リフレクトフォース/レーザー

 ショットボタンを押し続けることで、自機の周りにバリアを展開。この間は完全無敵です(レーザーやミサイルなどの攻撃はリフレクトできないものの、無敵時間で抜けることができます)。
 また、このゲームは一度ショットボタンを押すとしばらくうち続けるセミオート連射になっています。あまり連射スピードが早いと、ため押しと認識されてリフレクトが暴発することになりますので、連射装置が付いていないアーケード台でプレイする方は注意が必要です。
 発生するまでの時間は29フレーム(約0.48秒)。また、バリア消滅後も90フレーム(約1.5秒)の無敵時間があるので、その間に画面に残った敵弾を抜けることができます。一度バリアを使用した後、ゲージが充填されて再び使用可能になるまでの時間は235フレーム(約3.92秒)。これらに関してフォース、レーザーによる差はありません。
 なお、一旦バリアを発生させればその間もショットは撃てます。(筆者は当初気付かず押しっぱなしにしていたんですよ…。だって、普通ため撃ちってショットと併用できないじゃないですかっ(汗))

 機体選択時に、敵弾を跳ね返して攻撃する「リフレクトフォース」と、敵弾を吸収した後、ロックオンしてレーザーを撃つ「リフレクトレーザー」から選びます。まずは両者の違いです。

【リフレクトフォース】
 発生時より敵弾をそのまま反射して自弾とする。跳ね返した弾が敵に当たると倍率アイテムに。
○レーザーより攻撃力が高く、また、反射弾で即時攻撃できるため、無敵中に敵を破壊できる。
○着弾点から倍率アイテムが発生するため、アイテムが密集するこにとなり回収効率が良い。
○バリア展開中、時間差をつけてリフレクトすることで二重にボルカノンを起こすこともできる。
○処理落ちを起こしやすい(※ボルカノンの発生条件に関わる)
×反射角を調整しなければならず、安定しづらいため扱いに慣れが必要。
×耐久力の低い敵をすぐに破壊してしまい、倍率アイテムをうまく出せないこともある。

【リフレクトレーザー】
 バリア展開中に敵弾を吸収し、画面内の敵を順次ロックオン、最後に一斉にレーザー照射する。
○自動照準で全方位に向けて攻撃できるので、ザコが多い地帯で有効。
○自機がどこにいても攻撃に影響ない。
○単純に弾数が多い地帯でボルカノンを狙いやすい。
×最後に攻撃するため、バリア消滅後も画面内に敵弾が残っていることが多くなる。
×倍率アイテムの発生点が分散することになるため、アイテムの回収効率に劣る。
×攻撃が分散するため威力が低い。

 以上の特性から、スコア稼ぎを楽しみたい人には、アイテムボルカノンの起こしやすさやその回収効率からフォース、初心者には狙いを定める必要がなく敵を一掃できるレーザーがおすすめです。
 しかし、稼ぎ重視ならフォース、クリア重視ならレーザーとはいえ、レーザーも後半になってくるとかえって辛い場面が出てきます。それは、バリアを展開した最後に攻撃をするため、バリアが消えたときに破壊直前の弾に囲まれた状態に陥りやすく、あまつさえ威力の低さからリフレクトレーザーでは倒しきれない場合も出てくるからです。これは、バリア展開中の無敵時間を利用して固い敵に張り付いて撃ち込むことで活路を開ける問題なのですが。同時に、弾幕の誘導やリフレクトの使いどころをしっかりパターン化する努力が必要となってくるでしょう。また、レーザーでは、5面ボスなどパーツの多い敵に対してはダメージが分散し、1パーツ当たりへのダメージ量はかなり低くなりますので、きっちり撃ち込ことと適切にボムを使うことを心がけた方がいいでしょう。

機体性能考察】【アイテムボルカノン】【ステージ紹介

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