の手が伸ばされてきた時に我に返った。
「だ、だめ!」
だが時すでに遅く亮はスッとサングラスを取り外してしまったのだ。
「!」
亮の目が驚愕に大きく見開かれた。はじめは素早くサングラスを取り返して耳に掛けた。が、真っ赤にして顔を背けてしまった。
「……」
「……」
しば二人の間に沈黙が降りた。そしてその沈黙を破ったのはやはり亮だった。
「どう、……したの、その顔……」
「………………」
はじめは答えず横を向いたままだった。亮が視線を合わせようと顔を向けても反対側に向ける始末だ。
一瞬だけ見えたはじめの素顔。長時間泣きはらしたような腫れぼったい瞼。結膜炎と見紛うばかりの真っ赤な目。そして両目の下にはペンで塗ったかの様な色濃い隈──。
幾ら待ってもはじめは頑として答えようとせず、顔を向けようともしない。業を煮やした亮は強引にはじめの顔を正面に向かせてサングラスを取り上げ、そして部屋の隅へと放り投げた。
「ちょ、ちょっと! 壊れたらどうしてくれるのよ!」
一瞬損得勘定に目先がくらんだはじめだが亮がまじまじと自分の顔をみているのを見て、今度は俯いてしまった。
「はじめちゃん……もしかして病気だったの?」
酷く怯え声で訪ねる亮にはじめはブンブンと首を振った。
「………………違う。これは……ただ単なる、寝不足なのよ」
「え?」
「寝不足よ、寝不足。あたし、この一月あまりほとんど寝てないのよ! 極めつけに昨日一昨日と眠ってないの! だから! こんなみっともない顔してるのよ!」
と一気に言い切ってはじめは脱力したように亮の胸にコツンと額を当てた。
「寝不足ってなんで?」
「……」
「もしかしてオレに会えなくて寂しかったから眠れなかったとか……」
「そんな事あるわけないでしょ!」
容赦なく一刀両断に切り捨てられた亮。
「そんなはっきり言わなくても……」
「……」
「でも……本当に何があったのさ?」
「……」
「どうしても教えてくれないの?」
「……」
無言ながらもはじめはコクリと頷いた。その様子をみて亮は深々とため息をついた。
「オレ……もしかしたらコンサート失敗するかも」
「は?」
唐突な言葉にはじめは咄嗟に顔を上げた。
「だって、気になるじゃん。何の理由ではじめちゃんが寝不足になってそんな顔になっちゃったのか」
「っ……」
「歌唄ってても踊り踊ってても絶対にはじめちゃんのこの顔しか浮かんでこないよ。きっと」
言って亮は腫れぼったい瞼にそっと唇を寄せた。
反対側の瞼にも同じように唇を押し当てた。唇が触れるたびにはじめの顔が真っ赤になって、そして絞り出すように「……卑怯者!」と呟いた。亮は小さく笑う。
「うん、ごめんね」
全て分かった上での言葉にはじめは歯がみしてもう一度「卑怯者」と呟いた。そして観念したように話し出した……。
「あたし……、留年しそうだったのよ」
「留…年?」
「そうよ、留年よ」
「でも……なんで?」
「課題の……提出が、その、いつも遅れがちだったのよ。だから出来は良くても評価が結構悪くて……」
「………………」
「今度こそ期限までに技法に関するレポート40枚に、2着デザインから起こして作らなきゃ留年だって言われてたのよ」
「………………」
「それでその……江藤さんに会えなかったのはずっと課題をやってたからなの……」
「………………」
「………………」
ウンともスンとも言わない亮。呆れ果てているのか、怒っているのか、はたまたその両方か……。自分が不甲斐ないばかりに亮に迷惑を掛けた事は謝っても謝りきれないものだろう。だが、今はじめに出来ることは謝る以外何もない。
「本当に……ごめんなさい」
はじめは深々と頭を下げた。
「……どうしてはじめちゃんが謝るのさ。謝らなきゃならないのはオレのほうじゃん」
「え?」
驚いて顔を上げれば亮はやるせない表情ではじめを見つめていた。この表情の意味が分からないはじめはマジマジと亮を見つめ返す。
「ごめん、はじめちゃんが課題遅れたのって全部オレのせいじゃん。オレがワガママ言ってはじめちゃん呼び出したり、無理言って代マネやってもらったりしてたから……」
「違うわよ!」
「違わないよ」
「なんで違わないのよ!」
「だって実際そうじゃん」
「だからそれはあたしの判断ミスでしょ! 出来ると思ったけど出来なかったあたしの力不足がわるいんじゃない!」
「………………ほら、やっぱりオレが原因なんじゃない」
「!」
明らかにはじめは「しまった!」という顔をした。そして何よりも亮に乗せられた事が悔しくて唇を噛んで俯いてしまった。
「よいしょっと」
「ぎゃあ!」
亮は床に座り込んでいるはじめを抱き上げると唐突に自分の隣に座らせ、ぐいっと頭を引き寄せて、肉付きの悪い腿に乗せた。──所謂膝枕だ。
「ななななっ!」
「眠って!」
起き上がろうとするはじめを強い力で押しとどめて亮ははじめの顔を覗き込んだ。予想通り耳まで真っ赤になっている。
力で勝てないことに苛立ち、膝枕などと言う恥ずかしい状態に混乱しつつはじめは淡く微笑んでいる亮を見上げた。その綺麗な表情にどきんと心臓が跳ね上がる。見つめていられなくなってはじめは慌てて顔を背けた。そんなはじめに苦笑しつつ亮ははじめの髪を優しく撫でる。なんだかそれがとっても気持ちが良くてはじめはうっとりと目を閉じた。
途端に睡魔が押し寄せてくる。
「……眠い」
「そりゃ慢性の寝不足に二日貫徹したら眠いに決まってるよ」
トロンとしたはじめの声に亮は苦笑を返した。
「……でも、眠りたくない……」
「……どうして?」
「……だって江藤さんの歌が聴きたくて……必死で課題を仕上げたのに……。今……眠ったら絶対に三日は……起きられない」
「……」
「眠りたくない……」
眉間に皺を寄せるはじめの気持ちが嬉しくて亮はふんわりと柔らかな笑みを浮かべていた。そしてはじめを両目を手で追おう。
「眠って。はじめちゃん」
「……悪魔の囁きだわ」
「ぷっ、何それ」
「そんな……優しい声出さないでよ……」
もう一息と言ったところか? はじめの言葉はどんどん緩慢になってゆく。
「歌ならいつでもどこでもはじめちゃんの為だけに唄うよ」
言って亮は囁くように歌い出した。スローテンポな英語の歌。歌詞が分からないから頭に留まることなく、旋律だけが強くはじめを眠りへと導いた。
程なくしてはじめは穏やかな寝息を立てる。
しばらくして遠慮がちにノックされるまで亮は歌を歌い続け、はじめの髪をなで続けていた。
「亮──、良いか?」
「瑞希? うん、でも静かにしてね」
「ん、分かってる」
言って瑞希が中に入ってきた。五つ子たちもワラワラと後に続いて中に入ってきた。
「「「「「爆睡してるはじめちゃんにしたら静かだね」」」」」
「ぶっ……!」
瑞希も亮も吹き出し掛けて慌てて口を押さえた。
「お、お前ら笑わせるなよ!」
瑞希に睨まれて五つ子たちは「ごめんなさ〜い」笑ってごまかした。
「……ねえ瑞希」
「ん?」
「もしかして瑞希は知ってたの? はじめちゃんがなんで会えないのかって」
「!」
瑞希も五つ子たち驚いて亮を見た。それが答えと受け取ったのか亮は「やっぱり」と肩を竦めた。
「悪ぃ、はじめちゃんから口止めされてたんだ」
「オレが責任感じるから?」
「いや、だた自分が情けないからだって……。はじめちゃん、お前壊れ具合聞いたら居ても立ってもいられなくて課題ほっぽって駆けつけようとするし大変だったんだぜ? ったくお前らお互いを大事にしすぎだよ」
「ごめん……」
「まあ、済んだ事さ」
「うん……。ありがとう」
「どういたしまして。──それはそうと亮もうすぐ開始だぜ。着替えるぞ」
「……うん」
答えて亮ははじめの寝顔をもう一度見つめ、はじめを起こさないようにと細心の注意を払って立ち上がった。
「「「「「そんな心配しなくてもけっ飛ばしたとしても起きないよはじめちゃん」」」」」
五つ子たちの言葉に納得して苦笑しつつも部屋の隅にあった毛布をはじめに掛けてやった。そして着替えが終わった頃、スタッフがノックをしてWEの出を告げる。
「和田さん、江藤さん行ってらっしゃい!」
「はじめちゃんの分もしっかり見ておくからね」
「かっこいいところいっぱい見せてね!」
「じゃないとなんでか後でオレたちが怒られるんだから」
「でも、とにかく頑張ってね!」
相変わらずの五つ子たちに瑞希も亮も苦笑して、そしていつもの不敵な笑みを浮かべた。
「瞬きしないで見てろよ」
「頑張るから見ててよ」
言って二人は光に向かって歩き出す。
「ねえ、瑞希」
「ん?」
「どうしても唄いたい歌があるんだけど曲目変えて良い?」
「はあ!?」
「だめ?」
「だ、だめって……お前、段取りがメチャクチャになるだろうが!」
「大丈夫だって、カバーの歌を変えるだけだから」
「演奏はどうすんだよ! バックの連中がはいそうですかって言うわけないだろ!」
「大丈夫だよ。手拍子と足拍子があれば良い歌だし」
「……アカペラか?」
「うん」
「なんの歌だよ」
「Cecilia」
「Cecilia? サイモンとガーファンクルの?」
「うん」
「……そういう心境だっていうのか?」
「うん」
「……しょおがねぇなぁ。あの歌だったらバックの連中も知ってるだろし」
「ありがと! 瑞希!」
「まあ良いさ。────さてと亮。行くぞ!」
「うん!」
Celia, you're breaking my heart
(セシリア、君は日毎僕の心を傷つけて、) You're shaking my confidence daily.
(僕の自信を揺るがすんだ。) Oh, cecilia, I'm down on my knees
(ああ、セシリア。僕は君に跪いて乞うよ。) I'm begging you please to come home
(どうか帰ってきてと。)
Celia, you're breaking my heart
(セシリア、君は日毎僕の心を傷つけて、) You're shaking my confidence daily.
(僕の自信を揺るがすんだ。) Oh, cecilia, I'm down on my knees
(ああ、セシリア。僕は君に跪いて乞うよ。) I'm begging you please to come home
(どうか帰ってきてと。) Come on home
(帰ってきてよ。)
Making love in the afternoon with cecilia up in my bedroom (making love).
(真っ昼間から2階の僕の部屋でセシリアと愛し合ったんだ。) I got up to wash my face, when I come back to bed someone's taken my place.
(顔を洗ってベッドに戻ってきたら、他の男が僕の居場所に居た。) Celia, you're breaking my heart
(セシリア、君は日毎僕の心を傷つけて、) You're shaking my confidence daily.
(僕の自信を揺るがすんだ。) Oh, cecilia, I'm down on my knees
(ああ、セシリア。僕は君に跪いて乞うよ。) I'm begging you please to come home
(どうか帰ってきてと。) Come on home
(帰ってきてよ。)
Jubilation, she loves me again,
(やったよ! また彼女が僕を愛してくれた!) I fall on the floor and I laughing,
(僕は床に転がって笑ったさ。) Jubilation, she loves me again,
(やったよ! また彼女が僕を愛してくれた!) I fall on the floor and I laughing,
(僕は床に転がって笑ったんだ。)
おわり