・香港の歴史・

香

的歴史

アヘン戦争(1840～42年)中、イギリスの香港島に対する統治が始まる。この頃の人口は7450人ぐらいだといわれている。

アヘン戦争の講和条約である南京条約第三条により、清国が香港島をイギリスに割譲して香港は正式に大英帝国の支配下となる。1843年の批准書交換でイギリスは香港の領有を宣言する。

アロー号事件（1865年）によるアロー戦争がきっかけで、イギリスは北京条約によって九龍半島の先端も完全に割譲地とする。

イギリスと中国は租借条約を調印し、1898年7月1日より香港島、九龍、新界の99年間租借を行う。

太平洋戦争（1941～45年）が始まり、香港も直接戦争に巻きこまれる。その後3年8ケ月間、日本の軍政が施行され、日本軍の将官が総督に就任する。

1945年の日本の降伏で、香港は再びイギリスの統治下となる。

中国当局の規制を無視した不法越境者が中国本土から香港に殺到。香港の人口はふくれあがり、香港騒動が起こるまでになる。

その後も不法入境者は後を絶たず、文化大革命（60年代後半～70年代初め）の時期などにも大量の流入があった。

1970年に入って次第に暴動もなくなり、貿易の発展などにより香港経済はめざましく発展をとげる。

1997年6月30日をもって、香港はイギリスから中国へ返還されることが明確化される。

1997年7月1日より中華人民共和国香港特別行政区となり、一国二制度のもとで50年間は資本主義体制をとるようになる。
飛行機から香港島を臨む

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