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Monster Hunter Portable 3rd HDver
モンハン3HD(PS3版)プレイ日誌

陸の女王・リオレイア姐さん
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新人の自己紹介 

 

 どうも、新ハンターの「サーラ・ユウ」です。 

前任の「タツマ・シワ」は、私が「太刀はPTでは嫌われ者らしいよ……?」と呟いたら、モグハウスに閉じこもってしまいました。 

悪気はなかったんだけどなあ。ところで、モグハウスってナニ? 

 

 んー、タツ兄……「タツマ・シワ」とは兄妹みたいな関係です(2ndキャラだし)。 

 得意な武器は、ライトボウガン。かの、異世界から来たとまで言われる名スナイパー、「ノヴィ・タークン」に教わったほどの腕自慢ですよっ(免許皆伝したとは言ってない)。 

  これからは、私が「プレイ日誌」を引き継いでみたいと思います。まずは、前回の依頼進行度までは進めたよ。次は、レイラ姐さんだねっ。 

 

陸の……? 

 

 場所は渓流。なら、滝の裏が怪しいと見て行ってみたところ、大当たりでした。 

  卵を襲っていたジャギィどもを、怒りに満ちた炎で焼き払ったレイラ姐の姿は、母としての威厳と愛に満ちていて、同性として思わず感激してしまったほどです。 

 しかし、姐さんはハンターである私の姿に気づくと、卵泥棒の仲間と思ったのでしょうか、猛然と襲い掛かってきました。 

 まあ狩猟に来たのだし、敵であることには変わりありません。こちらも仕事だし、ごめんねと謝って帰るわけにも行かないので、切り替えて、ハントです。 

 

 しかし、姐さんたら、大っきい。 

 以前、ボルボロスと戦った時もデカくて避けるのが大変だったけど、姐さんったらもっと大きい。しかも飛ぶ。陸戦の女王とか言われてるけど、よく飛ぶよ? 

 でも、飛んでる時は、むしろ楽。遠距離射撃がこちらの得意技だからね。相棒のアイルーたち(金毛の「オーラ」と蒼毛の「ブルース」)に気を取られてくれれば、ひたすら的だし。 

 むしろ、地上を走っての猛タックルが怖い。こちらは飛べないんだし。ギリギリでコロリンと避けてるつもりなのに、ちょくちょく翼や脚に引っかかって、転がされちゃう。 


 その地上での突進を避けるのに必死で、攻撃が単発になりがちだったので、一点集中を諦め、弾丸を「Lv2通常弾」から「LV1散弾」に切り替え。私のボウガン「クロスブリッツ」では、こちらが連射機能に対応していて、一射で三発分の攻撃が出来るし、スキルで「散弾強化」も発動している。 

 ただし、「反動」が強くてね……? 

 連射後に固まってるスキを突かれて、突進をまともに受けちゃった! ガンナーの防御力を舐めるなよ? 紙なんだぞ? 豪快にHPを削られた上、起き上がるのに手間取ってる内に、二発目があー! 

 乙りましたよ……。 

 この後、同じような展開になり、一旦エリアから出ようとした所に背後からブレスが命中、上手に焼けて二乙目……。 

 

背水の陣 

 

 さてさて、回復薬も残り少ないし、背水の陣ですね。 

 最も、レイラ姐さんの方も同じことのようで、頻繁にスタミナ切れと怒り状態を繰り返し始めましたよ。ちゃーんす。 

 慎重に距離を取り、間合いを取り、しかし隙あらば着実に撃つ! ここに来てやっと、ノヴィ師範に教わったガンナーの基本中の基本を忠実に守れるようになった私の攻撃に、ついに姐さんは脚を引きずり出しました。捕獲可能ですよ! 

 

 しかしここで、残酷な現実を叩き付けられます。 

 ……捕獲セット、忘れたーーーー! 

 以前、ドリンククエのボロス戦で、同じコトしてクエスト失敗に追い込まれたっていうのに、私のばかあ。 

 

 ……まあ、忘れたものは仕方ありません。「基本」に忠実に……忠実に……倒れるまで撃ち続けるだけです。 

 追い込まれた姐さんは、再び巣に戻ってきました。卵を守る母親の本能かと思うと少し切ないけれど、こちらももう後がありません。 

 確実に弾を当て……確実に避け……もう、一息で倒れるはず……。 

 

「ぴぎゃああああああ!」 

 

 突然、弾も当たっていないタイミングで姐さんが叫び、地響きを立てて巨体を地面に横たえました。 

「な、なに?」 

 そのまま、ピクリとも動かなくなった姐さんを見て、どうやら倒せたのだと理解しましたが、一体何が起きたというのでしょう。 

 そこに駆け寄ってきた相棒「オーラ」と「ブルース」の二頭のアイルーを見て、ハッと思い当ります。 

 最後のその瞬間、姐さんの頭部の辺りで、爆発が起きたように見えました。「オーラ」の方の得意技は、「近接攻撃と爆弾」……。 

 そう、オトモの爆弾攻撃がトドメの一撃になったのです。 

 

「……」 

 トドメは取られるし、思わず声が出るほどびっくりしたしで、怒ろうか、肩を落としてみせようかと一瞬迷ったけれど、無邪気に両腕を振り上げて喜びの舞いを続けるアイルーズの姿を見て、仕方なく笑って頭をなでる。この子たちがいなかったら、狩りはもっときつかっただろうしね。 

 

 親がいなくなった隙にとばかり、背後にある「巣」の卵に群がるジャギィを散弾で一掃した所で、お迎えが来て、クエスト終了。 

 あの卵はやっぱり食べられちゃうんだろうな……。 

 親を殺しておいて言うのもなんだけど、その親と激しく戦った身としては、なんか悲しい。ジャギィも生きるため? うん、それはわかるんだけどね……。 

 

新たな世界 

 

 ユクモ村に戻ると、なんか話したそうな顔をした村人がたくさん。 

 リオレイラを倒したことで、ハンターとしての腕前をひとつ上げたと見てくれたらしいです。 

 定番の新装備も並んだよ。姐さんの装備は、深い緑とウロコが美しいイイモノですねっ。 

 でも、素材不足で全然作れませんけど……。 

 姐さんは周辺地域でよく見られるモンスターなので、素材を揃える機会に困ることはありませんが、そう考えると、つくづくこの世界、人間はヤバい状態なんだなあと思い知らされます。 

 上から目線で悲しんでる場合じゃないですよね、まったく。この世界、主役はモンスターの方で、滅びそうなのは人間の方なんだ。 

 

 まあ、だからと言って、黙って滅ぶのを待っているわけには行きません。人間のとりえはしぶといところ。私たちハンターは、その代表格。人類の領域を守るため、広げるため、戦うのです。 

 その戦場が、また広がりました。 

 私の腕が上がったということで、許可が出たらしいそこは、「火山」エリアです。 

 それはもう暑そうですが、そんなトコロにまで行動範囲を広げているあたり、やっぱり人間もハンパじゃありませんね。
 

  さて、次は……砂原の大口? 火山よりはマシですが、やっぱり暑そう……




☆次回、「砂原の大口」へ……続く。


 

 



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