開発した新しいシェイプで図面の標準化を計画している場合も、Visio® をより大規模なシステムに統合するカスタム アプリケーションを計画している場合にも、大半の Visio ソリューションには、マスタシェイプ、ステンシル、テンプレート、図面が主要コンポーネントとなります。ソリューションを設計するときは、これらのコンポーネントを最も効果的に使用することが大切です。
作成したシェイプは、再利用可能なステンシルのマスタシェイプとして配布できます。ステンシルは、作成したシェイプを後で再利用できるように、まとめておけるソフトウェア ライブラリのようなものです。テンプレートを作成して、特定のステンシルを開いたり、ぺージ設定、レイヤー情報、スタイル、シェイプ、タイトル ボックスなどや、カスタム ソリューションのユーザへの配布を簡単にするマクロなどを指定することもできます。作成した Visio のファイルには共通の情報が含まれますが、ファイル名の拡張子からそのファイルがユーザにとってどう見えるかがわかります。
この章では、これらの要素を紹介し、ソリューションを効果的に利用するためのヒントを示します。
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